8時過ぎ起床して、カプセルの無料朝食で、少量ずつバイキングのメニューを殆ど食して1日30品目を心がける。
チェックアウトして、セブンイレブンに向かうと、奥のドリンククーラー前に10人程の行列を発見。
何事かと思えば、何とコンビニのトイレの行列であった。こんな所に並ばずとも、私ならトイレは他にいくらも知っているのだが・・・ご案内する訳にもゆかず苦笑う。
ここで、珈琲を買い、9時から原稿の検討会に臨む。今日もぶっ通しだが、正月の予定のある先輩の都合で夕刻は5時までと決まっている。それでも8時間である。
昼食は、正月も2日となると店は開きだして、だるまや食堂で、嫌いな鯵の煮付けも美味しく、野菜サラダ2品と、キムチ炒めにわずかに入る豚でヘルシーに頂く。
何とか定刻の5時前に、一応終えた。もちろん完成ではない。これから持ち帰って修正を入れ、追加を書き、さらにイラストを書き・・・が残っているが、取りあえず方向性は決まった。
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帰りの電車の中は、地下鉄とJR共に、その計画と未だ宛名書きの出来ていない年賀状、さらには中部経済新聞原稿と東京講演の原案と、仕事始めまでにそれぞれの依頼者に渡さねばならない原稿が目白押しで、それをどの日程でこなすかを考える。
元旦の新聞の内、TV欄をチェックして、選択する。本来は元旦にして録画セットをして出てくるはずだったが印刷トラブルで放置してあった。幸い元日と今までには見たい番組は無く、ほっとした。
地元駅を降りて、コンビニでキリン0と摘みを買い、薬局で88円の0コーラを買い占める。
6時過ぎに帰宅し、届いていた年賀状を初めてチェックする。7時前からの夕食で今年初めて家族が揃う。
食後に子供たちにお年玉を配る。今年は、娘が高校生になる年だ。ゆえに娘のみお年玉は値上げで高校生プライスになる。我が家はお年玉は数え年で考えるのである。
この金額は年に一度のことゆえ忘れるので予定表に昨年の金額を控えてあってそれを見て渡すようにしている。大学生の長男に1万円。次男と娘には7千円。昨年まで中学レートであった娘は5千円からの値上げである。
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4月の講演依頼者からのメールに返信をして、8日には短大での講義日程を決めねばならないため、それまでに優先的に決めたい旨を伝える。
7時のニュースを録画で見つつ、知らぬ内に、いつものことながら、机でうたた寝を半時ほどしたろうか・・・流石に疲れていた。
今夜と明日の録画セットをし、片付け作業をして、ブログを書きつつ、音楽CDをかなりの音量で流す。これは2日間、主に目を酷使した脳を、違った刺激で休めるためである。
10時から瀬戸内寂聴の『源氏物語』の教育TVでの特集をひと時見、後は録画に任せ、再び音楽CDに切り替えてブログを書いて反省をする。今夜繰り返し聞いているのはヘンリー・マンシーニ・オーケストラでオリジナル・サウンドトラックの『ひまわり』である。
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ブログは意外と大変な作業である。反省と気付きと文章修行と・・・様々な思いを込めて書くと時間はかかる。例えばお客様のこと等は隠して書かねばならない。しかし嘘は書かない。このバランスは非常にデリケートである。
そしてメンテは事務所のHPだけではない。研究会や大学関係などもあるのである。
欠落部分のメンテをずっと継続している。これは年末のメンテ中に、日付を誤ってずらしてしまったために落胆して、直す気力を失った部分の補修工事作業である。今夜はそれを気を取り直してやっている。
CDからは懐かしい曲が流れてきた。パーシー・フェイス・オーケストラの『夏の日の恋』だ。この曲は高校時代に8mm映画を作製した時の主題曲にして、コンテストで銅賞を獲得したものである。
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11時20分から、漸く年賀状に向かう。住所録メンテである。昨年は講演が多くて、名刺交換も多く、そのメンテがされず山積みとなっている。もちろん、すべてに出す必要がないので、選択して優先登録をする。
最後の入浴者となったので、例によって浴槽で『こころ』を音読するも今夜は暖めるのを意識的に半ばで止めた。温まった体でキリン0を飲むのは気持ちが良いだろうが、今宵はそこまでして飲むほどにもないと思い立って長湯をしなかったのである。
入浴前に体重計に乗ると74kgと大幅に増えている。年末年始の運動不足である。
車の中に置いてきた0コーラは、寒空の中、ある程度は冷えているだろう。もし何か飲みたくなったらこれを飲もうと、夕刻に買い占めた7本を抱えてきた。しかし飲むことはない。よく我慢できたと、自身を褒める。
1月の子供達の「勉強時間集計表」を作成し、名刺を整理しながら『源氏物語』を追っかけ再生し、風呂場で考えたことを思い出していた。
源氏づいた年末に、新たなる習慣となるやも知れぬと思った、「珈琲の淹れ時」の『源氏物語』を読む習慣が根付く前に、外泊で途絶えたことで、それが育つことなく、失念していることに気付いた。
これは、勿体無い。それが習慣となるならば、決して悪からざる習慣なればこそ、習慣にしなければと思う。「習慣は第二の天性」だがらだ。
何事も習慣に育てるには、最初ほど忘れ易く、忘れることで習慣と成り得ないのである。
既に深夜なれば、今から珈琲を淹れるのも憚られるため、洗面所でなく、書斎の洗面での折に、これを読むとするのも加えれば良いと、早速実行する。午前2時半就寝する。