午前は朝礼をやろうとして結局時間がなくてあたふたと出発する。
昨日の雪の遅れを勘案して早目に出なければならなかった。その予想通り電車は遅れていた。
移動中に、新聞読んでから、税務雑誌を読む。その中で品川教授の判例評釈を読む。
10時40分から12時10分まで、全員出席で、今年最初の短大の講義が始まる。次々と質問が出てきて、学生・・・と言っても中年以上からご老人までいろいろだが・・・・
逸(はや)る気持ちを抑えてもらって、順番にお答えして行く。相続税の節税のお話だから目の色が違う。皆さんやる気に満ちている。
そう言えば、この講座で初めて年賀状のコピーをお渡しした。お渡しして気が付いたが、受講生に住所などをお知らせしたのは、今回10回講義の今回の7回目が初めてであった。
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帰社すると、諦めていた16日の東京講演が、開催されることになった。2つ予約しておいたホテルを昨夜一つキャンセルしておいたが、残る一つは活かせることになった。
しかし問題はレジュメだ。2年ほど前まで毎年同じ内容を法律改正に応じてメンテしていたが、ここ2年は他のテーマでの講演に忙殺されて、初心者向けのこの手のレジュメのメンテは放置しておいた。
しかも従前は2時間ずつ5回の、合計10時間で講演していたものを、1日(6時間)で完結させる超短縮コースである。
工夫しないと終われない。昔のレジュメを出してきて検討をするも、夜は研究会に出なければならないので、その準備もすると時間は殆どなくなった。研究会後の懇親会では禁酒と決断した。そうでないとレジュメが出来ない。
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夕刻5時半に出掛け、地元駅で社員の分の上京切符を求め、岐阜駅下車して三省堂で参考図書を買い求め、その足で会場に向かう。
6時からの研究会で、新年度のテーマを民法の相続編と決めてから8時まで、円滑法・税制改正とその活用法並びに拙著の解説をする。
懇親会は、新岐阜のいつもの料亭で10時前まで、今年の干支というわけでもないが、牛の話題と業界の選挙の話題で盛り上がる。
10時過ぎにJR。駅から車で戻ると、早速入浴してレジュメに取り掛かる。明日の出張を半日遅らすことも考えたが、明日の午前に調査しなければ、ゼミでの発表に間に合わないので、やはり、明日は早朝から上京しなければならない。
午前様は当然で、漸く目処を立ててから明日の出張準備をして就寝したのは3時過ぎだったろうか?
6時起床して新幹線の中で眠ることにした。