5時55分に起床して、早速点けたTVで偶然見た、教育TVの「あの人に会いたい」で柳家金語楼の言葉にが~んときた。眠気眼で正確には記憶していないが、要は「人の技を盗む」ことである。「何を見ても私は技を盗んじゃうね・・・」と柳家金語楼が語るのが印象的であった。
私と同じである。そして、今日は正に、そのためにある講演を聴くために一泊して東京に残ったのであった。
6時前に起床して、予約変更や整理雑務と新聞チェックで朝食は抜く。
『ウェークアップ』見て、妻や息子とメール交換する。長男とは『甲殻機動隊』のDVDについて、「持っている?」に返信する。後から分かったが、オークションでお値打ちなものがあったので、重複しないかと聞いてきたのである。
10時から11時40分過ぎまで原稿を書く。ここのアウトは正午なのが有難い。
昨日のコンチネンタルが11時までなので、不満だったのだ。
水道橋下車で東京ドームの裏手にある会場に向かう。強風で歩くのが辛いくらいである。
東京証券取引所の展示会と講演会に参加する。
スタンプラリーにしたがって歩く。途中、リンクアンドモチベーションの説明をしっかり聞き昨年マザーズ上場したことを知る。「会社の品格」を頂く。そのほか、講演と自らの投資に役立つ資料を沢山頂いたので荷物は大変になった。
目当ての講演の時間まで、「青のビル」の中にあるハンバーグ屋さんで昼食を摂る。
朝食抜きだからハンバーグも良いか・・・と許した。しかし900円もする大皿のサラダも頼む。
ところが、半分近く食べ初めて、サラダの中にスポンジを発見した。
丁度、カウンター席だったので、目の前にいるウエイトレスに直ぐ見せて作り直してもたったので1,6皿分くらい食べたことになる。
クレームはあっさりである。その程度の店だと踏んでいるので、さして言う必要もない。
それは水のコップを見れば歴然としていた。これ以上ない。少なくともこんな傷まるけのグラスは見たことがない程のキズキズである。恐らく、ただ単に洗浄器に掛けるだけの皿洗いなのだろう。その程度の店であると悟った。しかし、よくある公園内のレストランのように値段だけは高目なのだ。
予約していない講演を聞くため行列に並んだ。演目は「個人投資家のための数値の見方」のようなタイトルであった。5月に東京で依頼されている同種の講演の参考にならないか・・・と淡い期待をもって、最前列に陣取ったが、居眠りするほどの内容であった。
*********************************************************************************************
続いての講演はしっかり予約をネットで早々と取得した著名な「さおだけ屋」の山田氏の講演である。
これは、観客の反応もチェックするためである。今朝、寝起きに柳家金語楼の言葉に我に帰ったのは、こう講演から盗むことであったからである。
その盗んだ結果・・・流石、「作家」との肩書きを持つだけのことがある。構成力は抜群であった。
演目は「会計センスのクイズ道場」なのであるが、会計センスの前に「数字センス」に関する問題数題と後半は「会計センス」を数題で、よく練れていた。
しかし弱点にも気付いた。笑いがないことである。
45分の短い講演ではあったが、得るものが多い、すなわち、プラスもマイナスも含めて“盗めるもの”が多い内容であった。
この講演にほとんど時間帯が重なったプレゼンとなるリンクアンドモチベーションに参加したかったが、娘の家庭教師を勤める新幹線の時間を早目に変更したので、これに乗ることにした。
東京駅でさくらロールを買って16時40分の、のぞみに乗る。車内では計画作成と信託の復習をする。
帰宅して、その足で娘を塾に送り、長男とメールを交換した『甲殻機動隊』のDVDをめぐって会話した。
整理後、10時に娘を迎えに行き、9時からの『ゴクセン』の録画を頼まれていたものを渡した。居間のビデオでは、何故だか分からないが、中京TVが受信できないので、私のビデオで録画してあげたのだ。しかしここからが大変。DVD録画なので、ファイナライズしないと居間のデッキでは見れない。
DVDはファイナライズすると、その名の通り、もう録画ができない。残り未だ4時間半ほど残っているので娘に見せたい他の番組をダビングする。すると何故かエラーになってしまう。
何度か試み、とうとう諦めて、『ゴクセン』だけをダビングした状態でファイナライズして手渡す。
私も、初めてこの番組を見る。まあ、「現代、高校版、水戸黄門」といったところだが、面白くてはまっていた。連続して見ることになりそうだ。
大学院のゼミの教授から院生の教育を依頼された。中国の留学生3人である。もちろん、彼女ら全員ともに、日本語が流暢に話せるので、指導教授からの依頼ということもあるし、苦手な部分の指導とのことで、これを機会に学ぶことができそうだと引き受けた。これが5月20日の講演にも活かせそうだ。