昨日の大掃除の疲れは、昨日から出ていた分、「若い?」かと思いつつ
今朝は、妻に、腰に乗って踏んでもらった。「う~~っ!」
昨日の大掃除は、私だけだったが。今日は事務所全体で大掃除だ。
その中でも私がやる大切なことは、「廃棄」を抜き出すことである。
「週間税務通信」は、今ではネットで過去記事を検索できるので、昨年以前は「廃棄」。
「商事法務」は資料価値が高いし、ネット検索できないので、永久保存。
「日経パソコン」は購読更新をしないこととした。これらは方針が決まれば任せられるが・・・
雑多な資料は、目を通さないと分からないから、それが私の重要な仕事である。
2日間で廃棄したのは、高さにすると何と・・・
5~6m位にはなった。
午後から、大掃除を中座して、ゼミに参加する。
このゼミがあるから、私だけ先に昨日1日掛けて大掃除したのだった。
教授は、カネボウの株主代表訴訟の株式評価鑑定人である。
今日のゼミは、その鑑定に関する、裏話も含めてのお話を伺えて勉強になった。
元、上場会社とはいえ今では抜け殻の非上場会社の株式評価の費用は
裁判所の選任した公認会計士で“数千万円”を要したのである。
しかし、通常超特急で仕事をしなければならないし、
何度も、専門家会議を開催して話し合わねばならない。
その手間と、その間に他の仕事が出来ないなどを考えると、それは決して高くはない。
しかし、通常は、なかなか理解が得られない。
それでも、株主達は代表訴訟を提訴した・・・まだ、係争中である。
これで勝てば良いが、負ければ、損失の上乗せになってしまう・・・
規制緩和で、“事前から事後に”変わったことが、「法的業務の肥大化」を招き
弁護士や、鑑定人が儲かる世の中はおかしいのではないかと教授自身も仰る。
先輩と、原稿の打ち合わせをしながら帰り、6時過ぎからは事務所の忘年会である。
昨年から、心決めしていた、長良川沿いの洒落た創作中華料理の店である・・・が
ちょっとちぐはぐな感がいなめず、笑ってしまうこともあった。
この夜、12月最初の飲酒となった。