土曜朝、7時半起床。昨夜は酒のつまみを食べ過ぎたのでホテルの朝食を抜き、早速執筆に取り掛かる。10時に9日間の缶詰を終えて、チェックアウトする。本当は、もう脱稿しているはずだった。
しかも溜まった仕事もある。これへの攻めの姿勢で、電車の中でアポの電話する。さらに、上京予定をキャンセルし帰社して、社員と更正の請求の打合せをし、また執筆に戻る。
午後からは著作権調整のため昭和30年代の作者を探すが、なかなか連絡先が見付からない。出版社はもとより、文化庁に著作権の裁定について相談する。夕刻に文化庁の担当者から電話を頂き、調査するのと並行する。今日は20ページ程進んだ。
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『情熱大陸』は建築家の坂茂(ばんしげる)を録画で見る。再生紙の「紙の筒」(紙管<しかん>)で作る家をハイチ地震の被災地などで普及させる。
坂氏の創造の方法も参考になる。例えば、世界に出る時、日本を打ち出さない。普通なら世界に出る時は受ける日本を出すとエキゾチックだからのだが、これを坂氏は、わざとしない。
氏の創造性は、“その時の興味のある物、気に入っているものを、そばに置き、そこからイメージを広げてゆく”・・・・あ~~似ていると共感する。
また、氏はこうも言う。建築家はデザインが中心でなく、現場監督。調整だ。午前2時就寝する。