土曜朝は8時起床で、朝ドラは昼の再放送に見ることにして、朝食と朝刊の後、『ウェイクアップ』『ビジョンえe』を見つつまとめ役の司法書士さんへメールを書く。
10時からの、NHKアーカイブスでは慶應の金子勝教授を囲んで、雇用問題を特集していた。完全な再放送ではなくこれまでの放送の部分を繋ぎつつ平成不況から今日の世界同時不況までの雇用の変化を語っていた。
「平成不況 中高年管理職の憂鬱」1993年放送というから16年前だ。この管理職のその後がどうなったか知りたくなる。当時は関連会社に就職斡旋と退職金積み増しがあったが、今は両方ともない。もはや、長期住宅ローンを組んで家を建てることはハイリスクな行為となった。
再就職 年齢･賃金の壁を描く「21世紀・日本の課題 失業率５％ 新しい雇用は作れるのか」
『ワーキングプア 女性たちの悲鳴』2007年放送は“自助努力”の部分から見たことがある。しかし私は恐らく全国放送される前に、地元の特集でそれより先の2006年7月23日に見た番組であるから約3年前だ。
今年1月放送の「リストラの果てに 日雇いに流れ込む人々」では日雇いの椅子取りゲーム。学歴・経験・年齢の壁・・・
だから子供達には、若い今に、親が後押しを出来る期間に、「学歴」を得、最初の就職を大切にゲットし、そこで最低限3年間の「経験」を積む。それが天職ではないと知った時には、よりリスクは高いだろうが、再チャレンジを試みるかは、「年齢」との追いかけっこである。
親は何時までも応援は出来ない。兄弟も当てにはできない。それどころか、兄弟の誰かが躓けば、法律上は扶養義務だけは他の兄弟に覆いかぶさってくる。だから、「それぞれが自立」しなければならない。
“平時”の過ごし方が重要なのである。
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田勢康弘のニュース解説番組では北朝鮮・党首討論の話題を見る。2000年からイギリスをまねて始まったという党首討論は、これまでの党首討論で１～２位の評価だという。野次に関しては本場イギリスでも似たり寄ったりであり、品が良くないことについては、野次とは元々そういうものだと、中々面白い。
正午のニュースを見つつ、長男の誕生日の計画を検討する。破産法適用見込みが高まりGMの株価が1ドルを割る。しかしこれで当初予想通りとなった。政権がOBの健康保険などの厚遇に対してある程度の話し合いが進んでいる様子に希望が見える。ただ、中小・孫受け以下の部品会社は悲惨になるだろうことが予想される。
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週末の執筆計画を考える。改訂版の校正は昨日一応終えたものの、まだ完成度を高めたい部分もあるので、時間がかかる。といっても明日の午前中にケリをつけねば宅配便に間に合わない。だからこれが最優先である。
続いて、同じく月末締め切りながら、eメールで送れる原稿は、明日の深夜か、月曜の朝まででもOKだ。その次に大学の次のレジュメ・・・といった順番と決まる。そしてP原稿だ。
平行して『生活笑百科』では、共有財産の処分で「時価」の問題が出てきて、執筆中の「民法上の時価」との関連で興味を持った。
今日の鑑賞法は、問題提起の漫才部分を話術の勉強を兼ねて聞き、自分の解答を出しておいて、途中の相談員などの解答は音量をミュートにして、弁護士が解答を出す部分で再び音声を入れることにする。こうすれば、その間にワープロ仕事が出来るからである。
印刷テストをして、OKと判断し、朝ドラを再放送で見つつ、長男の誕生日の家での夕食に合わせて、その前に大学院の講義後に請求書作成をする計画を立てる。
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関口知宏の『ファーストジャパニース』では繊細な切り絵作家の蒼山日菜さんをチェックする。普通の主婦である。その独創的な作風で驚く。特に文字の切り絵は凄い。世界最高の切り絵コンテストで、東洋人で初めてグランプリに輝いたのだ。
自分に遠慮しない「レース切り絵」に感動する。最大の妙味は切り方だ。０．３ｍｍのシャーペンで書いた下絵を特注ではあるが、普通に見える鋏で切る・・・この感覚・・・原稿の執筆にも非常に参考になる。唸った。
「意見書」に対する入金があったとの妻の報告を聞き、ご入金お礼のメールを書く。『何これ珍百景』の再放送を見る。ブログを書き終えて3時半から、7月のホテル予約等を手当てして、4時から校正の続きを行う。
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6時半過ぎから散歩と買い物に出掛け、マツキヨで水虫薬や電子蚊取りの詰め替えボトルなども購入する。夕食ではパックごと鶏肉の南蛮揚げをレンジに掛けたところ、僅か1分なのに、パックの底が抜けてしまう失態を演じてしまった！
食事の後、『陽炎の辻３』鑑賞する。坂崎が不覚を取って意識不明となる。久しぶりに面白くなりそうな予感だ。人間、やはり葛藤の中で懸命に生きるからこそ美しいく心を打つものだ。皆に愛される坂崎を羨ましく思う。久しぶりにこの作品で涙が出る。
続いて『Mr.ブレイン』を鑑賞しつつ、校正のための資料を検索する。8時からは国連難民高等弁務官事務所を舞台とした『風に舞い上がるビニールシート』をチラチラ見、『ワンダーワンダー』では西本願寺の御影堂の修復ドキュメントを見つつつ、校正を続ける。
11時に完成し、印刷して11時半まで発送準備をする。入浴して0時過ぎに「今夜もさだまさし」を見つつ改訂版の帯原稿を作成する。これに修正等をした原稿などを付け加え先輩に送信する。続いて出版社に送信するメールの下書きをして、3時15分就寝する。