7時のニュースをまどろみながら見て朝ドラ鑑賞後に、朝刊読みつつ朝食をホテルで摂る。
すると、税制改正の大きなニュースが2点入ってきた。一つは「相続税改正見送りか？」
他の一つは税制改正セミナーの広告で阿部氏によるものだ。・・・早速申し込まねば！
と思っていると緊急連絡が入り、くだんの交渉事について至急打ち合わせたいとのこと。
慌てて部屋に戻り、メールを立ち上げてから電話する。連休明けに何とか日程を作る。
どたばたして、往きの新幹線の中で博多の交通費を計算していたが、グリーン料金でクレジットの決済がしてあるため、普通席の料金を調べねばならなくなり、新幹線の中でネット検索すると異常に重たくて10倍以上の時間を要してしまうので、結局諦めて、一連の交渉の目処を立てた今、調べた。
その後も、交渉関連文書のやりとりが続く。また、ゼミの学生が公認会計士試験に合格したとのメールにお祝いの返事を書き、それをBCCで息子への応援メールにも転用させてもらった。
昼食は食さず、会場に向かい一番で入室する。今回は参加者が少ないので事前に全員と名刺交換をしてみた。円滑法について最新情報での講演を実施する。アンケート結果は良好である。
4時に終えて、質問が続いた。良い事だ。それを聞けずに定時間も無く帰られた方からも、後からお礼のメールを頂く結果となった。
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明日の講演は5時終了だが、今日は4時なので、4時53分からの映画に間に合うと計画してイクスピアリのシネマに向かう。30分弱で行けるのでここは便利である、一駅で八丁堀で乗り換え武蔵野快速で2駅で舞浜だ。
一ヶ月余りでまた舞浜に来るとは思っていなかった。『センター・オブ・ジ・アース』を３Dで鑑賞するには、どこの劇場がいいかを検索した結果、ここになったのだ。しかも意外にも、ここは初体験なので、この機会に選択したのだ。
初めてこのエリアに入って、有名な青空の天井を見上げる。「ああ、ここだったかぁ」と思う。
16時50分から鑑賞する前に、講演成功を祝して、ささやかな自己へのご褒美として、800円の地ビールとホットドッグを買う。ゆったりとしたシートで食するが、ホットドックのバンズの不味い事！恐らくホットにするために、電熱光に当て続けていたせいだろう。パリパリに乾ききっていた。ビールは苦味がきついが、それはそれとしての味だろう。
肝心の映画は立体映像で、これまたそこそこ楽しめたが、それだけのものだった。薄っぺらいのだ。有り得ない偶然とラッキーが重なり合わないと実現できないのが、リアルな画面から一瞬引いてしまう自分を感じていた。ある一線を越えてしまうと絵空事になって感情移入が出来なくなるのである。
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18時40分頃に出て、迷った。次の映画を梯子すべきか？次に観るなら『ハッピーフライト』と決めていたが上映までに1時間近くある。そこで腹を決めて、この辺りのショップを見て歩くことにした。ファッション関係の店でなければ時間を潰せると考えたのだ。
興味の引く、ステーショナリーの店があった。さらに一度は行って見たかった麻布十番にある万華鏡の店の支店に出会えたので、半時余り見て回る。
19時半から『ハッピーフライト』の鑑賞だが、切符売り場の女性の配慮が足らなかったのか、空席が多くあるのに、隣席に続く席となっていたので、一つ空けて座る。
映画は予想以上に素晴らしかった。特に管理職はどうあらねばならないかを、ジャンボジェットを定時安全運行させるための、あらゆる分野の責任者の対応は見物だった。機長、客室係り、管制員、整備員、グランドスタッフ・・・それぞれのドラマの中に職責を如何に果たして行くか？
特に飛行機の危機に対する、「有事」の対応は、其々見ごたえがあった。特に、機長の時任三郎や、オペレーション・コントロール・センター長の岸部一徳、チーフパーサーの寺島しのぶの対応は、様々なタイプの管理職像として学ぶべきものがあった。
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帰りの電車は、まるで任侠映画やＷＯ７を観た後のように肩で風を切って大股で歩いていた。
ワイン飲んで上機嫌で寝る。しかし明日の準備はまだだ。