2日間の京都旅行で遊んだ翌日は1日出っ放しの仕事であったが、振り返ってみると殆ど毎日外出していて、しかも東京が多い。外出しなかったのは4月11日(日)までに遡る。
自分ながら意外だった。一倉先生の「穴熊社長」になっていないという意味では正解であるが、著作上は腰を落ち着けて書けていないことになる。
遡った4月11日も期限後申告に没頭していたので、執筆できていたのは4月5日にまで遡るから20日以上前ということになる。
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昨日の短大の講義で思い付いたDVDの発注をし、東京の先生の新事務所が赤坂のプリンスホテル裏のビルに移転されるとのことで祝いを考え梱包するも、研究会のメンバーで押しかけることになったりで、会費制となり、送るのは見合わせることになった。代わりに論文が完成したら、その抜き刷りをお渡しすることにしよう・・・等と考える。
ゲラが届かないので、「また」紛糾していると懸念と疑惑が持ち上がってきたので念のためにメールをしておく。
万が一の出版中止が、あの会社の場合ある得るので、他社への営業を開始することを考えなければならない。数年前は、それをせずに、他の原稿が多忙になったこともあって、3年間塩漬けにしてしまうことになった反省である。
他からのオファーがあったにも関わらずそれをお断りして、この出版社にお願いすることにして、具体的に話が進み、全原稿を脱稿して・・・そこから約半年間、翻弄させられた上での出版中止だったから、こちらも警戒しないことがむしろ可笑しいくらいで、どうしても疑い深くもなる。
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ブログの20日追加記入をしておく。「時間差」である。
3時からやっと執筆構想に入る。まずは、文献読み込みである。鈴木忠一氏の本は神保町で買い求めたものだ。有斐閣のオンデマンド印刷では1万円もすることを、紀伊国屋新宿本店で見て驚いたが、古本なら1,800円であった。
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5時45分まで集中し、終業時に確認したFAXで、最後の望みを消すことになった。鍵を掛けるとき思わず社員に「まだ諦めていない」と言い掛けていたのだが、その手にはまだ読んでいないFAXがあった。これも営業であるから仕方がない。
夕食直前に見て知った。確定である。しかし、駄目は駄目なりに対策・計画・戦略を立てなければならない。それが災いを転じることに出来る。「禍福は糾える縄の如し」である。挫けてはならない。
それにしても、世の中は正確に判定されて評価される訳ではないことだ。組織へのこれまでの貢献度や知名度などが左右する。だからことブランドが成り立つ。特に組織では単位ごとの貢献度が重要なのだろうと思う。納得である。
それが「認識」されるまでにも「時間差」がある。それを受け入れなければならない。それが正確に判定される機会も近くに来るのを楽しみとすることにしよう。
それまでは、今、取り掛かりだした目の前の構想に精進するのみである。
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今年も楽しみしていた宿泊研修の案内がまだ来ないので直接に電話してみると東京に栄転されたとのことで、日中に電話した折には不在であったが、6時半に電話がやっとあり開催は間違いないとのことであった。
問い合わせたのは、もし開催されるのであれば大学院の講義日程と重なるため、振替なければならないためである。
7時半から、指導教授の信山社の9,240円もする高書の熟読を開始する。昨年1月に購入して、ざっとだけ読んだ部分を今回の執筆に合わせて深読みするのである。本と言うものは、このように値段が一見高くても活かせばいかにも安いものである。読んでみて本当に感謝する。
読み込みの中で必要な文献が見えてきて、それを日税図書館のコピーサービスで発注する。
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途中でブログを書いたり、入浴しながら出版社への対応を考え、ある決断に達した。そこまでの無理を聞く必要もないので、断られる事を覚悟して、それもまた良いチャンスと考え、駄目なら、ご縁がなかったと無理押しせず、従前に評価して頂いたS氏に持ち込むことで新たな展開が出来ると決した。
長男の試験後の家族旅行や、8月以降の上海万博旅行の可能性など検討する。後者は、全員の日程を合わせるのは非常に難しい。
執筆のための文献研究を一通り終えて、非訟事件の問題点について構想というよりも解決策も含めた原稿を練る。これが実務的に解決しなければならない今回の論文の課題であるから難しい。
これまでに、素晴らしいアイデアとして並行方式を開発したが、最後で最大の問題である「裁判費用」については難問だ。しかし、これを何と瓢箪から駒で解決できたのだ。これもこれまでの蓄積があったればこそであった。
それは、正に就寝直前であった。まるでこれを夢の世界へのお土産かのようにして、1時半就寝する。