7時半朝食はバイキング。8時半過ぎに皆を見送り、
私は、11時10分の名古屋駅までのノンストップ高速バスまでを、部屋で過ごしたり
喫茶で読書したりした。400円の珈琲は驚くほど美味くないトホホの味である。
バスの時間より早目に外に出て、少し外気を吸うと気持ちが良く、
折角、昼神温泉郷に来たのだからと、小散策する。
バスは往きのマイクロと異なり、大型であるから静かで読書が捗った。
現在執筆中の原稿に、直接関係する文献の読書ではない。
勿論、その文献は持ってきてはいたが、旅行中には読む気になれなかったのだ。
昨日途中から読んでいる本は、先日来、読んでいて、既に紹介済みであるが、
どうやって、思索を深め、まとめるかについての方法論である内容で
小旅行の際には、丁度良い読み物となって得るところが多かった。
名古屋駅に1時に到着し、ジュンク堂で『おひとりさまの老後』を買う。
JRの中でも先ほどの読書の続きを行い・・・・
帰宅して、相続人二人に電話し打ち合わせをして、直接的な仕事としては今年最後とした。
依頼者の相続人とは、敵対的な関係で、弁護士を立ててきた相続人であった。
昨年は、この東京の弁護士と、真っ向、正直・誠実に交渉して申告をすることが出来た。
今回の修正申告に当たっても、誠意をもって対応し説明をした。
しかし、依頼者の相続人の人間性の素晴らしさがなければ実現はしなかった話だった。
今日、弁護士ではなく直接、相手側の相続人と直接電話したのだ。
昨年の険悪な、雰囲気と異なって、信用してくれている、明るい声であった。
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荷物の整理整頓と新聞チェックをし、HPのメンテをしつつ、
TVでは、過疎地に密着してヒット商品を開発する世界的な中小企業を見た。
夕食と団欒は家族旅行のための娘のファッションショーが中心に回る。
その間に、私は誕生日プレゼントを貰った。昨日の誕生日は、忘年会で不在だったからだ。
無印良品の「ルームシューズ」と「手袋」で
共に、私の”生態”を知り尽くした妻ならではの贈りものであった。
特に「手袋」は指先を出したり、カバーしたり変更できる優れ物で、感激だった。
「この頃は、指が冷たいって言わないわね」と妻が言う。
「まだ、寒さがそれほどでもないから・・・」と返事するも、ひょっとして・・・と思うことがあった。
8月下旬の断食道場で、医師から指摘を受けた「冷え性対策」が効果を表したのでは・・・。
お礼ではないものの、子供達の用事で何度も送迎や買い物に借り出される妻は
疲れていたというので、肩を揉み解してあげた。
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書斎に入り、「ルームシューズ」を履いてみる。軽くて薄くて暖かい!感謝!
TVでは、全長60kmのエベレスト街道を15日間かけて踏破し、人々の暮らしやダイナミックな大自然に触れるトレッキングの番組が流れ、何故か心惹かれて、チラチラと見る。
エベレストに登るのではなく、麓をトレッキングするという「方法」があることに新鮮な喜びを知る。
それでも、シェルパの援助が必要で、何日も高山に慣らすためにキャンプしつつ登るのだ。
年末年始の、録画予約をして、その最初の番組である『53年ぶりの日本一』の
中日、落合監督の対談番組を見る。
中日ファンの端くれではあるが、熱心ではない私が、この番組を見るのは他でもない
監督業=マネジメントであるからである。
見始めると、予想を超えて、経営のヒントが満載されていた。
「オレ流」つまりは「自主的」な練習や、監督としての言動に含蓄がある。
鑑賞途中で、入浴し、長男がバイトから帰って、しばしの団欒は
バイト先の残“パン”を食す夜食会が始まった。
勿論、私は炭水化物ダイエット中だから、指を加えて見ているだけだ。