短大での講義は今年になって最初だ。昨夜、しっかりデス・エデュケーションの準備をした。その説明の仕方を電車の中で考える。
地球儀を使った話を披露した後、精算課税の特別冊子と税制改正の記事とを使って住宅税制にも及ぶ。さらに、死ぬ前に後悔する２５の項目を板書する講義もする。幸い、私に該当する部分は少ない。が、まだやり遂げねばならない項目があることにも気が付く。
心配したこともなく、講義時間はむしろ足らなくなり、入念に準備したデス・エデュケーションは次回に延期することにした。
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岐路は、午後からの予定が間に合わない時間になるので焦ってはいたが、どうしようもないので腹を括る。私が講演を依頼した尊敬するＡ先生の講演が支部例会の前の支部研修に組まれているのである。
一旦帰社して荷物を入れ替え、今度は車で会場を目指す。40分遅れで到着し、「事前照会制度」を学ばせて頂いた。流石、Ａ先生の実務経験は豊富で、これまで分からなかった実際のやり取りが見えてきた。
4時45分に支部例会も終えて、慌てて戻る。再び名古屋に向うのである。荷物を入れ替える。ただし今度は大荷物である。当初5時半到着予定が、1時間近く遅れてお客様に到着する。延着の事前連絡は私からと社員からが同時に入れるという、丁寧過ぎて間が抜けたようなことになったが・・・ご愛嬌だ。
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決算書を見ながら、滞っている多額の売掛金回収についての打ち合わせで弁護士に依頼することや、雇用調整助成金について助言し、書類は明日社員が回収と繰越処理のため訪問することになったためお客様の所に置いておくことにした。この足で出張に持ち歩くのは不安だからだ。
7時過ぎに終えて、栄に地下鉄で向かいギリギリ7時半の朝ドラのＢＳでの再放送をリクライニングシートで鑑賞することができた。まだ、着替えていないカッターシャツのまま鑑賞したのだ。
9時前に入ったので下着と靴下のクリーニングが無料で受けられる。これで1日分の着替えが助かる。
いつもの無愛想なおばさんが、何故だか今日は機嫌が良い。これより先に、財布を持って歩いていると、貴重品ロッカーを教えてくれたりもした。
先輩から頂いたｻｳﾅ無料券で入泉料はタダだ。マッサージは先輩推薦のＳさんを指名したので、指名料1,000円が加算される。
久しぶりにサウナに7分入り、余裕をもってマッサージを受ける。確かにこの人は上手である。月曜ということもあって、マッサージルームには私を含めて3人しか客は居ない。
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9時半に終えて、さあ！飲むぞ！一人で祝杯のような壮行会のような気分で、これから講演と執筆で長期出張の門出を祝った。
料理は大した物を頼んだ訳ではない。夕食を兼ねて、ここでは初めてのハムエッグと定番のメンチカツ。そして中瓶のビールだ。ハムエッグの蕩ける黄身が美味であった。
その後、食べ過ぎか？と迷いに迷って、味噌カツをオーダーすると、先回とことなり、金網の上に鎮座されて提供され、さらに味噌ソースが別皿であったので、私の好みに合わせて、僅かに付けて食することが出来て大満足であった。
メールを書きつつ、カウンターで一人の祝宴を終えると明日の朝は早いので11時に早々眠ることにして、まだ明るいレストルームのリクライニングに身を委ねると、たちまち寝入った。