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「会計と税務の乖離」+著者馬鹿・・・・執筆時間の合計は・・・・

昨夜は午前3時半の就寝だったので、完全に寝不足で、電車は座った。
しかし寝ようとしても寝られず先方に到着した。

監査法人の方と同じ日の訪問となったが、担当者は、「会計と税務の乖離」に悩んでいた。
まったく、実務はどんどん煩雑になり、利益の生まない事務負担が企業を圧迫している。

ここ数年、とみに「税務と会計の乖離」は著しくなっている。
一部は歩み寄りが見られるが、残念ながら、多くの乖離が残っている。
しかも、「会計」の中でも「会社法会計」と「金融商品取引法会計」との乖離も甚だしい。

先週の上京の折に、東大の神田教授の講演を聞いた時も、その話が出た。
両者が一致しているものもあるが、どうしても一致しない部分もあるし、
さらには、一致しているのかしないのか分からないという部分まである。
 
 
訪問等を終えて、久しぶりに名古屋の書店巡りをして、自書の在庫状況をチェックする。
ジュンク堂に続き、JR高島屋11階の三省堂書店を見て回ると・・・
 


「事業承継」の方は、漸く品切れを解消しフェイスを確保していた。

ところが、「税制改正と会社法」はジュンク堂で品切れ状態だったし、
三省堂でも1冊だった。少なくとも先月だったかに10冊でフェイスを確保していたので
それだけ売れたことになるが、如何にも寂しい感じがするではないか・・・
これも「著者馬鹿」の一つである。
 
 
何故、著者馬鹿になるのか?それは、手塩に掛けて育て上げるからである。
どれ位、手塩に掛けるか・・・たまたま集計した表があるので、それを見てみると驚くだろう。

『中小企業の事業承継』は、
企画から構成、執筆、イラストキャラクター開発、イラスト作成、2度の校正を合計すると・・・
873時間となる。これは1日8時間換算で週休2日換算で、丸々5ヶ月となる。
その間にホテルに缶詰になって執筆したのは22泊である。

まあ、これだけを考えると、とても採算は取れるものではない。
執筆を通して、ノウハウを確立することで、
お客様へ提供できるサービスをレベルアップできるからこそ価値があるのである。

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2007年11月20日 17:23に投稿されたエントリーのページです。

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