相続税の税務調査で1日、職員と同行する。
税務署より1時間早く乗り込み、最後の打ち合わせ。
特殊な職業をどう分かって貰うかが鍵であった。
1年前、相続人の一人が遺産分割を巡って依頼した
東京の弁護士との交渉をした苦難の日々を思い出していた・・・
いや~あの時は大変だった。
それに続く、別の親族との事務所での大調整のため
急遽、東京からトンボ帰りして、再び東京に向かったあの日。
懐かしくもある。
話を戻して、調査は結局・・・
それが最後に問題になった。
調査の締めくくりに税務署員からの質問もそれだった。
そこで、こちらも「最終プレゼン」で、その抗弁を精一杯した。
予定より1時間早く、調査を終了したので
今後の対策を打ち合わせする。
・・・と言っても、別に隠しだてしていないので特に対策は必要ない。
「これからいつまで続くのだろう?」との相続人の不安などに
答え、今後は、私に税務署から電話あって
書類上などのやり取りがつづくだろうことと
恐らく、遅くとも年内には片がつくだろうと予想を伝える。
疲れた・・・用心棒稼業の宿命であるが・・・これが最も重要な盾の役割である。
それでも夜は青税の秋季シンポのプレ発表の出来具合の確認のため
未来会館に向かい、若手税理士の発表内容にご意見番としてアドバイスする。