5時半に起床するも、疲労取れず、TVを見ていたが、十数分後再び眠ることにした。今度はちゃんと服を脱いで・・・寝て7時45分に起きる。
8時35分からの『生活ほっとモーニング』では、自殺予防への取り組みで、番組を何故だか録画していた直感は当たった!事業に失敗して倒産し、自殺に追い込まれる事例を紹介していた。私もその深遠の崖を見てきたことがあるだけに、よく分かる。そして、間もなく出版する本は、その対策としての、使命感に基づいて書いたものだからだ。
「NPO法人ライフリンク」のHPを検索し関係資料を印刷し、番組を鑑賞する。しかし、精神科医のことが中心で、問題の根本解決にはメスを入れられていない。
問題は、事業不振からの自殺の対応でカウンセリングも必要だが、より根本的には、何故そのような事業不振に陥ってしまうか?そうならないための対策ことが必要なのである。
これを、先日書き上げた「納税月報」の中でも書き、今回の出版に関しても、非常に使命感を持っている。
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業績不振のお客様について、社員とカンファランスをして、対応を決めた後、図書館に出かける。
と言うのも、先程の精神科の話ではないが、精神的な病に関しては、「転地療法」が有効とされている。原稿の行き詰まりも同様で、頭を切り替えるために、今日は一日原稿に向える日であったので、思い切って県立図書館に向う。
10時ぴったりに到着し、奥の窓際の良い席を確保したが、電源が使えない。しかも携帯電話を忘れてきた。とりあえず、その旨と「連絡はPCメールで」を知らせて、P原稿の二次校正に取り掛かる。順調である。
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1時前に昼食のため切り上げ、コンビニや店に立ち寄って、帰社し、結局、時間節約のためカップ麺で1時半から原稿に向かう。
P原稿の「はしがき」を書く。それは「納税月報」で書いた使命感であった。そして送信する。平行して、ビデオHDのダビングをして消去をして、空きスペースを作る。
その後、さらにアイデアが浮かび修正版を作成し、送信する。その間に、ダビングの失敗したDVDを再び試みつつ、『歴史ヒストリア』の「和泉式部」を観るも、予想外に和歌の達人の手腕に驚きつつ、今しがた書き上げた「はしがき」を思う。
平安時代は、顔より和歌によって、もてたとするのには驚くし、宮中でも和歌は実力主義で、時の権力者にも和歌では反論ができたとの話も、現代の何かに通じると解し得て得心する。
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脳科学関係の番組をまとめて、HDの中に42の空きを作っておいた。これで長期出張があっても大丈夫である。
5時半から、昨夜の『海軍反省会』の第二回「やましき沈黙」の続きを鑑賞しつつ、P原稿の二次校正を行う。番組は「特攻」に関する特集で、「時の空気」に逆らえなくなって「やましき沈黙」となる。そういう「空気」になるまえに声を発さないとならない。それは言論の自由である。
番組は、現在に生きる自分達も同じ立場に立つことから、極めて明確に答えを示してくれた。それは「一人一人の命に関わる時は、決して沈黙をしてはならない。」
こんな常識的なことは、簡単なようだが、私もこれに似たようなことがあった時、容易にその判断が付きかねた経験があったので心した。
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6時前終業で、夕食は、珍しく家族全員が揃った。サイコロステーキを食す。長男は「これからは週2(の通学)にするから」と宣言して「まとまった時間が欲しい」と、明確に自己の目標を立てて勉強している姿に頼もしく思う。まだまだ序の口だから頑張れよ!
6時半から、デコラティブペイントの技法を鑑賞し、その後、腹ごなしに、前回の出張の荷物を整理する。前進することに多忙で、整理整頓が追いついていないのが私の欠点である。しかしそれをクヨクヨしないことにしている。
何故ならば、クリエイティブは混沌の中で育まれるからでもある。しかし同時に科学は整理の必要を隠さない。この両者の両立と混じり具合が、私の作品を構成する。クヨクヨはしないものの、放置しておいて良いというものでもなく・・・このバランスが難しい。
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7時のニュースでは、連立政権の正式合意が報じられる。『クローズアップ現代』では水中文化財、8時から『試してがってん』で照明の不思議を学び、9時から『ベストハウス123』で茂木氏の天才脳シリーズ第3弾を見つつ、二次校正を行う。
番組で紹介していた「音楽運動療法」には驚いた。楽しいと思う気持ちが奇跡が起こる。
2話目は右手の麻痺で左手だけのピアニストとして蘇った舘野泉氏曰く「右手が動かないからピアノが弾けないと思い込んでいた自分は間違っていた。手が1本か2本かに関係なく、自分がピアノを弾けば、そこに音楽があるのだ」と気付き、「左手で弾くようになって気が付いたことはね・・・今まで何て自分は左手をおろそかにしてきたんだろうと思うんです。左手にできないことはない。」
11時前に風呂の呼び出しがあり、入浴し、今夜は休肝日としてゼロコーラを飲みつつ、校正の続きを行う。
『海軍反省会』の第三回(最終回)で東京裁判対策で第二復員省(通称「二復」)の果たした役割や天皇の戦争責任などを途中まで見て就寝と出張の荷物準備とをして、2時ごろ就寝する。