« 中央経済社『税務弘報』に拙稿が掲載される | メイン | 待つ+学び+調べる »

Webミーティング+上京研修+和解交渉、土壇場で決裂?

午前はWebミーティングで、
東京、大阪、名古屋、岐阜をTV電話のようにネット上で結んでの経営計画の会議である。
1時間半の会議をしながら、
溜まった郵便物の整理などの内職や、請求書の打ち合わせも、本物の会議以上に出来るのが、
Webミーティングの良いところでもあり、悪いところでもある。

特に今回からはバージョンアップして、音声ミュートと同じように、
カメラも、一時的に消すことが出来るので「大あくび」が出来るのだ。
 
 
11時に終えてすぐさま上京する。
東京駅に到着して、ホームから著作権侵害事件の弁護士に、
面談の打ち合わせするも、すでに予定があって、明日も駄目だという。

あるきっかけで・・・・それこそ、天の悪戯で、和解に応じる旨のメールを送った。
そして、先月打ち合わせた最終合意文を確認したいので送ってくれるよう依頼した。
「これで面談に応じなければアホだ。」と思う内容だ・・・

3時から、神田で研修を受ける。
最初の、政府系ベンチャーキャピタルである「投資育成」の話はためになった。
特に、検討されている事業承継税制は、投資育成においてアゲインストであることは
気が付かなかったが、言われてみればそうだ。

2つ目の診断士の話は役に立たなかったが診断士の立場は理解できたので
ビジネスの話としては、展開上役に立つと思った。その意味では価値ある話だ。

3つ目の、銀行提案に対する対応の仕方は、非常に経営上考えさせられた。
「株価計算」には非常に手間が掛るので、通常数十万円の報酬を最低でも頂くが
これをどう考えるのか・・・ある先生は300万円を請求している話も出て驚く。
 
 

6時に終えて、チェックインしたのは、9月にオープンした有楽町のペニンシュラである。
ここが、和解交渉の舞台である。メールで再三やり取りし、弁護士は
今夜11時過ぎなら、来るということになった。

弁護士が他の仕事で外出している間に、送ってもらった、最終和解案を
念のためにチェックする。すると案の上・・・チェックして良かったぁ~
よく読むと、先月に打ち合わせた内容と微妙に書き換えられているではないか!

すぐさま異議を唱えて、修正できなければ和解できない旨を返信する。
しかし、弁護士は外出していて、秘書からの返信のみであった。
「ホテルについてから、どうすれば良いか」の指示をくれとのことだった。

通常、ホテルは客室に来客を入れないが、ペニンシュラは異なる。
フロントと打ち合わせて、調印が出来る環境を整える。
臆しないためにも、高級ホテルの環境が役にたったのは
先の最終合意文の確認に、動じずに迎えたこともあった。
 
 

返事を待つ間、SPAにもなるバスルームでTVを見ながら汗を流す。
これだけでシングルルームもあるかと思う大きさで、
例によって、ガラス張りのシャワールームもある。

今回、初めて体験したのは、そのシャワールームに掌を広げたよりも一回り大きな
天井からの大雨のようなシャワーであった。もちろん、通常のそれもある。
バスタブに浸かりながら『プロフェッショナル 仕事の流儀』を鑑賞する。

今回は、マンガ編集者がテーマであったが、驚くほど今の私の執筆と似ている。
その「流儀」の中で、日ごろ思うことを言葉に表してくれていた。
TVを見ながらなのでサウナ代わりに1時間余り入っていた。
そして、かの弁護士が外出から帰る時間、11時に再び連絡を取り合う。

交渉は、直ぐにはまとまらなくなった。関係者と打ち合わせが必要だという。
こちらも、それが変更されるなら、再び教授らと打ち合わせせねばならい。
訴訟に戻るかも知れない・・・・

結局、本日11時からの調印は土壇場でキャンセルとなった。
半月ぶりで祝杯の酒を開けようかと思ったがお預けとなった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makigutikaikei.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/19

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年11月06日 15:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「中央経済社『税務弘報』に拙稿が掲載される」です。

次の投稿は「待つ+学び+調べる」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35