月に１０本ほどの講演をするが、1日に2本重なるのは、初めてある。しかも内容が異なる。
従って準備も、結構大変である。その前に、準備に専念できるよう、他の仕事を片付ける。
共著者との印税計算について、出版社に増刷に係る未収金計算を依頼する。
先輩の事務所が決算だからだ。なかなか大変である。
今日の講演の準備は、販売する書籍や領収書などの準備と販売価額の決定をする。
続いて、講演内容を最終的に煮詰めて、やっぱり、追加レジュメを3枚作成して、コピー作成。
このため、案の定、昼食を取っている暇がなくなった。
1時過ぎに、社員を伴ってJR岐阜駅のハートフルスクエアGに向かう。
エレベーター式の駐車場に入れて、開演2時の半時前に到着してPCプロジェクターの準備など、結構忙しい。会場は中会議室で、慶應の講師派遣で使った部屋であった。
2時から4時までの、一般向けの事業承継のお話をする。受講者は35人程であったと思う。
朝、急遽作成したレジュメが効果的で、判りやすくお話できた。
4時丁度に終了し、質問を受けて終えた後、個別に前に相談に見えた数人の方と話をして、販売本にまたまた、サインや握手を求められて嬉しく思う。
それは、何よりも、聴衆たるお客様が、「良かった」と思ってくれている証であるからである。
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社員は、事務所に戻り、岐阜駅から各務原に車で向かう。5時に会場に到着し、メールチェックの後、今年4月に着任された専務理事と半時ほど歓談し、名刺を切らしていたこともあって、まさしく「名刺代わり」に拙著を贈呈した。専務理事は、流石で、奥付を読まれて様々な質問をしてくれた。
6時過ぎから、今年独立されたIさんと近くの喫茶で夕食と珈琲をご馳走頂いた。
講演前なので「軽く」を心掛けた。
7時から9時半までの「開業前に知っておきたい儲けの仕組み」と題して、創業を検討する受講者30名余りにお話したが、今日は“絶好調”であった。
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何故、絶好調なのか？これを分析しておかなければならない。再現できるようにするためだ。
プロは、素人から見れば、常にレベル高いパフォーマンスを有する訳であるが、その高いパフォーマンスの中でも、プロ野球の選手のように打率に高低があり、かのイチローでさえ、好不調がある。
今日も、絶好調を創出するための努力をした。
1つ目の午後の講演では、非常に広範な内容を2時間の中で話す必要から、ギリギリまでレジュメの検討をしたことで、新しい発見も「自ら得」、それが「自信」を形成し、「余裕」が生まれたことは大きい。
これは、昨夜録画を見た、ミスユニバースを育てるディレクターの番組の中で、ミス日本が、上記と同じ「自ら得→自信→余裕」の過程を経ていたことと酷似していた。そうだとすれば、最初の「自ら得」を創出することが出来れば、良循環を創出できることになる。
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2つ目の講演は、喋り慣れた内容なので、準備はわずかであった。
この成功・絶好調の原因は何だろう？先述したように、夕食を節制したことも一因である。
さらに考えるに、出だしの掴み（中部経済新聞の４駒マンガ）が良かったことや、それに応じてくれる受講者が良かったことがある。落語と同じく観客と共に作るのが講演なのである。
講演者は、そのリード役に過ぎないとも言える。そして調子に乗ると、さらに調子が良くなるという良循環を形成する。
それと、思いの他、声が伸びたという実感が、話していてあった。
これについては、発声の特訓が効いたのかも知れないが、まだ定かではない。
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講演後に、参加者に感想を聞いたり、担当者の方、お二人と感想など聞き、糧とした。
岐路のついでに、娘の塾の迎えが10時であったので、間に合うか・・・と事前には考えていたが、先の感想などを伺っていて出発が9時45分となって諦めた。
今夜は禁酒の日（1日置きに禁酒中）だが、初の1日2件の講演を無事どことか、最高のパフォーマンスで終えたことに対する、自己へのご褒美として、途中でコンビニに立ち寄り、キリンの「０」と摘みを購入して帰宅した。