7時半起床。8時半に社員の出勤を待って打ち合わせをしてから出発する。
9時半ののぞみの前に、前回の轍を踏まないように、待合室でメールの受信をしてから乗車。
ところが、乗ってしばらくした頃だった。平川先生への質問に対して、返信を頂いた。
これが、一昨日書き上げた原稿を見直さねばならない内容だっただけに、大騒動となった。
結果的には、これでまた半徹夜などして、上京中に振り回されてヘトヘトになるのであるが、その発端が平川先生からの「経済産業省と財務省で協議中」との返信であった。
とにもかくにも、一刻を争って、出版社にストップをその旨の注釈を入れねばならないので、メールを送ろうとするが、データ量が多いため、エアエッジでは時間が掛かり過ぎで、送信中にトンネルに入ったりで数度の送信に失敗する。
とうとう画像データを送ることを諦め、言葉のみのメールとして文面を作成し、関係者に送信する。
その内、横浜に到着する減速に入ったのを見計らって、画像データを送る。これで8度目位の送信でやっと送ることができた。焦った。
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八重洲BCに立ち寄ってから、髭師匠の講演を拝聴する。師匠からも6月の講演で「法務編を頼む」と仰られて受けることになる。
講演途中から、携帯に留守録が頻繁に入るようになる。先輩からだ。新幹線の中での「経済産業省と財務省の調整中」との平川先生通しでは遅くなるからと、直接に中小企業庁と財務省に問い合わせて頂いていた。こちらが動けない時だけにありがたい。
しかし、その内容が気になって仕方がない。新しい携帯電話の留守録が短いので訳が分からなかった。その内、メールが入り、それを読んで思索をすると、師匠の講演が上の空になってしまった。
受講を終えて直ぐに、電話して確認する。しかし今から書き直すとなると、自分の理解がないと図解など書けるはずもないので、出張中で予定が目白押しなので、数日遅れてしまう窮状を伝える。
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電話を終えてから、必死に考えた。まず、今夜の2つの予定をキャンセルすることを決断した。
夜の研究会と懇親会。それに学友の父の通夜である。
研究会には直前に電話してキャンセルし、通夜は明日の告別式参加のみとする。しかし、これとて間に合うか分からない。
日本橋から新橋経由でゆりかもめで台場で下車する。その間、「条文を詳らかに読めば10分で分かる」と、中小企業庁の役人の解説を直接聞いたものの、私が電話を返信した時の電話口に条文のない先輩は言われたので、既にこれまで数時間読み込んでいた条文を、さらに読み込む。
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台場は、先回は向え側の東京日航ホテルにTKCの関係講演で泊まったことがあるが、今夜は反対側のグランパシフィックである。一休のVIP会員向けの特別割引料金だからシティホテル並みに安く泊まれるプランである。
ホテル直前右のコンピニで夕食を買って、部屋で条文解釈に取り組む。新しい解釈方法として条文をPDF画面でワードに貼り付けて必要部分を抜書きして分析する方法を使って、二転三転する解釈に自分の間違いを探した。
夜10時半頃から、やっと理解が進んできた。逐次、先輩や平川先生にも午前様でメールを送る。
しかし新たに問題も生じてきたものの、問題は、理解できたところから図解の思考が始まり、実際に試行錯誤して書くところにある。
図解を描いて午前2時過ぎだったか、ちょっと横になって休憩しようとしたのが運の尽き・・・そのままZ・z・z・z・Z