7時起床の月曜日。サラリーマンでなくとも月曜病になりがちだから、思考管理しなければならない。つまり"攻め”の姿勢である。そうでないと、押し寄せる様々な締め切りに潰されそうになる。
社員の一人が検査入院に入った。最近、健康診断でひっかかる人が増えてきた。皆、メンテナンスしながら生きていかねばならない。不景気な今こそ、若い社員を採用していかねばならないのだろう。しかしその為には収益性を上げねばならない。そして・・・
出版社に「同時並行執筆」の許しを得るためのメールを書く。まだ、先輩から返事がないが・・・。
ミーティングでお客様の遺言が問題となり検討することにしたが、どの日程に入れるか?まずは集計業務があるので、それを先にやらねばならない。
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久しぶりのエクセル入力をしつつ、『JAPANプロジェクト 第4週 軍事同盟 世界の戦略』を鑑賞する。番組の冒頭のテーマ音楽と共にながれるスーパーにあるように「未来を見通す鍵は歴史の中にある」「世界の連鎖が暦所をつくってきた」・・・・未来のために、歴史に学ぶのが賢者である。
日英史の専門家の言葉、『同盟関係とは何か?すべての目標をともにすることはできない。つまり同床異夢なのです。「大志を、現実的にすり合わせること」が日本にはできなかった。』(ロンドン大学名誉教授で日英関係史が専門のイアン・ニッシュ氏)
これは、こと外交問題ばかりでなく、経営・・・さらには夫婦関係においても同じなのである。だから、この歴史家の言葉は重かった。自分の義務を果たしつつ、相手の役にも立ち、双方にメリットがなければならない。
経営の面で、同盟関係は「共著」はまさしくそうであろう。友好で有効な関係の構築は、夫婦と同じくコミュニケーションが大切である。ことあるごとに報告・連絡・相談が必要なのである。
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講演主催者も、同盟関係と言える。互いの要望をちゃんと伝えあい、互いにメリットが生じなければ長続きはしない。それを問うようなことが、今日も2件あった。
朝一番で電話があったのは、先週の講演先からであった。先週末深夜に苦言をメールで伝えておいたので、早速電話があった。なかなか、電話し辛い中、これだけでも良いレスポンスである。つまりモミュニケーションである。
その折、例会欠席者に対しても、ビデオを配布しないように確認をしておいた。だが、これに関しては、深く追求しなかったが、まだ言っていないこともある。4月の例会時に私は出席して、途中から退席せざるを得なくなった時、つまり完全な欠席でもないのに、後でビデオを見ることができなかったのである。
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もう1件は、さらに驚いた。東京の講演主催社から電話があって、8月21日開催の計画であった、東京税理士会の認定研修の講演の許可の連絡が来ないので、不審に思って東京会に電話したところ、何と申請書が届いていない!とのことだった。
東京会の郵便物受信簿にも載っていない・・・・と言われたとのこと。担当者は、書留などで出さなかったことを悔やんだが、たとえ書留で出したところで、既に許可を出す部会は終了しているので、先方のミスであっても「ごめんなさい」で終わりであるし、郵便局に明確なクレームになるだけで、認可が取れる訳でもない。
これが税務署への提出と決定的に異なる「営業」の世界である。後で、主催会社の担当者からメールがあったように、今回は事前に電話したのだが、事後の到着確認の電話こそ重要なのである。
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そんな訳で、スケジュール調整を大幅にしなおさねばならない。幸い9月18日にも同社での講演予定があったので、それと8月21日を交換して、とりあえずの調整をする。しかしホテルやその他の調整は残る。困った・・・。まあ、講演がなくなったわけではないので、気を取り直す。
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午前に集計業務を急ぎつつ、「軍事同盟」の続きでレーダー開発競争を鑑賞する。大学院へと移動し、教室に着いてから、司法書士さんとの共著のゲラ到着日を出版社に問い合わせするメールを送る。
大学院では「一杯のかけそば」問題を講義し、帰社してから、午前の続き業務と、8月・9月の講演チラシを添削し送る。
6時半から大雨の中、東海高速で美濃まではしり、7時半からの決算訪問で、新年度の役員報酬と役員の生命保険を検討する。帰宅したのは9時半で、夕食と入浴後、『カンブリア宮殿』で「めがね21」の経営を学ぶ。現在執筆中の原稿に関連するのである。
しかし、めがね21の躍進は、やはり研究開発にあることを「やっぱり」と確認する。仲良しだけでは経営はやっていけない。お客様から受け入れられる新製品などで顧客創造がなければ、未来はない。1時半過ぎに就寝する。