中央経済社の広告が日経朝刊に掲載されていた。
思っていたより、大きく取り上げて頂き、出版社の姿勢が汲み取れて身が引き締まる。
のぞみの車中で、ワゴンサービスは珍しく無粋な男性であったので、恒例のコーヒーはそこからは買わずに、数両歩いて、女性のワゴンサービスから買う。
銀座コアの開店に向かう。開店時間になってもブックファーストの階にエレベータが止まらないので、ガードマンと店員にクレームを呈した。
夜7時まで書店営業を続け、20分遅れて、丸の内オアゾで開催された講演会に参加した。
『法廷会計学VS粉飾決算』の著者細野祐一氏である。
オアゾでこの本を買った折に、講演会の整理券を頂いたので、上京に合わせて参加した。
氏は言う・・・
「司法は複式簿記を判らない。だからこれは粉飾決算ではないといくら説明しても、むしろ説明すればするほど、『反省していない』と心象を形成されてしまう」
当初は、あまり期待していなかったお話に引き込まれて・・・
講演後の質疑応答の最後に、決意して質問に挙手した。
「近くに、名古屋大学法科大学院、つまり法曹の卵達に簿記を教えるんですが・・・何を注意して教えると良いでしょう?」と聞き、その結果を活かす事にした。
講演後、サイン会となり、随分並んで、名刺交換と共にしていただいた。
私もいつかサイン会を開きたいものだ・・・などと夢見た・・・・が・・・・
それが、明日実現することになるとは、努々(ゆめゆめ)この時点では思いよらなかった。