土曜。朝は炭水化物ダイエットとしては「禁断のトースト」を、薄いとは言え、2枚も食する。と言うのも、ここのホテルのトーストだけは、どういう訳か美味いからである。
数ヶ月前にその謎の一端は解明したのだが、その「方法」を他所で試すと、その美味しさが出ない謎にぶち当たっていた。後の原因は、パンそのものか、その薄さか・・・
今週の月曜に東京で発見した論点について、昨日はずっと考え続けていた。
おぼろげに結論は見えてきたが、未だ明快ではない。すっきりさせるための1日になりそうだ。
「集中・没頭できる喜び」を噛み締めて研究に向かう。
しばらくして、ついに「その時」がやってきた。論点らしき課題をノートに整理していると・・・
突如、論点が浮かび上がってきたのだった。
論点=問題点が明確になれば、それを集中的に調べれば良いのだ。
それまでは、問題点が混沌として、「何かがおかしい」「しかし、何かが気になる」と
鼻がヒクヒクと動けども、何を嗅げば良いのか、暗中模索だったのが
「このハンカチの匂いだ!」と判ったのだ。
そうすれば猟犬のように・・・
獲物である、該当する判例を調べる。そして、そこから芋づる式に論点がつながり、
先日何気なく読んでいた判例評釈や論評に、思い当たる言葉があることを想起し、
今度はそれを探る。
それを探し当てると、さらに、直近の注目判例である8月のそれへとつながってきた。
ふと気付くと、正午のニュースの時間を過ぎていた。嬉しい失念である。
1時過ぎに満ち足りた疲労を得て、仮眠を取る。
世界一美しい村と言われるイギリス コッツウォルズ地方。それはどんな村だろう・・・
と午後の満ち足りた時間の中で、メールの受信ができなくなったPCのメンテをしながら
BS2で「 プレミアム10」の再放送を見る。
村の美しさは、勿論ではあったが、それにはさして感動しなかったが
そこに暮らす人々の生活と労働を見ていて知ったのは
適度な自然の中に共生する人間の生活であった。
アーミシュほど禁欲的ではなく、庭や畑から生まれる適度な自給自足と
手作り銀細工工房などのハートアンドクラフトによる付加価値のある仕事が
絶妙にバランスしている。
それは、私の目指すべき将来を示してもいたが、私には苦手な庭仕事や料理が課題だ。
キシュツゲートのフェザーさんが3代にわたって庭を守り続けたその教えは3つだった。
「どんな教えだろう?」と、想像したのは、広大で美しい庭だから、
資金的な教えを思い描いていた。しかし、それは驚くほど単純だった。
だが、それは、示唆に富んでいることに気づく。
1.剪定(せんてい)をしっかりしなさい。(ついつい、切り過ぎを心配すると駄目)
2.雑草はすぐに抜きなさい。(雑草の花が付く前に直ぐにしないと20倍大変になる)
3.よく観察しなさい。(庭を観察していると、今何をしなければならないかが分かる)
しばらくは、さして庭好きでもない私には、
ガーデニング好きな人々のノウハウとしか映らなかった。
しかし、それは、「経営」そのものであることに、思い至った。
庭は人為的なものである。人の手が入り管理され、自然ではあるけれども
まったくの自然そのものでない美を創り出す。「経営」もそうである。
「経営」は「事業」だけを意味しない。「家庭」も経営である。「人生」すら・・・「経営」である。
そう思って、先の3つの教えを読み直すと、何と含蓄に富んでいることだろう。
気分転換に150mを超える高層階に初めて行って、夜景を見ると、一段と綺麗だった。
恐らく、空気が澄んでいるのだろう。
鰤大根を食すが、大好物のミンチかつを口にすると、思わずホッとした。
糖度計で甘さ保証付きの、信州りんごのプレミアムも食べた。が・・・裏切られた。
安藤美姫がグランプリ出場権を狙う、NHKフィギア。昨夜はSPを見て
今夜は、フリーを見ようとしたが、番組を最初から見ていると執筆ができないので
8時45分までの番組だから・・・8時半頃に安藤が滑るだろうとタイマーを付けてTVを切る。
執筆の区切りが8時25分頃に付いたので、アラームより早くTVを点けると・・・遅かった。
何やら、暗い雰囲気だ。点数が出ると4位だった。何が起こったのだ?!
しかし、意を決して、TVを切る。そして、失敗した画面を見過ごして良かったと思う。
その後、3つほど見たい番組があったが、
原稿に集中していていずれも見過ごすこととなった。良かった、良かった。2時半就寝する。