７時前に起きて早速、書類決済をして、社員の出勤を待って、二言三言の打ち合わせをして出発する。ＪＲと近鉄の中では、新聞チェックをさっさと済ませて、ゼミ論文のチェックをする。割り当てられた２人の学生の論文へのコメントを書かねばならないのである。しかも締め切りは明日だ。
テーマは『内部統制』と『インサイダー取引』である。共に中小企業には無関係なことではあるが、そうであるが故に、読むのは大変であるし、先輩としてアドバイスも書く辛いところがある。
「他人の論文を読む」・・・それは非常に勉強になる。特に自分に関係の薄い、興味の持てないテーマについて、読むときはなおさらである。それは論文の審査員や、書籍の読者の気持ちを如何に捕まえるかに、よく似ている。
まずどこを見るか？脚注である。これで、この論者の程度を測る。そして、読むに値する論文かを瞬間に判断する。これは笑い事ではない事実である。人の第一印象と同じである。
次に「はじめに」を読んで、同じことを考え、「目次」をさっと見て、構成が頭に描けるか？を一瞥する。続いて、「おわりに」に相当する部分と「結論」を読んで、「はじめに」とのつながりを確認して、論者が首尾一貫して、論じて、ただのレポートに終わっていないか？論文として、自らのオリジナリティを出せているかを判断する。
*****************************************
１０時過ぎに、お客様に到着する。いろいろ調査すると非常に拙い事になっていることに気付き是正することとして、打ち合わせをする。提出前に気付いて良かった。手間は掛かるが、ちゃんとすることの方が大切だ。早速、作り直し、訪問し直すことにする。
岐路、四日市駅のマツキヨで、脂肪を取る漢方薬と、ノンカロリーの「うこんの力」を３本と、昼食の野菜ジュースを買う。帰りは名古屋までゼミ論文の続き。
名古屋駅で、書店で『税理』３月号を買って、プラットホームで疲れを認識したので、ちゃんと昼食を食べることにして、それでもキヨスクで黒豚ミンチサンドとビタミンゼリーを買ってＪＲの中で、食べながら買ったばかりの雑誌を読む。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
１２時半過ぎに帰社して、庶務こなして、レガシイニュースに誤りがある旨を返信してあげて、２時から明日締め切りのゼミ論と編集後記を後回しにして、自社決算に取り掛かる。何故なら、明日の細切れの時間や、食後や、酔っ払った時でもできることだからだ。
相次いで、入金漏れの返事が入ると同時に、４月の講演依頼が入り、早くも４月は１０件の講演となった。７月までは順調なので、８月以降を中心に企画しなければならない。
入金漏れに関する連絡が錯綜して、間違いメールを送ってしまったりした。こちらも日にちがないので焦っているので、クリックが少しずれたり、エンターを立て続けに押して、よからぬところのアドレスを指定してしまうことがままある。
また、連絡の仕方もいろいろあって、「今、暫くお待ち下さい」というところもあれば「済みません。入金を忘れておりました。」というののあり、他山の石ではないが、先日の『会社の星』のクレーム処理の特集を想起して、考えさせられた。
傑作（？）だったのが「必ずお支払いしますから・・・」という言葉であった。
**************************************
６時からの夕食後に、ニュースを見ていたら、耐震偽装事件で取り壊し立て直したセンターワンホテル半田が１５０室の内、空室率が高く、明日の判決を前にしたインタビューで、年内にも廃業せざるを得ないかも・・・と答えていた。
何とか応援できないかと考え、執筆で篭るのを不便だが半田にするか・・・と考えＨＰを見に行って驚いた。空室率どころでなく、ほとんど満杯。しかも７月も！こりゃ一体何だ？
アカデミー賞に「おくりびと」と「つみきのいえ」が受賞とのニュース。特に滝田監督の両親の喜ぶ姿に目頭が熱くなった。私も今、ある受賞を待つ身である。これは内緒。
先週、東京でお会いした方々の、すべてにはメールと言えども書けないので、ほんの２人ほどの方に、やっとお礼メールを書く。
近鉄のキヨスクで買ったナッツを食すと、不味かった。
入浴中に思いついた宿泊方法に従って、ホテルを検討し直すが、結果的には別の方法で、別のホテルをレイトアウト情報を一休で探して大森のホテルとした。
『ＷＢＳ』では"Ｇ空間”の特集をしていた。経済産業省も取り組んでいる。Ｇ空間は、仮想現実と現実とを融合するセカイカメラなどを紹介されたが、煩わしくも感じる。１時４５分就寝する。