7時過ぎに起床する。厭世観の自動カットプログラムを起動させる習慣が出来てきた。15分に、雨で子供達を送る手伝いをしなければと妻に声を掛けるが、今朝も頑張って彼女が走る。二男もバス停までで頑張ってくれているようだ。
出版社にFAXする資料が見つからない。断続的ながら40日ほど缶詰になったりして資料整理が追いつかないのである。データなどで2回送りつつ、『人生の歩き方』でシンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチのインタビューを3回分連続で見て、「コーチ哲学・コーチ学」を学ぶ。
「まだ見ぬシンクロ」に驚く。井村さんのやり方が同じなのにも驚く。それはマネジメントとして同じだからであろう。新製品開発、新企画開発、新書籍企画と同じなのは、むしろ当然なのだろう。
だからこそ、成功できたともいえる。例えば様々な演劇を鑑賞しオリジナリティを追及するその姿にも、同期(シンクロ)性に感動した。
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この途中の10時のニュースの後、『御宿かわせみ』で「藍染川」も鑑賞しつつ、今日の大学院のレジュメを印刷し、これが今週の東京連続講演の初日の講演の追加レジュメにもなるので、送信する。
11時半に出発し、電車の中では立って計画を立てる。名鉄津島線のダイヤを調べてから大学院に向かう。地下鉄も市バスの中でも、ずっと計画を立てる。同時平行的に数十の仕事をこなすにはどう組み立てるかがポイントである。いわゆるクリティカル・パスの設定である。
それをどこまで先を読んで組み合わせるかによって、効率性・生産性・採算性は著しく異なる。来期の大学院の授業の検討も平行して行う。
研究者DBの就職口も考えているが、どうも専門外の科目までは担当したくない。勉強はしたいが、現状ではそんな暇は取れないだろう。現在の大学院が一番心地よい。ただし講座が開かれれば・・・である。この点だけが心配なのである。
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大学院では、これまで相続税や生命保険節税を講義してきた。死から考えたアントレプレナー論である。残りの5回は、いよいよアントレプレナー(起業家)らしく、経営会計から始まる。
途中の休憩で、売店に向かうと、A先生にお会いすることができた。丁度、電車の中で考えていた来年の講義計画のことをお話しすることができた。
夕刻は、社員と待ち合わせて5時から訪問する。移動中に9月の東京講演の依頼を受けていた分に付き日程をメールする。
名鉄津島線に乗るために、名古屋駅でホームで昼食のサンドイッチを食す。そうしている間が20分もあったのに、滅多に乗らない路線で手間取ったり、乗り過ごしたりとしたが何とか勝幡駅で5時前に待ち合わせできて、社員と訪問した。
帰りは社員の車で走りながら、この1週間のことを伝える。
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社員に駐車場まで駅前送ってもらい、書類だけ貰って、そのまま別れ、帰宅、夕食。家での食後は必ず睡魔に襲われ、丁度、「クローズアップ現代」の頃である。
今、思い出そうとすると思い出せない。実は、これを現にこれを書いているのは、6月25日(木)である。この22日のブログは、何日にも掛けて書いていることになる。多忙を極めて、追いついていないのである。
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これに関連しての話だが・・・・物忘れが強くなるというのは、加齢と共に激しくなるのだが、その対策は先週の「サンプロ」で茂木先生も言われたように、(ここから既に、翌日の6月26日金曜に書いているが・・・・)過去を思い出す、頭の使い方とすることなのである。
現代人はほとんど「前のめり」に生きていて、忙しさに突進していて、過去を振り返る暇がないと、思い出すことが少ない・・・・つまり記憶して思い出す脳神経シナプスが使われない・・・劣化し、退化し、物忘れが進む。
その対策は、日記やブログを書くことと茂木さんは薦める。私の場合は、そればかりでない目的のために書いているが、それは思わぬ援護射撃となっていて、わざわざ多大な時間と労力を要して、こうして遅れ遅れになりつつも続けていることへの安心感を形成する一つの理由となっている。
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新たな出版企画に対して、出版社から何か誤解しているようなメールが届いて、いろいろ返事の文面を書いた。しかし、どうも文面では説明し辛い。これは共著の先輩から、先に頂いた「力技で頑張る!」旨のメールをそのまま、先輩から送って貰うのがよいと考えて、長々と書いたメールを削除する。
そして、先輩にその旨、9時前にメールして、力尽き果てた。呆然とTV等を見、片付けなければならない書類や出張道具の整理にも手が出ない。勿論、自分の修正申告にも・・・溜まった読者からの返事もである。
しかしながら、10時過ぎから「カンブリア宮殿」ではメガネの21の驚くべき経営を見た。しかも執筆中の「新規原稿」に直接関連する仕組みだけに、思わず録画した。