名古屋大学が中心となって、企業法の学者や卒業生などが組織する
企業法研究会の事務局の教授から来春の報告の招きを得た。
当初は、この11月にでも、今回出版した「事業承継に関する信託」を
報告しようと考えていたが、来春となって良かった。
来春なら、現在、中央経済社に依頼されている原稿で発表することができる。
これまでは、報告を聞くばかりで、やっと恩返しが出来ることになった。
しかし、未だ、原稿が出来ていない。
今日は、久しぶりに1日部屋に閉じこもって、その原稿に没頭することが出来た。
1日、部屋に篭ると、体重管理が大切だ。だから体重計が必要だが・・・
その体重計について、昨夜のチェックインの時は驚いた。
部屋に入ると、「体重計」が用意されていた。しかも・・・
今までは、インの時に請求しないといけなかった、LANコードや蛍光灯スタンドも
既に机の上に用意されていた。感激した。
しかし、このサービスが一人、フロントマンの心配りだけであったとしたら
それは多分、経営としては弱いのであろう。
仕組みとして、システムとして、このサービスが出来るかである。
著名なホテルのドアマンは個人の経験を資産として
2000名のお客様を記憶しているという。
問題は、そのドアマンを生涯ドアマンとして位置づけ、替えず
「仕組み」としているからこそ、そのサービスが継続されて提供される。
しかし、通常のホテルは、人事異動があり
昨夜のサービスをしてくれたフロントマンもやがて移っていくだろう。
その時に、昨夜と同じサービスを、久しぶりにブラリとやってきた私に
提供できるかである。
私は、当然、期待してやってくる・・・・
そこで、期待を裏切られる可能性は高い。
その失望を味わいたくないから、二度と利用しないこともある。