２時就寝だったので6時間睡眠なら寝過ぎではないだろうに、それにも拘わらず8時起床は、少し寝過ごした感じだった。徒歩で近くの郵便局のポストにお客様分だけの年賀状を投函する。
忘年会と原稿で運動不足で体重は増え気味。朝食はヨーグルトだけと思っている横で、妻が美味しい目玉焼きを作ってくれる。昨夜の美味なる帆立貝スープも・・・ああまた食べてしまった。
次男が、友達とのパーティに昨日の立体パンダケーキの“兜首〟を持参するという。パーティは盛り上がるだろう。お役に立てて嬉しい。
みのもんたの『朝ズバ』を見ながら新聞を読んでいると、中小企業の年越し資金の話題の中、地元近く本巣市の中古車販売業者のケースが紹介されていた。見慣れた日本政策金融公庫岐阜支店も登場する。今まで一度も滞納していないのに初めて断られたという。理由は「売上の悪化」という。勿論、信用保証協会の保証を貰っているにも拘わらずである。
番組の取材では政府の言う、保証枠6兆円の内、25日現在、全国の保証協会にアンケートを取った結果、半分余の3兆3000万円しか保証が出来ていないとのことだ。そこに先月27日の麻生首相の「9兆円の保証枠は順調に消化されている」との笑顔の答弁が流れる・・・
前年対比伸びている愛知の工作機械メーカーの社長の弁は、「脱・自動車」を図ってきたとのことだった。これこそ経営者の先見性。好況業種にどっぷりと浸からず、長い眼でのバランスを取る戦略は、謂わば「定石中の定石」だが、その実践が難しいことを世の中が悲鳴で表現している。
開発の要諦は『飛ぶ鳥を狙うな！』である。そこに向けて経営資源を投入しなければならないが、それは経営ドメインとて同じことだ。
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『プラネットアース』の緒方拳の特集の中で、ふと「ライフワーク」というナレーションに、反応して書いていると「〝ライク〟ワーク」の言葉を思いつく。
北極熊が「遊んでいる」との緒方さんの言葉は、さらに昨日の大発見を補強するかのように、イマジネーションを刺激した。「私にとって『遊ぶ』は何か？・・・・何か？」
「真っ直ぐに立つと後ろにこける。だから這うように登るのだ」の、番組としては何気ない緒方氏の言葉に、私は"不況という急斜面にどう立ち向かえば良いか〟を教えてくれるような言葉と解釈して受け取れた。それが自然の摂理だからだ。
このシリーズの撮影時、既に病を得ていて、自分と家族にしか知らされていない。ロケの最中に一人芝居の稽古をしている。その一人芝居は100分。その台詞とは膨大だ。
考えてみると・・・・それと似たことができるのが『講演』である。まして6時間や7時間の講演は、これを「芸術」にしないのは勿体無いとさえ思う。さて、どうやって・・・しかし可能だ。ひょっとしたら「ライフワーク」に育つやもしれない。
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11時半。常飲の生姜黒糖で一服して、いよいよ、大晦日締切の原稿に立ち向かう！
まず、既に座左に置いた拙著を眺めて設計開始。「速報」を取り込むことと、施行規則を入れること。これについては粗原稿が、講演レジュメの作成で出来ている。
「はじめに」を追加し、目次を直すこと。さらに相続税改正の遺産取得者課税見送りに伴う修正をすること。最後に「索引」を直す。以上が大枠だ。
イラストは余り追加しなくて可能だが図解の修正は大変だ。施行規則マニュアルから書式をチョイスして載せる。本文で直す必要のあるのは利子税や信託（議決権指図権の信託）の部分だろう。
しかしどうせなら、面白い企画はないか？民主党の税制改正大綱も載せ、これは両党の対比表が良いだろうし、党首の似顔絵を載せてやろう！もちろんイラストレーターたる私が描くのである。
定価は100円か200円アップするかも知れない。これは出版社任せである。
残る執筆時間からスケジュールを作成する。ドキドキしながら予定表を開くと、やはり思った程に時間はない。
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昼食は、納豆、モヤシと一緒に炒めた薄い豚肉1枚と沢庵数枚に梅干とした。勿論ご飯は無い。
録画の正午のニュースを追っかけ再生し、東北・上越・長野・山形・秋田新幹線のシステムトラブルは定時ニュースでチェックしていたので早送りして、執筆に影響するニュースを探す。
