5時半起床で6時にチェックアウトして朝食会場に向かう。コンフォートにしては料金が8550円と、岐阜駅前が5,000円程であるのに比べて高い分、良い朝食であった。特にプレーンヨーグルトやサラダが良かった。このホテルにはスチュワーデスもよく泊まっている。
6時半に究充会のメンバー8人が集合し、7時半のテイクオフする。
機内で朝刊チェックすると、自民税調稼働日が載っていた。給付金について2000万以上の高額所得者辞退の記事も載る。しかし高額所得者ほど消費に回るから支給するならそんな制限をつけない方が良い。支給するなら東京の某市のような商品券の方が必ず消費に回って良い。
『仕組み』本を読んで9時頃に大分空港に到着する。往復運賃は41,000円とのこと。
バスは小型バスだがマイクロではない。2日間の貸切料金は25万余り。
一人で二人分の座席にゆったり座れる。お陰で移動中は読書したり仮眠したり自由にできた。
最初の訪問は、国東半島の中央に位置する両子寺(ふたごじ)である。
護摩堂での寺男の説明はレイザーポインタであった。護摩札にD作戦の祈願を書く。
ここは子宝の祈願が有名だが、私には関係ないので隣の水子供養で手を合わせた。
「奥の院」までの坂を登り間違えて戻って急な階段を上がる。その裏の洞窟で染み出る水を頂く。
続いての訪問は、国東半島の中心にある両子寺から8時方向にある、「富貴寺」である。
本堂は国宝に相応しく、屋根の反りが見事だ。裏山の階段を登ったのは私だけで行った。
思わず背筋が寒くなる。一人とは大勢とはかくも違うものと思う。
***********************************
昼食は豊後高田の「四季菜(しきさい)」という民家のようなレストランで頂く。
この料理で1,000円余りと驚きであった。メインは鶏のハンバーグのような寄り合わせか?
次の『熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)』は、岩山のような階段を苦労して登る。
そして登った甲斐のある、岸壁に掘られた8m余の不動明王と、その右に7m弱の大日如来像は圧巻であった。
続いて「安心院(あじむ)葡萄酒工房」の見学と試飲の後、新酒の辛口赤を求めた。
この日の最後は「宇佐八幡」で広大な敷地の内宮と外宮を参る。
既に空は薄暗く狐の出るような灯篭が美しい。
************************************
6時過ぎに湯布院の「庄屋の館」に到着する。ここはかつて、家族旅行の折に日中に入泉だけしたことのあるコバルトブルーの湯で有名な旅館である。最上級の部屋の松の間を8人で借り切って、一人23,600円也だ。
部屋毎にも源泉垂れ流しの露天風呂が付いていて、これに浸かってから7時45分から夕食の宴が始まる。オーナーの挨拶は急遽副支配人らしき方の挨拶に代わったが、その原因は翌日に分かることになる。
源泉を扱っていて吹き出た熱湯がオーナーの足を襲い、火傷を負い病院に行っていらっしゃったのだ。驚いたのは、副支配人らしき代理の方もまた上手に挨拶され、決して手短にありきたりの挨拶をされず屋敷の由来などを語られたことであった。教育が行き届いているのだ。
ビールの他に地元の日本酒を頂き、食後の談話中の間、マッサージ機に掛かり、数回の間にうとうとして0時過ぎに部屋に皆戻って寝る。