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税法学会出席し最新情報入手+慶應の忘年会

土曜の朝、起きると、寝違えか、左の肩甲骨の奥が痛んでいた。午前に、「税制改正大綱」と「予算重要政策」を印刷すると200ページ近くある。「税制改正大綱」を読みつつ、「ウエイクアップ」で税制改正をフォローする。

 
朝食後、「パート103万円と130万円の壁」を見る。国民年金のポイントをつかめた。 
昼食は正午のニュースを見ながら、妻の用意してくれた「男前豆腐」の「おかん豆腐」を流し込み、駅近くの駐車場から直ぐのバス停から、学会会場に向かった。

税法学会が、珍しく地元の税理士会会館で開催されるとあって、会社法の勉強に重点を置いていた長い間、欠席を続けていて、出席の習慣がなくなり出辛くなっていたのを解消するには良き機会と捕らえて、これまた多忙な時期であったが、無理やり参加することにした。しかし、忘年会は、大学のそれと重なってしまったので、学会のみの参加とした。

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最初のテーマは「固定資産評価審査決定取消請求事件」でこの取消範囲の問題という訴訟手続き上の重要な論点について最高裁が初めて判断を下したものである。税務訴訟の訴訟物については、「争点主義」と「総額主義」が従来から問題となっており、通説では後者の考えが採られているものだ。
私も、随分前に疑問にもったことであったが、今日はそれに気が付くのに相当時間がかかったし、思い出せなかった。

2つ目のテーマは東京から右山先生を招いての、「会社法に基づく剰余金の配当」の問題と「税制改正大綱の内の事業承継税制」であった。
前者については、資本剰余金のプロラタ計算による「みなし配当」の論理矛盾に気付きを頂けた。
後者は、予定外だったが、影響力を行使した右山先生だけに、その裏事情を聞くことが出来て、来週以降に続く私の講演の取材が望外に出来てきまって、今日、無理して参加して良かったと実感する。

今朝、税制大綱を印刷し、ある程度、読んで来ただけに、既に疑問が浮かんでいた。
そこに右山先生が登場されたのだから、ベストタイミングであった。右山先生が持参した税制大綱(案)を事務局が30人弱の人数分だけコピーするのに半時余りの時間を要した。恐らく私だけが自前のプリントを持参していて、右山先生に質問をした。事業承継税制の納税猶予の租税回避行為の防止策としての5年間の配当と過大役員給与等の加算規定についてだった。

さらに、5時に終えて、先日東京の会の懇親会で隣の席になったことを、先生に思い出して貰えるように名乗りながら挨拶をして、追加の質問もさせていただいた。

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数年ぶりの参加だったので、遠慮して末席に座ったら、事務局を担当する先生の隣だったこともあって、学会誌である「税法学」に寄稿して欲しいとの要請が来てしまった。来年春の寄稿は既に執筆原稿が溜まっているとお断りしたら、再来年の原稿を依頼されてしまった。これでは流石にお断り出来ないので、お受けることになった。

今朝から、寝違いらしい肩甲骨の中の部分の痛みが直らないので、一旦帰宅の予定を変更して急遽マッサージに向かうことにした。徒歩30分ほどの運動を兼ねて岐阜駅前まで歩く。丁度、忘年会の会場が新岐阜近くで、開始時刻の7時までに2時間あるので、時間的にも、はまる。

1時間、男性術者を指名して、しっかりマッサージしてもらったが完治はしない。徒歩数分で忘年会場の『笑笑』で5階に向かう。ジャストタイムで到着する。慶應の忘年会である。10名が集まったが新人がゼロというのが寂しかった。

今年は一次会のみで終えてタクシーで帰宅する。途中に、娘の塾の迎えに合わせられるかと電話すると10分程早過ぎた。だから帰宅した頃に、妻が迎えに出る時刻となった。
今日は、そのまま就寝することにした。しかし、教育TVの『一期一会』だけは途中まで見た。これは使えると見入ったが寝ることを優先させた。明日の楽しみである。


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2008年12月13日 22:33に投稿されたエントリーのページです。

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