昼食後の眠気の中、『築地市場』の特集第1回をうとうと見た後、24日に公表された民主党の税制調査会のアクションプログラムを読む。昨年のそれと比較すると書き出しから迫力が違う。また自民党との差異がよく分かって面白い。
インナーと呼ばれる一部権力者による税制改正作業にメスを入れることは好ましいことだろう。丁度、届いた週間雑誌にも取り上げられていた。
散歩を兼ねてコンビニにナッツを買いに歩く。勿体無いほどの晴天。信号待ちで天空を仰げば日本晴れであることに気が付いた。
さて、何から始めるか？新しいことに取り組むには慣性の法則により、ローギアでスタートするためのエネルギーがかかるもので、中々やりたがらない自分が存在するのである。
クリティカルパスとしては、一番難関な図解書き直し部分から挑む。逃げない姿勢を自分に対して明らかにするためでもある。
そしてこれまでの講演の中で使い難かった部分を追加したり補正したりするのだ。しかし実際に改定作業を開始すると、さらに多くの問題が噴出してきた。
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夕食は応援団の忘年会（？）の次男を除いた全員で食し、食後の6時半から2時間は、定時のニュースと中京TVの『東海３県大不況検証』を見ながら、税法学会資料のダウンロードを過去のメールを遡ってIDの登録などをしたりして、やっと出来た。IDも忘れるので備忘記録メールを自己宛で送るアイデアを使用した。
番組では、出版計画に影響する政治情勢を1月、4月、7月と予測し、特に4月の予算成立を巡って解散総選挙の可能性が高いとの、元政治記者のコメントが役立った。
8時半から原稿構想で、大手事務所のニュースと経団連資料から必要項目を抽出した。
ふと、9時に、ポロリと「私にとって遊ぶとは何か？」の答えの候補が一つまろび出た。これを自己宛メールとする。また一つ派生してアイデアが生まれそれもメールする。
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机左を少し整理していると、入浴のインタフォンで居間に行くと、昨日に続き最後だった。年末は皆、入浴が早くなっているのだ。結構なことだ。そのお陰で昨夜はゆっくり浴槽内朗読をした。しかし最後なので風呂桶の掃除をして出てくる。
今夜は昨日洗ったので止めようかと思ったが、やっぱりした。ただしお湯の噴出し口を取り外しての掃除はパスした。浴槽内朗読は、短めにした。しっかり汗をかくとまた、ビールが飲みたくなるからである。
『カンブリア宮殿』では大分トリニータの社長、溝畑宏だ。サッカーに余り興味がない私は知らなかったがトリニータは今年頑張ったそうだ。溝畑社長は陽気でお茶目で、パフォーマンス一杯のモーレツ営業である。
しかし真面目だ。『大分にワールドカップを！に対して、周囲から変人扱いで、やる前から無理だ、無理だの身の丈論という壁に一番最初にぶつかった。』、『新しい改革をしようと思ったら最初は非常識から入っていく』、『身の丈は自分で作る』、『男たるものは苦しい時に真価を発揮するで、常に挑戦』、『人の目を意識すると行き方がブレる』
「10年以内にJ1」は何を根拠に言っているんだ？！に対して『根拠なんかありません。根拠が最初からあったら誰でもやります。根拠はこれから毎日血みどろになって1日０．１ずつ作っていく！』
そして、観客3人から、たった8年で3万人に増やしたという。これなどは経営計画に必須だ。
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11時には切り上げてWBSで今年を振り返りつつ来年を考え、年間トレタマを鑑賞する。実は、我が社もトレタマを狙っているのである。
不況対策で資格が人気となり、その中でもFPが取り易くて人気と言う。マーケットとして取り込む戦略は間違いない。
WBSでみずほ銀行のCMを見ていて、また、〝ライク〟ワークに気が付いた。「旅行・ホテル・海外」のキーワードだった。いろいろアイデアが収束してきた感がある。
「デジスタ」を見ながら「和菓子司 いづみや」でお取り寄せをする。「デジスタ」では「次世代エコカー ツリーダ誕生」と「ＰLANET A」に感動した。そのレベルの高さに舌を巻く。私の無謀な「〝ライク〟ワーク」計画を諦めさせるに十分な迫力であったが、直ぐにメインはあくまで主人公であることを思いつき落ち付く。
一方の「和菓子司 いずみや」は偶然見た紹介ＴＶで、面白いと思い、横須賀の店だけに直接は行けないので、正月の面白グッズとして購入した。午前2時半就寝する。