日曜朝。8時に起床し「サンモニ」見つつ論文執筆のための文献を整理してから読み込む。9時45分から朝食の後、手の冷え対策でお湯に浸ける。新聞を読むと「ストレスと寿命は無関係」とあって、先のピロリ菌問題と合わせて安堵する。
礼状メール書きなど、中部経済新聞の原稿のテーマは従業員持株会として、ワード・イラストと書きながら『ご近所の底力』では商店街の活性化を鑑賞する。これが意外に役立つ・・・
介護施設への出張商店街では、お年寄りに「買い物の楽しさを味わいたい」との施設の方のお話は人間心理の深さを思い知った。人は単に物が欲しいだけではない。したがって、注文した物だけが届くのでは満足は半減するのである。
さらに、商店街丸ごと100円(縁)商店街とする計画など感心する。要はアイデア次第である。
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6時に書き上げ、夕食の後、駅前まで車を取りに徒歩で向かい運動を兼ねる。その足でピーナッツなどを買い『龍馬伝』では岩崎が論文で世に認められてゆく過程を描いていた。
さらには、後世から見れば、大局を見誤らない事柄をその時の熱情だけで、「攘夷」を唱えて、それを却下されると、自分の身分が低いことが原因と曲解してゆく、そのプロセスが克明に描かれていた。
自分が、時流の渦のどこに位置するのか見極めることは難しいものだ。そしてそれを間違えたからといって不幸になるものでもない・・・
一昨年の『篤姫』でも井伊大老との対談の中で、「攘夷」が叶うかの問答が秀逸であった。
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ジャグリング途中に、偶然、亀田大毅のチャンピオン戦をライブでやっていたので、最後の2ラウンドだったが鑑賞した。判定勝ちで見事、新チャンピオンになったのだが、門外漢の私には判らないが、大変だったろうと思う。
書評の件では、お2人の恩師から拙著の受け取りのメールが届いていたので経過報告を兼ねて返信を書きつつ「ソロモン流」ではショコラの三枝氏と、『ルビコンの決断』では、電動自転車のヤマハパッソの開発物語を鑑賞する。
特に後者は開発のあり方の内のマーケットインやリーダーの決断に関して勉強になる。
講演に伴う懇親会で飲酒が続いたので、今夜は休肝日である。残る時間にホテルと新幹線の予約をしてから就寝する。