7時半起床。体重を量りに風呂場に行くと、入浴中のおじいさんが「お湯がでない」と言っている。灯りも消えているし、体重計も動かない。フロントに電話して対処してもらう。そして秤に乗ると75.2kg。昨夜より0.1kg減である。パンツを脱ぐと75.1kg。そこでパンツは100gと知れる。段々こだわるようになる。
朝食、朝ドラ後に、もう一度乗ると、75.5kg。つまりジュース3杯とレモンと梅干の合計は500gということだ。露天風呂は読書しつつ入り、構想を練り、サウナ7分でも構想を固める。
遣り甲斐・モチベーションについて原稿と関係する部分としてサウナでアイデアを思いつく。要は環境作りなのである。
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今朝の朝ドラでは、「やっと本心が言えた」シーンだった。前回最後から今日までの続きの部分は中々意味深く見ていた。夫婦が向き合える。本心で貴方が大切であることを、言葉と、そして日常の些細な中での態度で表せているか?が大切なのである。
捨てばちな、言動。それが何か物を渡す、その小さな所作に、気持ちが現れてしまう。感謝をし、自覚し、確認し、自分に感謝を忘れていないかのチェックは、それこそ毎日必要な「お勤め」であろう。それが娑婆・在家での修行である。
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ブログを書き、その場で思いついた言葉を、原稿のファイルを開く内に消えてしまいそうなので、そのままブログに書き殴る。
10時に具無し味噌汁を飲み、大前研一のレポートを読みG2とG20への潮流の中、日本は20分の1になったことの自覚を諭される。
具体的執筆で、これまで書いた部分を組み替える。正午のニュースの後、食堂のテラスで昼食。所領書籍読みつつ、テラスを一人で独占状態である。
今日は曇りで日差しがない。絶好のウォーキング日和だ。少し頭痛もするので、原稿よりも1時から出ることを考えた。
ロビーでやっと日経新聞が空いていたので読む。小説が面白くなくなっているので、読むには読むが、今日は、『私の履歴書』を久しぶりに読んで面白かった。
今月はファッションデザイナーの芦田氏なのだが・・・・妹のように接して家にも食事をしに上がりこんでいた部下の女性が、婚約したのでウエディングドレスをデザインして欲しいと言って来て、驚いて、「婚約破棄しろ、僕が結婚したい」と言ってのけた。
しかし式場も決まって案内状を送るばかりになっている。いつも上がりこんでいる彼女の両親に会って掛け合う。しかし彼女の両親も立派だ。半狂乱になるところだろうが、どっしりと認めてくれるとは凄い親だ。さぞキャンセルは、関係者へのお詫びやらで大変だったとうと思う。
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1時過ぎ出発。昨日の一碧湖神社を目指すのだが、出だしで右ひざに痛みがあることに気付いた。無理は出来ない。歩き出して、アイデアが浮かんだ。名付けて「ポーンポーン」である。
昨日開発したルートである車両通行禁止のゲート「一碧湖口」と異なるゲートを見出してそこら出て、湖に達し、残る3分の2を歩く。非常に整備された周遊道で森林浴は気持ちが良い。
途中に与謝野鉄幹・晶子の歌碑があるはずなのだが、知らない内に通り越してしまった。後で考えるに、途中にベンチのあった公園にあったのだろ。
1周する直前に売店があり、ここで貸しボートを2時から30分(800円)漕ぐことにした。腕の運動にもなる。湖の上は風が心地よい。汗が引いてゆく。
ボートに乗るのは、何十年ぶりだろうか?独身の頃で、まだ資格も持っていなかったから24年以上前になる。しかし、腕は覚えていた。高速ターンの左右逆回しも忘れていなかった。
ボートと言えば、私には悲しい思い出である。中学高校生の頃だった。生母の入院していた遠い病院の近くに池があって、そこに大好きなボートが浮かんでいた。
親の心、子知らずで、入院見舞いそこそこに、ボートに乗りに行った思い出・・・病院に行くと母は勿論喜んでくれるのだが、私には悲しさが辛くて、逃げ出すようにもボートに走る・・・こう書いているだけで目が潤む。
私の生母の思い出は、だから、「なるべく母子は一緒に」との幸福な家庭論の前提となっている。双方の思慕の念は、離れてみると分かる。だから、今の子供達にはその幸せが当然なだけに、どれだけ尊いものであるかの自覚はない。それは、「幸福の副作用」である。
