7時半起床して、早速、『がっちりマンデー』でドバイ特集を見ながら書斎でヨーグルトの朝食。
ドバイは石油が出ない小さな独立国であることなどで注目の観光・貿易・航空立国路線が凄い。
続いて、『サンモニ』見ながら、ゼミ生の質問に答えつつ珈琲を淹れる。
とりあえずの新聞チェックをするが、原稿に集中のため昨日の新聞も読めていない。
“世界新記録を目指す”いい言葉だ。採用しようと考えた。
ゼミ生からの質問に答えるため、調べ物をして、ワードを添削し、メール送信しやっと
10時半前に、今朝量り忘れた体重チェック(72.7ｋｇ）をしてから原稿に向かう。
11時頃にブランチを家族全員で頂き、すぐさま原稿に戻る。
書籍の構成上重要な図解を書くのは大変である。一つを描くのに半日は掛かる。
数日掛かることも珍しくない。イラストが１点２～３０００円の原稿料と評価されるのに対して
図解は文字原稿と変わらないことが多い。しかしこれは大変な誤りである。
ブランチの影響で夕食も早く4時半頃、全員で。
食後、予定表を見ていて、ウイルス対応ソフトの振込み期限が今日であることに気付く。
ローソンの端末を指定したので、同じ方向のヤマダ電機での買い物に行くことにする。
子供達に声を掛けると、今まさに、「行きたい」と言っていたところだったそうだ。
そこで兄弟2人を乗せて行く。ヤマダ電機で降ろし、ローソンに向かう。
ロッピーとかいう端末の操作にまごついた。これは端末よりも
振込みを指示するソフト会社のメール文面が読み辛いことに原因があるようだ。
私もヤマダ電機に行き、職員のための足温器を探す。
しかし、品切れで、万歩計の電池のみを買う。長男は何やらホビーのペイントを買っていた。
1時間余りで戻ると6時で、これからずっと原稿に向かう。
途中、大河ドラマを見る。続く在宅ホスピス活動を担う医師の活動のドキュメントを
声だけにして原稿に向かう。
10時半の入浴をすると、「こころ」を書斎に置き忘れてきたことに気が付く。
仕方なく、浴室に置いてある四駒漫画の勉強をするものの、
やはり「こころ」を読むような長湯で暖めることができずに10分弱しか湯船に浸かれない。
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11時から『情熱大陸』で直木賞を受賞した桜庭一樹氏の創作の現場を鑑賞する。
新聞の紹介欄の冒頭に写真付きだったし、興味のある“創造人”の世界だからだ。
「おとうさんからは夜の匂いがした」という禁断の世界を描いた『私の男』の作者だ。
受賞2週間前からの密着取材で、受賞の瞬間、受賞後を追う。
下積み時代の作品などを紹介する部分が身に詰まる。
『桜庭一樹読書日記』からの一節に共感する。壮絶だ。
『新作の"世界作り”に取り掛かる。食事もほとんどとらなくなる。
背中にうっすらとアバラ骨が浮き上がってくる。』
『明日から書けるかも、と思う。ひどく吐き気がする。食べ物を飲み込めなくなる。』
程度こそ違えども、紡ぎ出す、創造の世界に、通じる苦しみを共感してくれそうな気がする。
原稿に没頭していると、いい意味でも悪い意味でも頭が煮詰まってくる。
さすがに・・・疲れた。
作家の行動のディティール全てが参考になる。特に呟く言葉が・・・
｢書いて書いていたら減っていく一方だけなので・・・なるべく読まねば・・・」と
年間400冊を読むという彼女だが、これが私と真逆であった。
私の場合は、元がないだけに、書けば書くほど、学ばねばならないので増えていく。
あり難いことだ。
1日間を置くも、今夜も別人に登場して貰う為に・・・疲れを癒すために飲んでしまった。
今夜は飲まない積もりだったのに・・・。
先の『情熱大陸』のため途中で録画を止めた『ソロモン流』を見ながら飲む。
今夜はレストランジャーナリストの犬養裕美子氏。
何故、この職業になったかが上流階級的ながらも、納得する。
昼に録画されていた『笑いが一番』で立川志の輔、神田山陽を堪能しつつ感心しつつ学ぶ。
この芸の一部でも盗めれば幸いである。
最近注目なのが神田の早口と場面転換の妙である。これを講演に活かす方法を模索する。
この二人の間に交わされる、ネタの創り方の会話も役に立った。
二人は手書きとワープロの対照的な手段ながら、中身は同じだ。
いつの間にか睡魔に襲われ意識を失っていた。数分なのか十数分なのか不明だ。
もう一人の自分を呼ぶまでもなく寝ることにして歯磨きを開始する。
しかして、もう一度、机の前に座ると、別の人となっていた。
正気の自分なら諦めていた・・・ある見開きのページの構成が気に入らず構成し直す。
数度の試行錯誤でとうとう、２頁増やして図解も２つ増やして納得できるものにできた。
満足である。今夜、出版社に送信する積もりだったが、やはり無理だった。2時就寝する。