月末、月初の多忙をこなして、4日ぶりに原稿に向かう。
並みの忙しさでなかったので、疲れが溜まっていたことと
仕事の内容を切り替える時には、なかなかギアチェンジが出来ないものだ。
午前は、しばし呆然としつつ、月末月初の間に出来なかった
例の著作権侵害事件について、やっと検討する。
「出版会社の決済があるから月末までに返事を・・・」と言われていたが
こちらはそんな余裕のない期間だったから放置してあったのだ。
第一、失礼ではないか!
訴訟になれば、被告人の一人となる出版社なのに
社内決済の締め切りがあるから・・・などと悠長なことを言うはずがない。
「和解」が成り立つなら、それを望む限り、最優先で処理するはずだ。
それを「決済があるから・・・」と返事を急かせるとは・・・腹が立った。
こっちは急がないし、近いうちに、いつでも提訴できる強みがある。
それでも、こちらから手を差し伸べてきた。
メールは便利だが、返事を書く方も時間がかかる。
言いたいことも言えないこともあるし、微妙なニュアンスは伝わらない。
だからこそ、先月の13日は、私が上京する折に会いましょうかと
こちらから誘い水を出しておいた。
しかし、スケジュールが合わなかったから会えなかったのは良いとしても、
それならば、譲歩案を持った上で(これが重要ですが・・・)
「次回は私がそちらに出向き会いたい」とか、
「本来はこちらから伺うべきところですが、許されるならば
次回、上京される日程をお教えいただければお目に掛かってお話をしたい」
という言葉があってもおかしくないのに、何らない。
それでも、来週の上京に合わせて、条件が進展するなら
面談する機会を作るかどうかを検討する。
同じ話の蒸し返しなら、会うことはしない。時間の無駄だ。
午後から、原稿に向かいやっと調子に乗ってきた。