5時間睡眠の末、7時起床して、ヨーグルトを食べながら新聞等チェックする。
メールを整理していて、従来から不便に思っていた新幹線の予約の件名に、何月何日の予約なのか表示されないことについて、アイデアを得た。
珈琲を淹れる僅かの間、『源氏物語』を一段落読む。これが新しい慣わしになるやもしれない。
従前より、居間に隣接する洗面で歯磨きをする折々は、その洗面台に置かれた文庫を読む慣わしになっていた。現在、そこには、司馬遼太郎の『世に棲む日々 一巻』が置かれている。隣の浴室には、漱石の「こころ」である。
その新しい慣わしとしたい「淹れ時」、8時からTVのそれも「下巻」の放映が始まった。今日はこれ以外に見たい番組もさしてない落ち着いた年の瀬。見るのは年明けか何時か分からないけれども、今日は思う存分、執筆に当たるとの覚悟を高める。
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BGMは「自然音」へと変わる。普段であれば朝ドラの始まる時刻、昨夜手をつけ始めた「円滑法マニュアル」はさて置き、本文を先に筆進めることにする。
創設制度の勉強のため、資料をキャスターバッグから引きずり出し、暫くはイラストを描かないので、ディスプレイを19インチのそれに切替て、机上を広くして、資料を読み易くする環境を整える。
「贈与税の納税猶予制度」は結局、図解描画から始めた。経済産業省の資料(経団連経由入手)をトレースすることによって理解を進めてから本文を書くのである。時間が掛かるが正確な理解の上に本文を書くので、結果的に分かり易い文が書ける。これは成功した。
年明けに開催する地元の研究会では、これを使うことをふと考えた。今月の研究会では、まだ入手していなかった資料だからだ。まあ、専門週間雑誌に載っているといえばそれまでだが・・・
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さらに休み無く執筆を続けて12時20分、食事を知らせるインタフォンで食堂に向かう。
ハンバーグサンドというモスバーガーの新製品と別に焼いてくれたチキンに昨夜のスース・・・といかんいかん・・・ついつい食べ過ぎ。
まだ執筆の先は長い。このまま続けていると自然に睡魔の訪れる時が来る。その時、身を任せればよいと考え半時余りで原稿に戻る。
2時間半余りの集中の末、山場であった、「節税スキーム」の原稿が出来た。既に4時前だ。
不思議と眠気が無いが強制的に休憩を取る。何十回に分けて見ている『大台ケ原の雨』の特集番組で雨の美しさを見、生姜黒糖を飲む。
丁度、郵便物が届いていたのでこの整理をしつつ、TV画面は小沢征璽の指揮と解説による何かのシンフォニーが流れている。郵便物の整理には、専門雑誌もある。これらをサッと目を通し、必要な物を読む作業は放置しておくと、溜まって仕方がない。溜まるくらいなら購読中止にすべきだ。
しかし、そうこうしていると、休憩にならない休憩で、TV画面は『カンブリア宮殿』のトリニータの溝畑社長の回をやっと見終えた。慶應の学友が発行している会報も少し読んだ。
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5時前にまたCDに切り替えて原稿に向かう。今度は分かりきった事を書く部分(「遺留分とは」)で、これはこれで辛いところである。しかし教科書的に解説書を書く場合には書かずにはいられない部分である。
5時40分の夕食は年越しのそばと、年越し鰯で、半時後の6時半再突入。途中、7時のニュースに続き『紅白』を見ながらの「作業的執筆」部分をこなす。知らない曲ばかりだ。宮崎監督とのコンビの白石譲作曲のメドレーでやっと知った曲になり、『崖の上のポニョ』を映画以外で全部(?)聞いたのは初めてだった。
最近の『紅白』は私にとっては、今年一年の世情を知っておくための最低の知識程度である。昨年で言えば、『千の風になって』は紅白で初めてその歌手と共に聞いたし、今年も例えば秋元順子の『愛のままで・・・』もそうかも。
クールファイブの『東京砂漠』を聞いてほっとした。名曲だ。
8時半に小休止して、いつもの甘い飲み物を飲み、ふとまた、アイデアが浮かび119頁もある円滑法マニュアルを印刷することにした。以前に講演の際に印刷したつもりだったが、一部分のみだったようだ。
大トリに氷川君が歌うという。出世したものだ。11時半、それを聞く間もなく風呂を知らせる次男のインタフォンが鳴る。入浴して元旦の予定とお年玉の打ち合わせを妻として0時半に机に戻る。TVは『さだまさし』の深夜番組をやっていたが、少し見て集中のための自然音CDに切り替える。
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夜食はQPのレンジで作れる83kcalの「ホットタイム」である。風呂の中で考えて、省略できる原稿は編集前のA4サイズで印刷した。
午前4時過ぎ就寝・・・・・Z・Z・Z・Z・Z・・・