5連休の4日目。8時起床。昨日の悩みがそうさせたのか、思案が続いて、気を揉んだためか、体重は71kg台に突入した。71.7kgであった。9時から執筆準備を始め、録画を整理しながら、出版社への執筆状況のメールを書きつつ、[決意]を高める。
『美の壺』では「竹」に経営のヒントさえ掴んだ。『笑いが一番』では林家染丸の「合い薬」を鑑賞し、見事な「引き込み」をリプレイして確認した。これは講演の冒頭にヒントがある。
11時半から昼食。次男の進学について問えば、具体的な大学名と学部を明示して答えてくれた。それなりに考えてはいるようだ。
正午のニュースを見てから、ホンダに向う。いよいよ「インサイト」との出会いである。これまでお世話になったオデッセーに別れを告げるために・・・
12時15分に向う。予定より半月程、納車が早まったこともあって、ガソリンが残っている。ホテルの缶詰も続いて尚更乗っていないので、ガソリンは使っていない。ロッテの0を買いに、ちょっと遠いスーパーヤマナカに行き、店に立ち寄って少しでも、ガソリン使ってからインサイトに乗り換えようか・・・と考える。
しかし家を出て、最初の三叉路で進行方向からの車と鉢合わせで、反対側に回った方がスムーズとなってしまって・・・それが行き先を変えて最初にホンダに行くことになった。
多分、ディーラーならガソリンの詰め替えが出来るだろうと踏んだのだが・・・・これが出来ないことを後で知って、半分弱入ったガソリンは全く無駄になってしまった。
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従って、少し早めの到着となり、長い説明を聞いた。新車に乗るのは10年ぶりで、特殊なキー、盗難防止装置、ハイブリッド、カーナビ、DVD、HDストック、ETCに・・・とこの間に車に搭載される機器は大きく変ったし、スペアタイヤもない・・・ので、いろいろ新しい知識が必要だ。学ぶ。
だから思いの外、時間がかかり、帰り道は、酒のビッグに立ち寄ってピーナッツを買うだけにして帰宅する。ディーラーで頂いた花束を妻に渡して・・・とここまでは良かったのだが、振込み金額を知らせたところ事前に私が言っていた金額と100万円も違っていて、叱られてしまった!
無理も無い。大反省だ。注文書を探して、確認しても確かに270万余である。これを私は妻に何を勘違いしたのか170万と伝えていたのだ!この大馬鹿者!!
妻はこのところの体調不良の中、170万ならこの定期を取り崩し・・・と資金の算段をしていてくれたのが、ぶち壊しになってしまった。申し訳ない!
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すっかりしょげ返ってしまった私。注文書を探して、妻に提示しなければならない中、どたばたと探す。平衡して、エコ助成金受領のための通帳のコピーを取ることなど、締め切りで送らねばならないゲラ原稿の手配を心配しながら、事務所の中を何度もウロウロ歩く。何かを壊して発散させたい気分を抑えて我慢して歩き回り準備し、妻に頭を下げて頼む。
これに半時余り要し、やっと一通り終えると、ゲラ発送の手配をし、宅配便が困らないように、事務所の扉を開けておく。所長室も、それが判るように、扉を開けておく。
そうしておいて、何故、そんな間違いをしたのか??の反省がしたくなくても、自然に悔恨に揺られてグラグラしていた。手に付かない。
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ここでしっかり考えざるを得なかった。原稿に手が付かなくなってしまった。暫く手に付かなかった。
そして、知らない間に、宅配便が来て、原稿を持ち帰っていた。まったく気が付かなかった。
にっちもさっちもの心理状態だった。
気を和らげるために『御宿かわせみ』を鑑賞するが・・・これが却ってもう一つの弱点を思い出させた。
落ち込んでいる。自分の弱点が同時に二つ感じられた。しかしこれを機会に、その2つには共通点があるように見受けられるので、共に考えて反省し、対策を考えることにしてみた。そうしないと原稿に手が付かないのである。
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それは「親族や人間の関係図の理解」と「お金の計算」だ。共に仕事に直結するのだが、無意識に避けているのだろう。
ビデオを再度見ながら、物語の親族関係を頭に描きならが見るようにした。確かに、無意識どころか、意識的に避けて見聞きしている。だから分からなくなる自分がいた。
それでも、時折、巻き戻して見なければならないのは、「名前」が短期記憶にも留まらないからであることも気が付いた。いやそれどころか、「顔」もである。それで、普段の私の行動が推察できた。
仕事以外の「名前と顔」は何度も会うからそれなりに覚えるが、それでも少ない回数では覚えられない。それは、使ってこなかったから能力が退化したかのようだ。同様に、その親族関係も容易に覚えられないし、瞬間的にイメージできないのである。
それは、俳優やタレントの名前にも通じ、その芸能人の夫婦や親子関係図にも相似して、覚えられない。覚えることを避けているかのように、そこに至ると思考を遮断する。
一方、「お金」のことはどうだろう?妻に任せているのは、お金がトラウマになっていることと、それへの神経の集中は創造力には足枷になるからではなかろうか?だから一刻も早く離れようとしていると考える。
しかし離れるなら離れるで、良い。きっちりしてからバトンタッチして離さなければ、任された妻は困ることになる。反省だ。大いに反省だ。
そのためには、切り替えも必要だ。これは仕事の面でしている工夫である。ますます追い込まれるが、それをクリアしていく努力が欠かせない。それを楽しむことが大切だ。攻めだ。
そこから、他にこれに似たことはないか?当然、それに思考は及んだ。仕事のことだ。
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5時46分、偶然チャンネルを回した折に、銀座のクラブのママの集客戦略をドキュメントしていた。ワンセット25000円を15000円に値引きして、素人女性を訓練して、増客で採算を取る方法だ。これも講演の材料として役立つものだった。