「戦後は常に、次の戦争の戦前である」と私は考えているのと同様に、「幸福は不幸の前兆」なのである。それを防ぐには、たった一つ、「感謝の念」でしかない。そしてそれを、毎度の食事の際の「いただきます」に、毎朝の「お早うございます」「行ってきます」「いってらっしゃ」に、毎夕の「ただ今、おかえりなさい」に、毎夜の「お休みなさい」に体言実行しなければ絵空事になる。口だけの感謝になる。たったそれだけでも、ずっと実践すのは人生の修行である。「愛顔和語」だ。
それを実現するためには、例えば、毎夕「ただいま」「おかえりなさい」が出来るためには母親が家にいなければ出来ないことだから、それを実現させるためには、専業主婦にならなければならない・・・と現実化には、それ相当の経済的裏付けが必要となる。
帰り道は、これまた違う道を探して、ゴールド川奈ゴルフのフロントのある裏道を歩く。ここは、イトーピアとして開発されたところとの境界線になるので、昔ながらの沖縄のような伊豆が残っていた。120平方で250万円の売り看板には「富士山が見えます」と書いて立っていた。
途中、猫に挨拶されたり、薄日が射してきて汗が溢れ、少し道に迷うも、今日はGPSなしの勘で道を探し当てて3時15分に帰着。2時間余りの強化散歩であった。
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早速、うがいをして、食堂で生姜湯を頂き、着替えて露天風呂で読書し、サウナ7分。ここで、また一つのアイデアを思い付く。体重は74.4kgとなった。順調である。しかし腹筋を作らねばならないと考える。
4時に出て、休憩する。右ひざと、足の甲の痛みが少しある。明日は慎重に判断しなければならない。
4時半から丁度放送していた『アンパンマン』をまじめに初めて見た。この主題歌は実は、生き甲斐や、自分本位について意味深いものなのであることを先日知った。8月26日の講演でも何らかの話題にしようと考えているので、帰宅したらこの時間の録画をすることをメモする。
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眠気に一瞬ウトウトし、ブログを書いて、6時前に夕食に向う。ここでスタッフの健康チェックの際に、昨日の焼き塩による気持ち悪さを伝えた。そして、補食に切り替える日程の打ち合わせをした。食堂で書籍を読んでいるときに、また一つ気付きを得た。
6時半過ぎから、先輩への返信として、全体構成の仕方と、遅れている原稿の再度締め切り日程を依頼する長文メールを書き、送る。実際、9月以降はまとめて執筆できる期間がかなり限られている。これまで、そして今回も、相当無理して日程をやりくりしたのでその付けが溜まっているかのようである。
そのメールの中の「全体構成」については、以下の気持ちを込めた。
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読者に、どれだけイメージを明確に持っていただけるか?
そして、各編を有機的に結合できるかが、成否を決めると考えています。
これは前作と同じで、各編の立体構成が出来るか否か
そして、それを肝心の読者が、つかめるように表現できるかに掛かっています。
(砂利道は既に出来ている。しかしそれでは読者は「理解の道」をスムーズには進めない。
理解し易いように、高速理解できるように、アスファルト舗装しなければ、使えない。)
そのためには、頂いた原稿を読み込み、理解し、各編の間に矛盾が生じないように、
有機的に結合しなければなりません。
(その上で、さらに、それを理解し易いように、図解し、図解と文章の融合を図り、レイアウトを検討します。つまり、本文と図解は頁をまたがないように、分量を調整したりするのです。)
これに、最低でも缶詰になっていても、2週間前後は必要と、前作の記録からは計算しております。
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書きながら7時のニュースを横目で見る。高校野球では地元県立岐阜商業が快勝してくれた。この試合の生放送は見たかったが、見ていると原稿は書けない。
これは昔からそうだ。今でも覚えている、社会人になって何度目かの夏、恐らく簿記か何かの勉強をしていた頃だったが、ちょっと見てみようかと高校野球を見たがために1日棒に振ってしまったこともある。
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7時50分からブログを書き、8時15分から執筆に戻る。9時前に先輩から担当部分の章立てが届いたので読み込み、早速返信を送る。9時15分。
また、執筆に戻り、0時半頃疲れ果てて、フェードアウトするように就寝する。