8時15分に慌てて起きた。昨夜は午前4時就寝だったためか、ボケていて土曜であることを忘れて飛び起きた。しかし起きたついでだ。『ウエイクアップ』で、地方自治の特集を見つつ、新聞チェックする。
9時過ぎに朝食を摂りつつ、銀座の土産などを妻に渡し、娘の進学問題について話し合う。
午後から、地元の岐阜駅で開催されるＦＰの継続研修の講師に向かい『中小企業の事業承継』を1時間半講演する。そして・・・
二講目の「共有不動産の解決法」の講義を聞く。競売による換価や、遺産分割未了不動産を第三者に譲渡して解決する「特定不動産の持分権譲渡」など、とても為になるお話だった。4時半に終えて、名刺交換や質問を受ける。
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会場近くの時間調整のため、喫茶でお礼状など6通書き、来年の短期大学講座の内容を検討する。遺産取得課税方式の見送りによって、執筆が止まった原稿を、この講義を通じて書き溜めることにした。
これで、来年はレジュメからスタートする原稿が2本となりそうだ。
6時から事業承継センターの忘年会に参加する。昨夜に引き続き、この会合では初めての忘年会である。思いの他盛り上がったのは、主催者が女性の参加者を2名無料招待で入れてくれたことだろう。その内のお一人が隣席となり、私の講演の感想などを伝えてくれたのが嬉しかった。
さてさて、これで3日連続のお酒になったので、明日からしばらく禁酒を決断する。
帰りは同じ方向のコーディネーター役のI先生に、結果的にお世話になってしまってタクシーで帰る。
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8時半頃、帰宅して居間のソファーで３時間近く寝入ってしまった。テレビでは『マトリックス』を放送していた。1１時半に入浴してから、今朝の朝ドラを鑑賞し、『サイエンスゼロ』では「人の心」に関する実験を興味深く見る。特に驚いたのは、描いてあるだけの人の目を気にして行動が変化することで、大いなるヒントになった。
ビデオ整理で『斜め読み忠臣蔵』で収支計算から見る討ち入りが面白かった。
持論である、「残金が『心』を決める」が６９１両の使い道に見ることが出来た。
逆に言うと、その金銀受払い帳（出納帳）を具に見ていくと、内蔵助は最初は討ち入りを考えていなかったことが判るという。
５３１両を使ってしまった後、運命の一両が使われる・・・いわば、あの有名な円山会議の場所代である。そしての金一両の記述の後に、今まで見られなかった記述が現れる。「飛脚代三両」である。これまた有名な「神文返し」である。事態は急速に討ち入りに向かって行く。
そして、残余の資金を使い切って不足する７両を自ら補い・・・２週間後に討ち入りが決行された。
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『一期一会』では「素の自分を伝える」をテーマに、引き篭もりの若者が猿回し芸人に指導を受けた。
猿回し芸人の修行の方に私は興味が行った。「猿は賢いため、餌で釣ることが出来ない」という。感情をぶつけることで互いの信頼関係を作っていくことが必要なのだ」と。しかし感情をぶつけ過ぎると、ついつい怒りが前面に出てきてしまう。
「もっと大らかに付き合えよ。お猿さんと。違うことは違うと言えばいいじゃないか」「いいんだよそれでと互いに認め合え」とも師匠は言う。
「余裕を持って接する。」とも「お前が落ち着くから猿が言うことを聞くだろう」と「感情の出し方大切で、猿とのキャッチボールが大切だ」の師匠の指導が「第三の父ちゃん」を想起させて、思わず見入った。
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Ｔさんの留守番電話が事務所に入っていた。また忘年会のお誘いかな？
また、今夜の忘年会でお会いした女性お二人の内の、お開き直前に挨拶してお名前を覚えきれなかった方から、深夜にメールを頂いた。しかし、一瞬、よくある怪しげな迷惑メールのようにも見えて、開かずに思わず削除しそうになった。葉書を書き終えたこともあって、この方にはeメールで返信とした。
『ミューズの微笑み』では地元の美術館である『養老天命反転地』が紹介されていた。平らな所が殆ど無い奇妙なテーマパークで、１９９５年に出来たときに行った事もあるが、あの時は何も考えずに行ったので、この「使用法」がある公園に、もう一度行きたくなった。
「環境が身体に与える作用」について研究してきた、このテーマパークの作者の荒川修作とギンズも紹介されていた。死を克服するという、「養老」に相応しい公園だ。来年のＧＷの計画にテニスと共に入れてみようと考えた。
荒川氏らの試みは現実の住宅に及び、『天命反転住宅』が作られ、現実にここに何年も住んでいらっしゃると聞いて驚く。テーマ音楽を歌う小野リサの声がまたいい。
今夜も遅くなり３時３３分床に向かう。しかし疲れているのに寝付けず、４時過ぎだろう時間に眠りに落ちる。