昨夜の土曜の夜の就寝が3時半だったので、5時間睡眠を確保して8時半起床して、「サンモニ」、朝食、「サンプロ」と続く。家族全員の朝食で、妻に新型インフルエンザ対策の食料備蓄を再度頼んでおいた。多摩大学20周年記念講演を申し込みをして、宿泊計画が具体化した。
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「サンモニ」では先進国中、最大の打撃を受けている日本。サブプライム後、一番影響から遠いはずなのに、22日の貿易統計で28年ぶりの赤字となり、IMF予測は、世界全体でー1.3%と戦後初のマイナス成長とされる中、日本は、先進国中最悪の-6.2%という驚きの報告がなされた。
「サブプライム問題から一番遠い日本が、一人負けしている。何故こうなったのか?その原因は「構造改革」だと知らなければならない。構造改革は既存の輸出産業の既得権益の保護政策に過ぎなかった。円安を誘導して、雇用を流動化して、賃金下げて、ただひたすら輸出で、新しい産業は市場任せで何も生まれなかった。そのつけが今、一挙に押し寄せている。どう言う産業で食べて行くのか?という産業戦略。世界中で再生エネルギーで猛烈に政府誘導で市場が伸びているのに、日本はどんどん地位が落ちている。こんなことで、ただ、製造業に公的資金を入れるだけで・・・選挙向けの対策ばかりして、戦略的投資がない。」とする金子教授。
寺島実郎氏は、アメリカ依存から、この1~3月を見ていると“中国頼み”に変っているだけで、海外依存を変えていないと指摘する。
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サンプロでは勝間和代氏のインタビューがとても参考になった。氏の「脳活性化術7のポイント」の冒頭に「3毒追放」があったのが良かった。「3毒」とは「妬まない・怒らない・愚痴らない」で、これの具体策が素晴らしかった。妬みたいような人がいたら、その人を分析して、その人のやっている努力を、真似る。なるほど、なるほど。
特に本の書き方は、私とまったく同じで安心した。「過ぎるほどで良い」に安堵する。
2つ目のポイントで、「9割の仕事は断る」である。まず凄いのは「商業講演は断る」のスタンスである。もちろん、言及は無かったが、断っても断っても仕事があるからだろうが・・・自分が仮にそうなったら、そう言う方法もあるな・・・と考えた。
また、彼女ほど有名になると、客寄せパンダ的な依頼も増えるからであろう。だからこそ、自分の得意エリアだけを受けるようにしているとのことも、今はそんな心配がないだけに、将来の参考として受け取った。
今は、講演をする時期ではないなと判断する時期に関しては、営業を行わないでいるのは、私の現状での対策であるが、これが特に営業をしなくても仕事が舞い込むようになりつつある現状に十分な事前の知恵を与えてくれた。
そして、私も心掛けているのが、公的機関(例えば税理士会や青税、PTA)からの依頼はなるべく(一番報酬が少ないのだが)引き受けるようにしている。
今回は語られなかったが、必要なのは、そこまでの人気を得るまでの努力の秘訣である。
次に参考になったのは「皆、勘違いしている。行動力はどこから来るのか?体力に決まっているじゃないというのが私の持論」
ちなみに7原則の3番目以降は、3、時間は投資か消費。4、運動、睡眠は十分に。5.移動は自転車。6、一ヶ月に50~100冊読む。7.仮説→実験→検証。
運動を例外にして、私も傾向は同じだが、読書量などは追いつかない・・・と考えがちだが、これは経済評論家という仕事の内容だからだから、然程差はないと考えられる。
「こんなにお忙しく効率的に生きて余裕がないじゃないですか?」とする旨の質問に対して、「効率的に仕事するからこそ、生まれる余裕で、子供達と過ごしたり好きなブログが書けたりする。」との返事に大いに頷いた。
そこでは、インタビュアーのサンプロのレギュラー出演者の多くや、司会者にはない価値観があるように思えた。それが良い悪いではないと思う。それぞれの責任において、自分にとって価値のあるものに向けて、ワークライフバランスを構築すれば良い。
