雨の日は妻は、次男を高校まで送迎をするのだが、ふと考えると今日の行き先の途中に高校があるので、送迎をかって出ようと、７時過ぎにキッチンに行く。
すると、冷蔵庫内でケチャップか何かが溢れ出ていて大掃除の最中だった。
７時４５分、次男を乗せて出発する。高校に送り届けて、その足で商工会に向かう。
往復の車内ではＳＭＩの講演ＣＤを聞き、ある発見をした。それは、「小さく重要な理論のつながり」である。それまで、感覚的にあるいは直感的に関連するとして、理解はしていたが、これが体系的につなげ得るものとなりそうである。それが「無意識の世界」である。それは「習慣」につながり、「意識」にも「行動」にもつながる。
だから、いつもより半時ほど早く到着してので、新聞チェックする。
午前の来客は少なかったが、午後はそこそこいろいろな方がお見になった。今回の景気下落について経営者として話し合ったり、廃業・業種転換を考える経営者とも、話し合う。
また、思わぬ事例に当たったりして、担当者と話し合うこともあって考えさせられる。
お昼には、予定通り、ゼミ論の編集後記と２人の学生の論文へのコメントを書き終えた。
未熟な、学生の論文を読むのにも得ることはあるのだ。それを先輩として、厳しく愛情をもって指摘する。
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４時に終え、朝と同様に次男の高校へ向かう。その４時のニュースで株価下落を知る。四半世紀ぶりの安値である。昨年私が予想した通りである。ただ、思ったより数ヶ月早くきた。
次男とは、丁度良いタイミングだが、２分遅れて拾い、帰宅する。
庶務をしながら、朝ドラなどをチェックし、ロボット工学の番組では、ＣＢ２（スクエア）の認識方法で、人間が、身体を認識して行く過程が、同じく胎児のシミュレーションソフトによって、解明されつつあることに感嘆した。
人間の認識は脳ではなく、筋肉の反射活動から生まれ育っていくことが、どうやら正しいようである。しかもそれた単純な原理原則で成り立っているようだ。だからこそ、車中で聞いたＣＤのようなトレーニングをすれば、だれでもと言えるほどに、成功を収めることが可能なのである。
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6時半の夕食に向かうと、次男の発注したデジカメが届いていた。
夕食後、7時のニュースの後は、いつものように、疲れと眠気がやってきて、『クローズアップ現代』では「韓国経済の危機」を報じていたが、途中から意識を失っていた。暫くして、目覚め夕刊にあった韓国経済の記事と「クローズアップ現代」を見直す。
当時、盛んに韓国の銀行が薦めていた「円建て債務」の怖さについては、夕刊では延べていない。銀行が薦めるから、良いものではないことがここでも分かる。円高、ウォン安のダブルパンチで、債務が8倍にもなってしまった経営者もいるという。
「消える希望」と「浮かぶ希望」・・・という訳で、明日の雑誌販売日が楽しみである。
入浴後、コルクをあけて飲みながら、「ガイヤの夜明け」で派遣や業務請負の実態を見つつ、人材教育の必要性を思う。
『爆笑学問』ではロボット工学の科学者の話が面白い。昆虫の意思がないことを、見出すのだが、先述した、脳の反射ではなく、筋肉だけで動作が起こることを、ここでも報じていた。「受動意識説」がまさに証明されようとしていると感じる。来週の「意識」に期待する。
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ゼミ論文のコメントと編集後記を送信し、講演計画を作りつつ、たまたま、チャンネル移動の途中で、イチローのストライクゾーンの話に聞き入った。
イチローは、ストライクゾーンを広げて対応していると話す。なぜなら、マリナーズの成績が振るわないときには、審判も、消化的試合的に、試合を早く進めようとすると、すると、何とストライクゾーンは広がるのだそうだ。
かねてからイチローの悪球打ちは有名だったが、その理由は深遠だったのだ。「いかなきゃしょうがない。ストライクとコールされると終わってしまうから。」とイチローは言う。経営と同じく、変化に対応する姿である。
ストライクゾーンを「ずらす」ことで対応しているのが、首位打者となった内川聖一である。
残念ながら、そんな有名な選手らしいが、私は知らない。
『トップランナー』ではトネリコのデザインとその説得性に唸った。駐車場に白線もない余白の設計など、思わず唸る。建物のデザイン自体が、ランドマークとなるので、店の看板も不要という強いポリシーにも感じ入る。途中まで見て、『ニュース解説』で臨床研修の見直し問題を聞き、0時半には就寝した。