土曜朝6時半起床。早々に執筆開始。8時からの『ゲゲゲの女房』は、1週間見ていたが、初めて感激するシーンに当たることができた。書籍同様、視聴者(読者)をテンポ良く引っ張ってゆくスタートダッシュが必要なのだが、この展開にはちょっと心配。
執筆していると、8時50分、予定より早く、“子供みこし”の音が聞こえてきた。今日は地元の岐阜祭りで、町内を練り歩くので、祝儀を渡さねばならないのだ。
早速、表に出ると、目前に迫っていた。何か今年は、子供が多い。若い人たちの転入が増えたのだろうか?良いことだ。
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朝食を食べ、花見の打合せを妻とする。子供達はそれぞれの用事があるので、夫婦で出掛けるのもいいが、妻の実家の両親は普段は家に閉じ篭りぎみだからと、誘うことを考えた。
電話すると、母は出かけていたので午後から出掛けることになるも、問題は何処に行くかが問題で、ネットや準備しておいた切り抜きなどで検討をする。10時45分まで掛けて様々な場所を考えた。
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それから再び執筆に戻り、昼食後、母が戻ってきて出掛けることが決まった。12時45分のことだ。まずは次男の大学合格のお礼参りに地元の学問の神様の加納天満宮に行き、ここから墨俣の一夜城跡ぐらいの積りで出発する。
最高の天気だった。南税務署の傍に流れる川沿いに桜が咲いているので、参拝の後、そちらに足を延ばすと驚いた。幹線道を挟んだ東に想像を超える花道が続いていた。
4人とも、初めて見る所であった。不思議なのは父すらもここを訪ねたことがないことだった。人は少なく、花は満開の絶好の立地だった。この川沿いをぐるりと一周して天満宮に戻って堪能できた。
帰り道、アピタにでも立ち寄ってアイスクリームでも食するか・・・と提案するも、お腹が一杯との母の言葉でそのまま帰宅する。
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1時45分帰宅だから、丁度1時間の花見であった。妻はこれで良かったと言ってくれる。戻って早速、執筆に戻る。没頭が始まる。
しばらくして、ワードのページ設定に大きなミスがあることを発見した。1行の文字数とページの行数が違っていたのだ。
用紙の大きさに気を取られていて、こちらを配慮するのを失念した一ヶ月ほど前の見切り時の失敗だった。
さあ、大変だ、これまで書いた部分・・・といっても既に全体の4分の3近くまで書き進んでいたので、これを修正するのは大変である。しかし原稿スペースが増える方だからまだいい。空白が増えるだけだ。
愚駄愚駄言っていても仕方がない。淡々と修正するしかない。コツコツとやり続ける。これが、流し込み原稿の書き方と異なる私の創造手法の辛いところでもある。普通の原稿の書き方なら歯牙にも止めない部分であろう。そしてそれをどれだけきっちりとやり切るかが売行きを左右する。
没頭して頭が酸欠状態となり、無性に甘いものが食べたくなった。ゆで小豆缶を開けることにするが、中々、缶きりが見付からず3つのキャリーバッグの中を調査しまくってようやく発見して食する。
2時就寝する。