税理士　牧口 晴一のblog

昨日起きたちょっとしたトラブル対応のため事務所に電話する。ここは電波が不安定で外に出て買い物の途中に打ち合わせする。
講演内容の詰めを行って、11時にチェックアウトするも、迷って会場を探して判明した後、まだ煮詰まらない部分を巡って、マックに立ち寄って食べたくも無い昼食にとフィレオとアイスコーヒーでイートインする。

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1時に会場に入り、1時半から3時間の講演を無事終えたものの、大いに不完全燃焼の気分が残った。今回は、多くの最先端のお話をしようとして、既に東京の先生方だったので初歩的な部分は、どこかで既に勉強されていると考え、その部分を割愛して話した。
しかし、そのことが、理解していただけるだろうかとの不安を呼び起こしながらの話となってしまった。
また、資料の山の中で肝心の資料が直前にまぎれてしまって、講演順番を入れ替えたことが論理のつながりに無理を生じさせた・・・と話す自分が「拙い」と自覚すればするほど、あせってきた。

資料がなくても、それなりの説明をするのだが、予定を逸脱したとの焦りが不安を招いた。
こんなことは、ままあることで、表面上は何も無いかのように装っているが当人は結構冷汗ものなのである。

講演後の名刺交換でS先生が、「いや～とても勉強になりました。よく判りました」と言っていただけてやっと落ち着いた。
さらに、講演後のアンケートをみてていただき、安堵した。及第点であった。しかし自分としては不完全燃焼であった。いろいろ反省がある。

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夕食をご馳走になり、久しぶりの焼酎解禁となり痛飲した。お陰で酔いがきついわ！
地下鉄丸の内線の車内で駅に着く毎の電波を拾って、新幹線の予定を変更し、8時50分でかえる。
提案を出していた会社から提案を否認されたメールが入っていたのを確認したのは、酔って眠る直前であった。お陰で寝れなくなった。それでも返信を考えた。しかし今夜は送るのを止めた。大変である。

11時15分、タクシーで戻り、土産を見せると妻が笑い出した。「何？」と聞くと、「このお店、岐阜の店よ。」しかも事務所から2キロほど南の店だ。されども、東京の京王百貨店に出展するほどの名店である。食べたこともない。それが良かった！しばし久しぶりの帰宅で盛り上がった団欒を過ごし、思わぬ効果である。

こういう”偶然のような事件”を我が家では大切にしていて、家族の思い出にしているのである。東京の超高級ホテルに家族で泊まったときの失敗談もそうだった。超豪華料理の食べ放題に気を良くして食べていたら、何とウーロン茶は1杯700円ということを知らず、飲み放題していたら子供3人ががぶ飲みで・・・凄い請求になったのは痛かったが、毎年家族で思い出して笑い合い、思い出として割安になった程の良い思いでとなっている。

そんな大小様々な、偶然のような事件・事故を共有しているのが家族であり、社員である。成功しても失敗しても団結の証のようなものである。

だから、先の提案が成功せず落ち込んで、しばし呆然としつつビデオを整理しつつ鑑賞すると、『トップランナー』では、日本で女性プロフリークライマートップの尾川さんのエネルギッシュな話を伺い勇気を貰った。こんなことでへこたれていては・・・と、振り切って床に就く。午前1時半すぎだったか・・・