年末準備の忙中閑、柳家小三治の『うどんや』の“話芸”に見入り、聞き入った。
単純な話から笑いを引き出す、絶妙な“間”の芸だった。
また、『こころの時代』で、『命の重さ 還らざる若者への鎮魂歌』と題する番組。
特攻のノンフィクション・ノベルの作家神坂次郎氏へのインタビューを聞く。
検閲の厳しい中、走り書かれた「人生駆け足」とか「お母さん」とだけ遺書の意味を知る。
川柳に託した遺書もある。
『生きるのは よいものと気がつく三日前』
11時20分、家族旅行出発!
12時25分、名古屋駅の新幹線ホームに辿り着く。昼食の弁当を買い、車中で食す。
舞浜に着いたのは、3時過ぎだった。リゾートライナーで長男と私が「シー」の行列を形成する。
既に数百人の行列が出来ている。
妻と次男と娘は浦安の「オリエンタルホテル東京ベイ」に先にチェックインする。
行列に並んで約1時間、シートを引いて読書する。
しかし何と、5時からは立って詰めて並ばねばならない。既に暗く、読書は街頭頼りに頑張る。
7時半頃に、家族が合流した。列が段々、エキサイトしてくる・・・・夜8時の開園!
「走らないで!」のアナウンスは全く無視して、皆、走る!走る!疾風の如し!
我が家も長男と次男が『席取り特攻隊』のように。シートだけを持って激走したようだ。
その後、夫婦と娘がゆっくりと進み、どの席が取れたかを携帯で確認する。
兄弟が2箇所の場所取りを走ってくれて、それぞれ良い席を確保してくれた。
すると、今度は、どちらの場所かに選択せねばならない。
長男の取ってくれたのは、近いが、“立見席”である。
私が比較検分し、判断し、次男の取ってくれた帆船の後ろの座れる席とした。
持ち込んだ絨毯の2畳分切れ端を広げ一坪に、俄かに我が家が出来上がる。
夫婦は、ここで留守番をする。9時から通常の夜間ショーを鑑賞し、
子供達はアトラクション鑑賞に出掛ける。
ここでは入場口前より読書の出来る立地だったが読まず、夫婦で時折会話をして
ひたすら、『カウントダウン』の時を待った。
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隣のディズニーランドの大花火とシーの花火の両方が見られて最高だった!
新年、明けましておめでとう!
まだ、年賀状が全く用意できていない。それだけが気掛かりな2008年であった。
思えば、このカウントダウンパーティを確保するだけで大変な半年であった。
偶然とラッキーと心掛けがなければ、今夜は実現しなかった。
その苦労を労うような“祝砲”に、私は聞こえ、見えた。
TDRの大花火が、通常の花火大会のそれなのに対して、
TDSの花火は、ロケット花火のショーである。それぞれ捨て難い。
半時余りのショーの後、歩き、持ち込んだ絨毯をゴミ箱に捨てて、「浮き輪マン」を食した。
「インディージョーズ」は全員で乗ったが、隣の「レイジング・スピリッツ」は娘と次男のみで
残る3人はアラビアン・コートのベンチで仮眠し、
「タワーオブザテラー」を全員で体験した。子供達はGWで体験済みである。
既に、午前3時は過ぎていた。長男と次男はTDRへ向かいFPを取得に走ったが
夫婦と娘はホテルにホテルの無料シャトルバスで戻った。約半時遅れて兄弟も帰ってきた。
入浴や団欒を終えて午前4時頃か、4時半かに就寝し皆も就寝の後を追った。