土曜の夜は午前4時就寝だったので、今朝は10時前に起きた。
妻に誘われた魚焼き器で焼いた美味いトーストを頂き、
団欒後、布団干し、ノーマルタイヤの収納をし、
さあ!今日中には“急便送付”分の「東京講演のレジュメ」を仕上げる。
3時過ぎに、クロネコさんにお願いして、まずは一段落。
続いて、「講演ネタ仕入れと検討」を続ける。
丁度、本日の放送に適当な「講談特選」があり、何度も聞き直し構想を練る。
この辺り、私独特の構想方法でありながら、決まった方法などない。
毎回ランダムで自分でも察し難い、混沌の中から「創造する世界」である。
だから、傍(はた)から見ていると、遊んでいるような、いないような・・・
例えば、今日、熱心に調べたのは・・・・こんなことである・・・
東京講演の会場の地理、沿革・・・
両国の回向院、本所松坂町公園、永代橋、霊岸島などを調べる・・・
一見、講演とは無関係な事柄であるが、これが重要なのである。
落語で言うと、「枕」に使おうというものである。
講演では書籍をテキストに使うため、これをPCプロジェクターに投影するために
少し加工した上でデータを講演主催のセミナー会社に送る。
900MBほどある重いデータである。
大河ドラマ『風林火山』の最終回と『ワーキングプアーIII』を鑑賞後、
無性に酒が飲みたくなって12月になって3回目の飲酒をしつつ
やっと、残るレジュメに取り掛かった。既に又も午前様である。
2年物の焼酎に続いて、頂いた高価なワインをここぞとばかりに開けた。
実に久しぶりのワインである。こんないきなりに開けるものではないのだが・・・
切羽詰った中で、助けを請うように開けるには、それなりの価値はある。
口当たりサラリとした上品なワインに、鈍い私も感じるものがあった。
“ここぞ”と言うには、それなりの訳もある。
今回の東京講演には、“ここぞ”の意味があるからである。
先に講演会場周辺の沿革を調べていて気付いたことがあった。
永代橋を渡る前に「佐賀」がある。
『忍ぶ川』で思い出深い「深川」の西だ。そしてその名は私の生まれ故郷の名でもある。
その「佐賀」から永代橋を渡って、茅場町という今回の講演会場に至ることに
"因縁”に近いものを感じずには居られない私であった。
明日、先輩に渡す「裁判資料」をコピーして万全を期す。