6時半起床で体重を量ると70㎏台に入っているようだが、
立派なインテリア型のガラス製のアナログ体重計で俄かに信じないことにする。
7時からの朝食は、期待通りの素晴らしいものだった。
それだけに食べ過ぎないように気を付けて、それでもほんの少し超過してしまった。
7時半から朝ドラ見て腹ごなし。朝刊チェックが続き、8時15分から朝ドラを再度見た。
2度目も、その笑いに"涙”であった。その“笑い”、素晴らしいと思った。
11時の和解調印まで2時間余りの間にどれだけ原稿に向かえるか勝負だ。
朝陽がまぶしく入る部屋のブラインドを4分の3下ろし・・・・
TVは音楽ビデオの“エコミュージックチャンネル”という、最適なBGVが流れる。
今、流れるのはモーツアルトの癒し効果でセレクトされた構成だと言う。有り難い。
これがTM(トレードマーク)がついている『モーツアルト効果』と言うらしい。
従前から、そんな効果があるらしいとは知っていたが、そう当てにもしていなかった。
兎に角、今日の和解契約は“笑顔で始めて笑顔で終えたい”と願っていた。
そうしないと、「許す」という気持ちが“収まらない”し“治まらない”。
しかし、さりとて、契約文面は慎重に確認しなければならない。このバランスが難しい。
その点、助けになるのはロケーションと先のBGVだった。
だからこそ、謝罪側が岐阜までやってくるという中、
当方が上京した折に、こちら側が会場費を負担してでもセッティングしたのだった。
昨日、のぞみの中で発想できた原稿案を具体化する。
出来立ての論理というのは揮発性が高い。自分で思い付いていても放置すると・・・
まるで蒸発したかのように雲散霧消してしまう。
10時20分、弁護士から返信があった。部屋での調印が決まった。
11時から加害者と弁護士と出版社の3人が部屋にみえ調印を順調に終えることができた。
加害者がみえたことはそれなり評価できる。
しかし、昨日の夕刊の「大人の謝罪の仕方」を思い出した。
改めて、「声に出して謝罪の意を述べる」そのことが必要なんだと思った。
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終えて、早速、教授と共著の先輩にメールを送った。
12時前にチェックアウトして新橋駅を挟んで反対側のセミナー会場に向かう。
一件落着を表すかのように、空はまさに、「日本晴れ!」だった。
書店で「週間新潮」を立ち読みしてから、新書(後で紹介)を1冊買い、さらに
駅前のヤマダ電機で確定申告のICカードリーダーを見ようとすると・・・在庫切れだった。
東京でなければ岐阜では絶望的ではないか?
マックで、100円シャカシャカチキンとサラダにコーヒーをお試しで求め会場で食する。
1時から研究会に参加する。しかし話は驚いたことに進んでいった。
某証券会社が潰れそうな様相なのである。
東京都のCBOがサブプライムローンで発行延期になったが
原因は、格付け会社がサブプライムローン問題で格付けを出さなくなってしまったことだ。
これと同様なことが、某証券会社でも起こっており、
この証券会社が出す社債について格付けが得られなくなっているので大ピンチだという。
何か、深刻な状態だ。
次に「資産流動化法」の概要を学び、さらには"非按分型分割”の事例で
論議活発となり、定刻の5時を少し過ぎ、慌てて岐路に向かう。
東京駅の駅中でケーキを2つ買い、いつのも「のぞみ」に乗って、
原稿推敲しつつも、仮眠し在来線では今日買った『妻の愛し方』を読む。
かねがね対策を考えている、お客様達の夫婦仲の悪い企業の多さに
根本的解決を促す一冊になるだろうこの本に期待をこめて読み始めた。帰宅は8時半。
駅前駐車場の車のフロントガラスは凍てついていた。
荷物整理し、土産を渡し、届いていた郵便物から風呂でも読める小説を早速使う。
夏目漱石の『こころ』(上)を読み始める。お陰で13分の入浴ができる。
体重は、今日は昼食も夕食もちゃんと食べていたからか、73kg台に戻っていた。
教授から返信メールが届いていた。共著の先輩と合わせて慰謝料の打ち合わせをした。
一件落着のお祝いをひとりで焼酎の2種類を飲む。荷物整理を平行して進める。
特に、レジュメのコピーをして先輩に送ることや、様々な礼状と礼状メールを作成する。
「憂さ晴らし」をもう一つしようかと思ったが知らぬ間に寝てしまった。2時だったろうか?
8日間のホテル暮らしでまだ脱稿できていないだけが辛い。