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推敲図解化へ9時間没頭+好きでない執筆を自覚

篭って2日目は、7時前起床。流石に少しワインが残った感じ。ニュースの後、所ジョージの「目が点」で、コミュニケーションの実験をやっていたの偶然見る。要は、「命令を先に言う」というメッセージが同じでも伝え方の順番によって成果は全く異なるということだ。

「報道2001」で民主鳩山氏のインタビューで私の理解と同じと感じた。小悪と大悪の戦いだ。朝食で「贈与税減免」首相発言ニュースをチェックする。税体系に及ぼす影響が心配だ。またこの3月決算に反映させる有価証券の評価損の損金算入などにも目が点になる。

8時から『サンモニ』を中心にチャンネルを転々とチェックするも、推敲の図解を描き始める。

特に最終回の「経済羅針盤」での、利益率確保を打ち上げる日本電産の永守社長と、コミュニケーションを図るホッピーの石渡女性副社長、お得な気分にさせるメニューと品質改善をした、マクドナルドの原田社長で元気を頂く。

お客様の言う意見を真に受けないという、「顕在化ニーズでなく、潜在ニーズを」の原田社長の価値を創出するお話と、日本電産とマクドナルドの経営基本に整理整頓やクリンネスがあって、これには私は弱い。中々片付かない。むしろ創造は混沌の中から生まれると、ふんぞり返る(?)。

『サンモニ』でWBCをもう一度味わう。『題名のない音楽会』では茂木さんが、「芸術家とは、気のせい(思い込み)を力にする人」という表現に、我が意を得たり!

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推敲の図解化で、さらに大きな概念の登場があるかも知れないと思ったので、外枠を作った。
『サンプロ』は、見ずにTVを消して、10時20分から集中する。今日の日曜が一番集中できる日になるはずである。
何故なら明日の月曜には官庁が動くからである。社員やお客様からの相談もあるかもしれない。しかし今日は少なくともそれはない。集中のためのアイテムとしての「自然音」CDを掛けて、図解に取り組む!

しばらくは「チャットアウト」状態とする。計算外だったのは、「チャットアウト」すればCDも聞けなくなる。無音で集中する。

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途中、昨夜の村上龍の言葉を思い出した。それが全く自分に当てはまることに、この道の確かさを踏み固める様に理解した。
『わたしは小説を書くのが好きではない。じゃあ嫌いなのかというとそうでもない。おそらくそれがなくては生きていけないくらい重要で大切なものだが、非常な集中を要するのでとても好きとは言えないのだ。わたしにとって小説を書くことは好きという言葉の枠外にある。』

昼食を抜いて9時間の没頭は、原稿は一行も書けていない。ひたすら推敲をしている。2つの鼎談も読み直す。
しかし、これらの作業は、とても「好き」と言えるものではないことを確認した。そして非常な集中を要していた。だから、村上氏の上記記述は痛いほどに判る。それなのに何故頑張るのか?仕事だからだ。やらねばならない義務は、出版社からの要請と自己の誇りのため。それは約束を守るとする気持ちと、成し遂げたい使命感が渾然一体となっている。

これは、先般脱稿した2月の本の時も、現在取り組む原稿の初版である昨年の2月の時も、全く同じだった。書いている最中は、苦しいことばかりである。何故こんなことをやっているのだろうかと、半ば悔やむことすらあった。

今、それが村上氏の言葉で氷解した。しかし、その発端は、驚いたことに「苦手」から始まっていることに気付いた。苦手だから勉強した。そうしたら依頼を受けた。受けたら責任を果たさねばならない。だから遮二無二頑張った。そして・・・トンネルを抜けると・・・やっと青空だっただけだった。

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7時20分から、散歩を兼ねて摘みを買い、ついでに近くのとんかつ屋で外食。いつもはガラガラのこのお店、今日は驚くほど混んでいる。余り綺麗とはいえない店である。本当に久しぶり、実に何年ぶりかのカツ丼を食した。美味かった。

8時から大河ドラマを鑑賞する。今夜も中々であった。段々面白くなっている。高坂弾正の台詞「よくぞ、そこまでご決意なされた」が泣かせる。さらに赤穂浪士の吉良邸討ち入りに際して助っ人する他の大名の言葉と同じ、「謙信公(匠守)は立派なご家来を持たれた~」にジ~ンとくる。

9時からの、Nスペ『沸騰都市のその後』は、昨年放送した、ドバイ・ロンドン・ダッカ・イスタンブールの4つの沸騰都市が、アメリカ発の金融危機によって津波に飲み込まれいく。昨年の放送と、金融危機後の現在との比較をして、その凄まじさは、まさに津波。

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『ソロモン流』、今夜の賢人は太田光代氏。私は見るのが初めてだ。辣腕で可愛い社長だ。そして「お客さんに見せる」との厳しい視線は参考になる。不思議な美しさ、魅力を持つ人である。世に美が存在する嬉しさと悩ましさ。それらは人生を楽しませ、時には人生を狂わせる悩み深いものである。これらは「好き」以上に情念的で本能に近いのだろう。だから怖い。昇華しないと手がつけられなくなる。

冷え性の私に昨夜思いついたアイデアが、部屋の中で革靴を履く方法である。昨夜入り損ねた入浴をして、11時15分から『情熱大陸』で、ノーベル物理学賞の2人の学者の番組を見る。「好奇心の種」を益川教授の愉快な冗談的な話からつかもうとする。創造の瞬間が、ヴェートーベンのピアノソナタに似ているという。

授業の最後の質問時間に何でもいいからというと学生が「就活しているけれど、何かアドバイスを・・・」と本当に、何も関係ない質問に対して益川教授の言葉は素晴らしかった。要するに、適正なんて判らない。一番いけないのは、何もしないこと。とにかく何かやってみる。・・・・という人生指南が凄い。

大好きなことをやって、飯が食べられる!と嬉々としている様子は幸せそのもの。それに比べると、私の人生はまだまだだった。

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その後、BS1で偶然『クラウンケア』の番組を見た。クラウン=ピエロである。ピエロが小児病棟を訪問するケアである。「恋の嵐」と「駅」をイアホンで聞いた後に『ジェットストリーム』を聞きながら、昨夜の読書の続きをする。

まず、昨夜買ってまだ目を通していなかった『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』である。一連のレバレッジ本で売れた本田直之氏の著である。これは、と思う数個のコメントだけ読んで、パソコンを茂木氏同様、年に数回買い換えるのが効果的などを知ったし、残念ががら、やっぱり英語が必須と知らされて、がっかりするやら・・・・で、終わりとした。

が、その後にパラパラめくった時の方が効用が大であった。目標に関連する情報を脳が勝手に集めることを「カラーバス効果」ということも、初めて知った。いつもお世話になっている脳の機能である。有難い。

次に『最後のパレード』は、半分読んでいたので、その続きを読む。4分の3まで読んで2時前就寝。

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2009年03月29日 07:38に投稿されたエントリーのページです。

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