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「信用供与」と生贄+名大ゼミ発表+青税総会・忘年会

昨日作成した銀行から依頼されている「中小企業会計基準によるチェックリスト」が作成がキャンセルとなってきた。作業は済んでいるので「費用を請求して下さい」と、有難いことにお客様は言われる。非常に良心的なお客様である。しかし請求はしないことにした。何故なら・・・

 
作成するためのコストというより、お墨付きを与える「信用供与」の仕事だからである。提出しないことは、すなわち銀行に対して責任を負わないということだからだ。現在はチェックシートを添付するということだけが進められているが、いずれ、誰か"生贄”になる税理士が出てくるだろう。また、そうでないと変化は起こらないだろう。

つまり、虚偽のチェックをした場合で、お客様が債務不履行に陥った場合に、税理士が損害賠償の対象となるのである。

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税制大綱のニュースを追ってTVと新聞をフォローし、ブログを書き、10時45分からやっとレジュメに取り掛かる。昼食を抜いて組合課税の勉強をし、レジュメを完成させ1時過ぎに出発する。

JRと地下鉄の中でも、組合課税を学ぶ。大学生協に久しぶりに出掛け、ロッテ0の在庫全て13個を買い占めた。中々手に入らない物だけに、先輩にプレゼントするのだ。

2階の書籍部に行って、『税法の問 税法からの答』と『日本税制の総点検』、そして『できそこないの男たち』を買い求め、ギリギリに、昼食代わりの野菜ジュースを持ち込んでゼミ室に飛び込んだ。

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ゼミでは、3つの論点の内、冒頭の一つについて論点を明示し切れなかったが、「非公開会社の持株会」の特異点を院生らに理解してもらう所から述べた。しかし教授から検討すべき論点に絞るように指導を受けた。

そこで、最初の論点である「巨大非公開会社と一般非公開会社との買取価額設計の相違」は諦めて、2つ目の論点である「株主代表訴訟権利と帳簿閲覧権との議決権不平等」問題を取り上げた。

3つ目の論点は「種類株式総会不要」について、江頭本の言う「例示列挙」について検討する。
こうして、準備不足だった最初の論点を除いて、光明を見出すことができた。

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岐阜に戻りつつ、上記の論点を反省したりしながら、生協で買った本を斜め読みする。
岐阜駅から徒歩で青税の総会・忘年会会場であるグランベール岐山に向かう。途中で若手の先生から声を掛けられ話しながら歩く。

久しぶりに青税の総会に勇気をもって臨んだのは試しであった。随分前に出た時は、11月頃に開催された準会員の参加の多いゴルフ大会の話題ばかりになって、ゴルフに縁のない私は話題に入れず、それ以来、総会と忘年会には出ないことにしていた。

今年は、講演に招かれたりとお世話になったこともあって、答礼の意味も込めて参加を約していたので、税制改正大綱の出る前後と予想された多忙な日が予想された(予想以上に、大綱提出の当日になってしまって、もっと大変になった)が、最近の様子を確認したい「試し」でもあったのだ。

結果は良好だった。忘年会の会食では、有益な方々と挨拶が立て続きにさせて頂いたし、税制改正の生情報を来賓挨拶でお伝え頂いたし、税理士会会長に挨拶に出掛け更なる情報を得ることも出来た。
余興のベリーダンスでは、掛け声を掛けて上げてムードアップに努め、参加コーナーでも進んで参加した。

二次会は、失礼させて頂き、タクシーで帰宅し、税制改正の記事やニュースを追った。

書き掛け********


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2008年12月12日 10:02に投稿されたエントリーのページです。

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