整理作業しながら、里親を務める坂本洋子氏の話を聞く。
福祉施設に居る子供たちは、朝送り出してくれる職員と、下校し帰宅した時に迎えてくれる職員とが異なる。したがって里親に預けられた子供が発声した「朝のお母ちゃんと同じお母ちゃんだ」は、当たり前の家庭という環境への驚きを語る言葉であった。
里子の一番大変なのは思春期との言葉も痛感した。将来、ひょっとしたら里親をやろうかと、若干ながら考えていたが、それが甘いことを思う。
10時15分から、中央経済の残る原稿である、日経の記事の編集を行う。
昼食を挟んで、昨日までの一次校正の漏れを発見したので、その漏れたサブタイトルを作成。
つづいて、編集者と打ち合わせ、「はしがき」と「帯」を作成する。5時まで要した。
夕食後、家庭教師をしてから、店に行ってぼおっと過ごした。
帰宅して、校正完了と追加原稿の完成で、「完全脱稿」を祝しビールを飲む。
2月末に本文の脱稿を終えてから、2ヶ月余り掛かっていた。
もっとも、一次校正というだけで、半月後に2次校正が待っているのであるから、暫しの休息ということだ。