6時過ぎの夕食の後、腹ごなしと、ストレス解消でドライブを兼ねて、昼に行き損ねた「ロッテの0」を買いにと店に立ち寄る。しかし摘みは我慢した。
夜間の運転は初めてだ。急発進すると警報音がなることも知った。7時45分頃帰宅し、ブログ書き、8時過ぎに心落ち着けて原稿に向う。
しかし中々切り替わらない。そこで、先に別の原稿に取り掛かることにした。中部経済新聞の原稿である。まず、連載予定を考える。半時ほどで年内締め切りの大体の計画を立てた。
ふと考えてみると、間近に迫る締め切りはまだまだ他にもある。「納税月報」の11月号校正と、大学のレジュメ作成である・・・が、新聞原稿をやり始めたので取り敢えずはこれからスタートだ。
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1時間ほどの9時半にワード原稿を書き上げ、PCを代えて、イラスト作成に取り掛かる。「イラストレーター」のソフトは私の古いPCでは立ち上げるだけでも10分ほどの時間がかかるので、その間にブログを書く。
イラスト作成をすると、今回は復習なので比較的短時間に出来て、本会に送信する。この連休中に送信して返事待ちは10通に達した。
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イラストを描きながら見ていた『ガイヤの夜明け』では地元の会社2社が紹介されていた。共に敬服する企業だが、その内の今夜初めてしる会社の社長は、喫茶店を社長室としているとのことで・・・その喫茶店が、直ぐ近くのカルーアなので驚いたのだ。
森松工業は2600人454億円の立派な会社で、その社長の松久さんは、この喫茶から、中国にある工場もネットを介して管理していると驚いた。「客なので家賃ただ。空調費ただ!」には脱帽!
名古屋で48000円の結婚式を手掛けるビジネスなど、今夜も役立った。
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続きて、入浴中も含めて検討した内容で、短大での講演レジュメを作成し、コピーを作成し、事務局の担当者にメールを送ると午前1時。
それから、『試してガッテン』の「肝臓病の謎」を見つつ、昔は注射器が使いまわしだったため、ウイルス性肝臓病は多くの年代に感染している現実を知る。私は、自身の決断で、集団接種を極力避けていたため、感染していないことが既に、血液検査で判っている。
しかし、厚生医療の施策の不備がこんな大問題になっていること、その時代の常識が怖いのだ。それは我々の業界でもきっとある!
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全米チアダンスコンクールで優勝という快挙を遂げた福井県の福井商業高校の物語を描いた『にっぽん紀行』も魅せてくれて、経営計画に役立つ素材であった。野球で有名なこの高校の応援団であるジェッツは、野球部の裏方だけでなく、「自分たちも主役になりたい」で創部僅か3年での快挙である。
顧問の先生が最初に書かせる「夢ノート」それはまさしく「経営計画」そのものだ!
どんな自分になりたいのか?何でも自由に書いていい。顧問の五十嵐裕子先生は「自分で、勝手に、自分の才能に歯止めをしないこと。妄想するの。想像するの。イメージするの。一人一人が何を考えて、どんな人生を歩みたいのかが大事。」
自分の殻を打ち破る第一歩が前髪を上げで、おでこを全開にすること。彼女らは「恥ずかしい!」という。これまた、経営でも同じだ。自分の殻を破るものは何だ?
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大会当日の顧問の言葉「イッツア、ショータイム!今日はご褒美の時間だから、今までやってきたことをやって、お客さんを喜ばせて、自分も凄い元気になる瞬間がもう直ぐ!遣り残すと・・・突き抜け感がないと・・・やだなっていうのは自分たちが一番よく分かっているから、ザッツオール!」
素晴らしい言葉だ。特に『遣り残すと・・・突き抜け感がなく・・・いやだなっていうのは自分が一番判っている』そうだ、自分が神なのだ!永平寺の坊さんの話を思い出す。
「自分を出すと気持ちいい」とのナレーションの言葉にも気付かされる。個性満開は経営にとっても付加価値創造なのだ。自分と向き合わねばならない。それがノートであり、経営計画での「入魂!」である。私はブログでそれを、有言実行している。それは恥ずかしいことである。しかし自分の殻を破るには最適である。
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清文社の『納税月報』11月号の校正をする。これは簡単かと思っていたら逆で、編集者がカットした部分の重大性に気がついた。政府答弁的に無難に終わるならそれでも良いのだが、完全に矛盾した文面となるのである。
内容を略記すればこうである。
「複式簿記は難しくて一般の経営者には判らない。読めない。だから役に立たない。」と述べておいて、最後に「複式簿記を一般の経営者は学ぶ必要がある。」・・・これでは何ら解決策になっていない。
カットされた部分には、対策を書いた。それは新作の本の宣伝になってしまうので、控えめに書いたのだが、字数が大幅に超えることと、宣伝ぽく・・・当然、他社の本になることもあるのか?・・・なるからである。
それでも、最小限の復活を目指して、校正を試みて、faxとメールを送る。
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今夜は、一気に3本の原稿に目途を立てたので充実していた。大学のレジュメはまだ一工夫必要だが・・・これが飲まずにいられるか!の気分で、這い上がった祝杯で。コピーしながら、昨夜に続いて、また飲んでしまった。共に休肝日としようとして、禁を破ってしまったのである。ストレスとその開放とやり遂げた感とで・・・
その間に、昨日一日掛けて書いて送った先輩へのメール3本に返信が届き、その内の一つの新たな質問に即決の返信を書き、午前2時前に就寝する。