7時前に起きて、ニュースを点けながら、追い寝を頑張って8時までした。これで6時間睡眠だ。
今日から、3人の子供達は一斉春休み状態だから、朝食もギリギリまで待って食卓に行くと案の定で、妻は私一人の食事の用意をしてくれた。8時20分に昨日と同じＣＤを聞きながら商工会に向かう。
しっかり納得して頂くために、2時間近くの相談がのっけからあった日だった。それを除けは、昨日と異なり、一転して閑散としていた。電子申告もない。午後から少し忙しくなった。
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数日来、「ポアンカレ予想」と論文等の原稿執筆及びそれに関連する経営問題について検討をしてきて漸くまとまってきた。宇宙の形を問題とする数学界の世紀の超難問と、私の原稿とがどう結びつくのか？
それは、一昨年から昨年に掛けての中央経済社の書籍原稿を推敲する過程で体験することの出来た、一つの極みの体験からの疑問と、同時に今後のその効率の再現を図ると言う経営上の課題から考えたことだった。
それを一昨日のブログに追記した。つまり・・・
創造性の極限にあっては、関連する知識とそれから派生した無数の考えやアイデアを同時に発酵させ、宙に浮いた状態にしておかねばならない。この経験をもつのは、レポートではない、ちゃんとした論文執筆の時である。論文は、レポートと異なり、自ら創造をしなければならない。それが独創的であるほどに、宙に浮かせて発酵させるものは膨大となる。
例えば、トランプ遊びに「神経衰弱」がある。これまでにめくったカードを覚えておいて、今、自分のめくったのと同じものがどこにあるかを思い出して2枚目をちゃんとめくる・・・これが52枚のカードだけではなく、膨大に、さらに、同じカードあるいは同じくできて、グループ化できるカードを組み合わせる・・・・そんな作業だと想像してもらえれば良いだろう。
無数にあるカードを何度も失敗しながらめくって照合していく・・・・その内、爆発が起こる。それは、次から次へめくるカードが合ってくる・・・・そして、全て開け切る！めくるめく瞬間である。
問題は、宙に浮かしている期間だ。この時、一切の隔離を図りたくなる。そうでないと、膨大な情報を同時に開いて宙に浮かして置けないのである。
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ここ数年来、私が必要に迫られて、原稿執筆のためにホテルに篭る・・・あれは、このためだったことが「ポアンカレ予想」にまつわる数学者の、特に100年にわたる難問を証明することに挑戦する数学者達の行動を見ていて判った。勿論、レベルの違いはあるが、その禁断の領域に近くなると、日常生活が疎ましくさえ思えてくる。
ちゃんとした書斎があっても、様々なノイズは、電話を始めとして数多くある。それから逃れないと、無数に宙に浮かせておけなくなるからである。土日の休みは、それが極端に減少するが、それでも家族に合わせて、食事したり入浴しなければならない。そこで思考が断絶する。これが一番困るのである。
それがホテルならどうだろう・・・一切、自分ペースで進むのである。気の向いた時に、食事し、気の向いた時に、思考が求める時間に合わせて、休憩したりが出来るし、場合によっては入浴も食事も抜くことすら問題ない。説明もいらない。勝手気ままである。社会性を断つのである。
平日は、それでも社員からの問い合わせが皆無ではない。しかし、最低限となる。これが、事務所に現に居ないことで自然に成立するのである。
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ただ困ることもある。宙に浮かしておくといっても、現実には関連する本が、手元に必要になる。結局、なんだかんだの本を数十冊持ち込むことになる。
ＰＣのディスプレイも思考し易いためには、なるべく大画面が良いので、１９インチのそれを持ち込む。着替えも相当必要。一時は電気鍋を持ち込んだこともある。こうして、何やかやで、スーツケース２つに収まらずサブバックも乗せて、電車に乗る。まるで海外旅行帰りか、行商かのスタイルになる。
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岐路にディスカウント酒屋に立ち寄って、帰社してから連続で執筆することになった『税経通信』4月号が届いていたので、早速読む。ガーーン！執筆者紹介で私の経歴が間違っていた。法学修士なのに、何と「法学博士」とされているではないか！
慌てて、先月の臨時増刊号を確認してみると、こちらは間違いなかった。今月号の校正ゲラを見ても間違いなかった・・・・と言うことは・・・校正後にわざわざ訂正したということになる。嗚呼、恥ずかしい！早速、出版社に電話してみると、担当者は休みだったので伝言を依頼しておいた。
5時45分、残業する社員向けの夕食を出して、私も夕食に向かう。娘の卒業旅行でTDRに行くし、春休みでは家族でも行くので、TDRの話題などで盛り上がっていた。賑わしければ賑わしいなりにいつか訪れる家族が分散してゆく時の寂しさを予測してしまう。
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地域で百貨店を応援したり、葬祭業を営むNPO法人を設立して自分達の商店街に還流する話題などを見ながら書類整理する。
『クローズアップ現代』では不況で子供達の学費等が支払えず中退者が増えている報道・『ためしてガッテン』でダイエット特集で「スロートレーニング」・「低カロリーダイエット スイッチはオンか？」・「食事制限も運動もしない方法」を見つつ、書類決済の印鑑を押し捲る！
残業の社員が9時に上がり、私もワインを開け一服する。すぐさま、届いたばかりの『税経通信』4月号の、自分の原稿から読み直す。校正ミスがないかのチェックも必要でからである。
その他の、関心のある記事を一応読み、中央経済社原稿の構想に向かう。「理想と実務」の狭間にどう切り込むかが視点として浮かべた。
『報道ステーション』が金賢姫との田口さん家族との対面をどう伝えるか確認するように見る。少し気を失って仮眠は10分ほどして、インターフォンで起こされ10時20分から入浴する。11時からWBSニュースを見つつ、金麦250mlの試飲缶を飲み、特集で団塊世代の墓探しを見る。
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酔いに任せて、しばしウトウトもして目覚めると、深夜、『恋は少女マンガに教わった スペシャル』を途中から見てしまった。2時半就寝するも、心持良からずなのは、反省である。
何故か心持が悪いのか？自分をコントロールできず、生産性を感じられなかったからである。ただ、一日の疲れを癒すと考えれば、そんな時があっても良いと考えることも出来る。私の場合は、1日置きの飲酒にしているのだが、飲めば、酔うし効率が悪くなるが、ストレス解消で労働力の再生産が進む。
まあ、くよくよ考えないことである。自然に任せ、体が求めた行動をした結果を受け入れ、後はそれを上手く活かせば良いのだ！