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締切りの朝+自信の裏付け+カボチャになりシンデレラ・タイムに届け

締切りの朝。7時40分起床、朝の行事の後、9時から早速執筆開始。昨日までの原稿全体を鳥瞰して、構成を練る。あと1日、今日中しかない!まずどこがクリティカル・パスか見定める。修士論文のリニューアルで、2つの章に区分する箇所がネックになっている。ここだ。

中身の詳細な検討は既に出来ない。しかし、つくづく有り難いと思うのは、ここは修士論文として完成したものであることである。論文でも原稿でもそうだが、書いている途中は「果たして、これは価値あることを書いているのだろうか?」と思う自信がゆらぐことが、常にある。

 
その意味では、自分の論文を信じることが出来た。何せ、著名な教授お二方のチェックをパスし、修了生総代の栄誉を賜ったのだから、自信をもってフリーパスで原稿に、なるべく忠実に載せることにした。 

ただし、そのままでは読者は読み辛いので、「である調」を「ですます調」に変換したり、強調のための太文字化などのユーザーオリエンテッドな加工を施すことにする。

しかし、図解をこれ以上いれると頁数が増え過ぎるので、ここは学術的であることを前面に押し立てて、またそれを省略しても、他の章で、その結論やエッセンスは述べられているので、文章で勝負することにした。

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トイレでふと、全く異なった方面のアイデア浮かぶ。「パラパラ会計」のことだからもう本には間に合わないが、仮説がたった。「資金血液論」への異論である。ひとまずこれは仕舞っておいて、兎に角、執筆だ。 

11時までに、第2編を2章まで書き上げた。出版社からも激励のメールが届き、ひとまず安堵。
小休止の後、続く3~4章の構想を練り、正午のニュースを見ながら、東京の関与先の先生からのメールに返信を書き、今後の提案活動の打ち合わせを返信する。

ニュースを見終わると、本格的に戻る。昼食は抜いた。生姜黒糖湯を引き続き飲む。2時前に休憩し、東京の司法書士さんから予定変更の連絡が入り返信を書き、ここで、ライトヌードルを食しつつ女性ボーカルを聞く。

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イアホンを使って、頭の中に大音量を響かせて、一度脳内を空っぽにしつつ、構想を練る。
今日中とは、後9時間半。それまでに出来ることは何か?さらに、誤魔化して(?)明日の朝までとして出来ることは何かを考える。

残るは、「中間型」の提案の章と、議決権行使・少数株主権、ESOP、種類株式の計算、そして1・3編の修正だ。この内、なければ体裁がとれない、前者3つを攻略してから、種類株式までを0時までに脱稿できれば、しめたものだ。

苦しいことに躓くときも、きっと上図に越えてゆける。「心配なんてずっとしないで・・・」での歌詞が勇気を与えくれる。「あなたの夢を諦めないで、熱く生きる瞳が好きだわ。貴方が選ぶ全てを、遠くにいて信じている・・・・」そう語ってくれると勇気が湧く。

3時半に、頭がパンパンになった疲労で手が止まる。気晴らしを兼ねて、気が付いて、ホテルの追加料金を払いにフロントに行き、その足で、体を動かすために、コンビニに向かい、この日ばかりは、甘い物を特別許可して、シュークリームとゆで小豆の缶詰などを購入する。

4時からゆで小豆をパクついてから、蘇ったかのように(?)再開する。

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書きながら、6時から『新・三銃士』の第2回を鑑賞し、20分でTVを切り、原稿に戻る。夕食を抜くが、珈琲等に合わせて、ピーナッツなどの菓子を摘む。7時のニュースもながら視聴し、7時半にまた切り、没頭し、10時前まで続ける。

「中間型」を書き上げ、コラム原稿を忘れていたものを挿入して、「議決権行使・少数株主権」の章をこれに当てるため削除し、これで日経新聞最高裁判例まで終えた。

『報道ステーション』を聞きながら入浴するが、ずっと伸ばしっ放しの髭剃りはまた省略して、明朝とする。ブログとメールチェックする。明後日の東京での研究会での発表を頼まれた。しかし返信している時間もないし、準備もとてもやっている暇はない。万が一、欠席になるやもしれないくらいである。

しかし、続くメールで、既成事実かのように、研究会内容の中に盛り込まれたようだった。しかしこれにも出欠の返事をしている時間もない。地元研究会の出欠メールも今日が締切りだか・・・書く暇がない。

さあ、後はESOPと種類株式評価である。まずは前者を片付けるため、頑張る!

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しかしシンデレラタイム(午前0時)が近付く・・・やむなく、書けている第2編1~4章を先に送ることにする。11時半。
引き続き、ESOPを執筆する。当初は午前1時位かと思っていたが、急にまとまってきた。これならシンデレラタイムに間に合いそうだ。メール文を書いて送信!エンターキーに力が入る!11時59分。間に合ったぁ!!これで当初構想分は全て脱稿した。シンデレラを運んだ馬車はカボチャだったっけ。そう言えば私の髪の毛、髭、ステテコ姿は、まさしく不恰好なカボチャだ!

今回の脱稿は、クリティカル・パスを連発した。これだけの矢継ぎ早は初めての経験である。これも、来年の2日間コースの東京講演で、本書を使うことが既に決まっているからである。偉大なる締切り効果ではあるが、こんなことは、そう滅多に出来ることではない。

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しかし、種類株式では書きたい部分が途中から発生して、これに心が残る。さあどうする?
さらに、1編と3編で書き直しが発生しているのだ。しかし頭が回らない。ヘトヘトだ。目もショボショボだ。連日の15~17時間で、今日も15時間を経過した。

労働と考えると倍働いていることになる。思わずぞっとする。残業代よこせ~~!???誰から?

思い切って寝ることにする。そのための夕食は抜いたまま焼酎を飲む。そして早起きしてクリアな頭で向かうのだ。これは賭けでもある。安堵感と最近の寝不足で、明朝に寝込んで起きれないかも知れないからだ。

女性ボーカルCDを聞きながら歯磨きして2時に就寝する。

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2009年10月13日 14:59に投稿されたエントリーのページです。

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