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続く、「日本の司法」のシリーズ17回は驚くべき内容であった。レアケースではあるが、日本がアメリカに弱いと言われているが、それは政治の世界で、話として出てくるだけで確証は無かったものの、司法の世界はそれが明確に残っているように確認できて、無実の人をろくに捜査もせずにアメリカに犯罪人・逃亡人として引き渡している実態に唖然とする。
11時半から、全員で昼食を摂る。予報通りの強風となったが、雨も横殴りで降ってきたので洗濯物を引き込む。サンプロの続きを見て、正午のニュースの後、ブログ書いて休憩し、研究会のHPの更新作業をして、1時過ぎから『笑いが一番』で、今いくよくるよ、ナポレオンズの手馴れた安心できる出演者に勉強になる。
ショコタンの紹介してくれた輪芸の「すかす」は、意外にも直接に役立つ内容だった。これを講演に活かすには、高等な技となるが、挑戦する価値がある。
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続いて、「新日曜美術館」でなかにし礼が語るゴーギャンの再放送を見つつ、新聞原稿に取り掛かる。ゴーギャンは浮世絵の影響を受けたと言われる。それが現地の記念館でいかにして構図のインスピレーションを受けたかがよく判る。
久しぶりに「インスピレーション」という言葉に触れて何かを思い出していた。
ワード原稿に続き、イラスト作成では、いつものPCと異なるモバイルで作成のため、タブレットの接続などに時間を要した。夕食を挟んで、描き上げ、完成したが、今度は印刷ができず、結局いつものPCにデータを移して印刷すると、修正の必要が生じて、再び送り直しして、ようやく7時に終了する。
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夕食では、子供達の前で、珍しく妻と名古屋市長選挙の話が出た。良いことだ。妻は、自民・公明の支持する細川氏が圧勝するだろうと予測。私は、河村氏と予想する。河村氏の10%減税の公約と、西松建設問題を超えて、自民の世を変えなければならないとする勢いが、トヨタショックもあって変化を求める市民の気持ちに火を付けると読んだのだ。
ニュースを見た後、コンビニまで徒歩でピーナッツを求めにゆく。しかし希望のものがなく、そこから酒のディスカウント店まで徒歩で、運動代わりとして歩き、薄皮付き落花生「豆余韻」を3袋買う。3袋なら819円である。
8時から大河を見つつ、若干の整理し、9時までの間、4月2日の『クローズアップ現代』の英語特集を少し見る。グローバル化の中、職場に雪崩れ込んでくる英語にどう対応するか?
攻略のポイントは、最初に「発音」を・・・と聞いて、またかぁ!と思っていたところ、真意は「発音を無視する」とのことで、それで良いのだと、普通の番組と異なっていて役立ちそうだった。
2つには、知った言葉に直して話す。(ここからは0時前に見たことだが・・・)3つには、短い文で、センテンスだけ・・・。4つにお喋りに。5つ目に強調。6つ目に子音を強く・・・おお!それなら俺でもできそうだ。英語が出来なくてごめんなさいではなく、私の英語はこれです、分かって下さいの精神!
発信すべき内容が重要だから、読み書きが重要。う~~ん、これが大変なんだなぁ~。
9時から、名古屋市長選挙特集番組で、出口調査を冒頭で見ると、ほぼ予想通り。15分過ぎに開票率0%で当確が出た。
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見る積もりもない、日曜洋画劇場のアクション映画でチャイナ系の女性諜報員が登場する『バリスティック』を純粋に娯楽で観る。途中からなので、何が何だか分からないが、やたらにアクションがあるから、それだけで楽しめる。
久しぶりの開放感だ。その開放感は、これからの戦に向かう゛逆説の開放感”だ。寒いのでこれまた、久しぶりに暖房を入れ、体にワインを入れる。
入浴して、バスタブを洗い11時半に、先程の英語の続きを見てワインとコーラと落花生とチーズを摘まむ。0時のニュースで名古屋市長選挙の開票終了結果を聞く。倍ほどの大差である。
眠気の後、その眠気に打ち勝つように立ち直して1時過ぎからダビング作業をしつつ、昨夜に続くTOB価額を検討する。昨日の論理の検証をする。1日経って同じ結論に至ればより正しいとこになる。こうして検証を高め、論理構築をはかる。午前3時半就寝。