ホテルでも、いつもの時間に起きて、いつもの日課をこなす。昨日、一橋大学図書館で入手した資料を昨日に続き行う。量が多いのでまだ数日はかかるだろう。
菅新財務大臣の就任挨拶に対する日経一面の記名記事では「発言に信頼得る努力を」とタイトルを掲げ、本文では「地道に財政運営を」と「地道」が強調され、極めて常識的正論である。
『大機小機』では「教育こそ最大の成長投資」を唱えていた。これは年末に発表昨された、鳩山政権の新成長戦略の基本方針に対して教育がどこにもないことへの批判であった。それは同感である。
「政府が真っ先にやるべきなのは、『可能性の再配分』のための市民への教育投資」とブレア政権の理論的後ろ盾の社会学者のギデンズ教授の『第三の道』を引用していた。
そして「企業に投資減税があるように、個人の教育費については所得控除制度があってしかるべきだ。『公共投資』から『教育投資』への転換こそが」と結ぶ。
「コンクリートから人へ」のスローガンとも一致する。また、これを企業経営に置き換えても同じで私も重点として社員教育に相当の投資を実践している。
『スーパーモーニング』では、大阪の橋本構想に対して大谷氏「お金がないお金がないでは進まない」「面白いことと大事なことをやる」とこれまた企業経営に通じて、自らの道と重なって頷く。
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11時がチェックアウトリミットだったが、少し前にアウトして新宿駅を通り越して、紀伊国屋に行って見ると、何と、驚いたことに『パラパラめくって比べる会計』が3列陳列になっていた!
昨日、東京駅で途中下車した切符を示して、新宿から大宮に向かう。埼京線は初めてだ。しかし、湘南新宿ラインがさらに早いと知りホームを変更し、半時余りで大宮に到着する。
久しぶりの大宮だ。東口は初めてで、JAの会場まで徒歩12分で到着してから昼食を検討して、結果的にすぐ近くのファミマのおでんと肉まんとして、会場の待合ロビーで食して1時に入場する。
今回、出版する内容とよく似た内容の講演だったので、とても参考になった。しかし当然、殆ど知っていることなので、内職で、2月講演のチラシ原案を作成し主催者に送る。
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4時半の終了予定時間を5分過ぎても講演は終わらなかったので、最前列でしかも入り口から一番遠い席で中座するには目立ちすぎたが、次の予定が迫るので5分経過したところで待ちきれず、腰を屈めて失礼した。
同時に、自分が講演する場合の他山の石としたものだった。息せき切って大宮駅に到着し、30秒ほどで予定の電車が到着するギリギリだった。
電話予約したが、予定より10分ほど遅れて、匠に到着して5時45分から1時間施術を受けた。例によって「とても拙いです。入り込んじゃっている!」と注意された。
徒歩で日本橋、八重洲口と回ると、思いの外・・・どろこでなく在庫が少なくなっている・・・これをどう解釈すべきか首を捻りながら歩く。特に日本橋では、返品でなければ凄い売れ具合となる。これは次回調査事項である。
大丸で3日の家族会議の折に妻と次男が、兄弟が大好きだといってくれた、穴子一本巻きをギリギリ品切れ直前にゲットした。
しかし、自分の夕食として狙っていた、マイセンのメンチカツは売り切れで、やむなくカツサンドとした。
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「のぞみ」の中で、先程の受講中に内職した原稿のゲラがメールで戻ってきていたので、早速に校正し、続いて一橋大学の資料を読む。
一旦、帰宅して、玄関先で土産の穴子一本巻きなどを手渡し、荷物を入れ替える。論文執筆のための参考図書を詰め込む。お陰で、後で体重計も着替えのカッターなどを忘れていたことに気が付くこになる。
録画の消去なども行い11時過ぎにJRに乗り、缶詰ホテルに向かう。スタッフが全員交代したらしい。しかし、ちゃんと引継ぎが出来ており、痒いところに手の届くサービスで、部屋もベッドが無反発クッションや地デジ対応の大型液晶TVに変えられていて満足。
ZEROで今年は、国民読書年と知る。入浴の後、参考図書を整理することだけとして、明日からの論文執筆がスムーズにスタートできるように準備した。