朝から書類整理に没頭する。一つ一つの書類をまとめてから移動して整理するのではなく、思い付く度に移動させて、事務所内を右往左往して片付ける。
2時過ぎに中央経済社の『税務弘報』の原稿の校正を行い、半時余りで終えFAXして、メールでも伝える。
夕食後、ヤマダ電機で消耗品を買い、給油し7時半から『居眠り磐根』鑑賞し、9時からは『ジャッジ2』を見つつ、片付ける。非嫡子の相続分は嫡子の2分の1であることについて・・・・
最高裁判決に対して異なる判断をする一地方裁判所の支部の裁判官が「審判」の判断を下す苦悩である。
これは今、執筆を検討をする内容であった。非嫡子の法定相続分は嫡子の2分の1とする民法規定を違法とする裁判で最高裁は過去退け続けた。それが沖縄の離島で異なる判断に揺れる。
司法修習生は裁判官に問う。「最高裁と違う判断をすることもあるってことですか?」「それって一審の裁判官が最高裁に楯突く?」「有体に言えば出世に響きませんか?」
応えて主人公である裁判官は曰く、「そういうことはないと思うけけど・・・」「決まった方法などないけれど、まずは、目の前にある事案について丁寧に見ることだと思うんだ。どんな判決もその時代の社会状況が基礎になっていることには変わりない。だから過去出された最高裁判決があっても、その基礎となっている社会状況が変化していれば、判断は違ってきていいんだと思う。」
これらは只今執筆構想中の原稿の中核部分をなす項目である。
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深夜、交渉仲介を任された案件について、調べ物をする。しかしネット検索の結果は散々だった。
だが、蔵書の中には希望を見出す記述を発見する。
これもネットが万能でない証拠の一つである。午前2時半就寝する。