6時半起床し、いつもの朝。『ゲゲゲの女房』では出版社との原稿料を巡ってのトラブルが話題になっている。この後、踏み倒されて、次の出版社では運命的出会いを果たすことになる。しかしこの夜、自分もそうなるとは思いもよらない。
9時25分。昨日に続いて、9時半に朝食コーナーが終わるギリギリに2杯目の珈琲を飲み行く。部屋に戻ると、昨夜問い合わせたＭＭのやり方について、返信が届いていたので・・・
さっそくＨＰを覗いて、1時間ほどは読んでみるが、初歩的なことが分からない。しばらく勉強しなければならないだろう。
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11時から執筆し、1時過ぎに徒歩で秋葉原へ向う。万代橋を徒歩で渡るのは初めてのことだ。ここで周囲を見渡すと、いつぞやＴＶ中継で見た、四方が鉄道のポイントであった。
金曜の午後1時半なのに、人で混雑している。誰もがオタクに見える・・・。ダイビルに入り研修会場に30分前に到着する。中央最前列に座り、時間まで執筆を続ける。
2時から経済産業省の講演「中小企業の事業承継 現状と課題～今後の税理士への期待～」が始まり、最後の円滑化法の改正点だけが目新しく役立つと思った。
資料では民法特例の確認と申請件数のデータも良かった。除外合意が計20に対し固定合意は何と０である。また、円滑化法適用実績では、贈与認定・申請合計が29、相続のそれが181、確認のそれが751であった。
特に、固定合意は、執筆中の原稿に関連するところで難解であるが、それを如実に表した実績とも言えた。確認は放置も出来るからこれ位あっても少ないくらいだろう。
贈与・相続は今の制度のままでは恐ろしいことになるが、その認識が不足するにしても、高齢化でまだ増えるやもしれないし、納税対策が増えて減るかもしれない。
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休憩時間に主催者のＮＰ通信社の販売コーナーでＭＭや特命事項相談を受けているお客様の相続税調査対策に役立つと思って90％引きのＤＶＤを購入しておいた。まあ、確かに元値が４５万円では高過ぎるもんね。
休憩時間中にこのＤＶＤを流すなどは販売方法としては上手だった。これをショーでも使えるな・・・とも思った。
後半のＭ＆Ａの講演は基本的で、余り聞き所はなく、パネルディスカッションでも余り盛り上がらなかった。しかし司法書士会でのパネラーになる可能性があったので、そのためのパネラーの話し方や態度･表情・身振りと目線などの所作を研究して役立った。
また、運営上では照明とプロジェクターの使い方も他山の石となって役立ち、ディスカッションは最後に盛り上がったが、その原因は、「ほお！」という内容であることも参考になった。
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明日の予定と時間を考え、やはり今日行かねば行けないと決意して、秋葉原から品川に向う。品川駅横のラーメン店で「なんつっ亭」に向った。品プリ前にある店なのだが、品川はこちらの方に歩いてきたことはほとんどなかったことに気付く。店はガード下の店で半地下である。
超人気店だが、まだ5時だからだから空いているだろうと思うと、お客さんが丁度いい程度に入っている。5割ほどか・・・券売機で一番シンプルな700円を求める。直ぐに出てきた。黒い油が独特で、十分満足だった。
そして、品川から東京に戻り、オアゾの書店前のフリースペースに机と椅子が空いていたのでここで、約1時間仕事し、6時15分から書店に入り、見回りＭＭの本は余りなかったので意外だった。もう相当脱落したようだった。
6時半の開場は少し遅れていた。3階のセミナー会場に入る。熱心なファンが居るのだろ。最前列から埋まり、3列目中央に座れた。
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まずは、カリスマ講師のＨ先生の講演で、冒頭のＤＶＤの放映に続き、ロッキーのテーマ音楽に乗ってジョギングして後方から登場とのアメリカンスタイル（？）だ。
その昔、初めてＨ先生の講演を聞いて以来、何十年ぶりだろうか？20年前後は経過していると思う。
1時間ほどの講演なのだが、半時ほど他って交代されて「残念！もっと聞きたい」と思った。後半は著者のＫ氏の講演である。そうかＨ先生は監修者だったのだ。
この著者の方を私はこれまで知らなかった。勿論、先々週だったかに上京して偶然買ったからこそ、今回の講演入場券をゲットできたのであるが、その時点では、私にとっては知らない方であるし、この瞬間まで、私の目的はＨ先生であった。
ところが・・・である。ここで運命的と思えるほどの出会いが生まれるとは驚いた。講演を聞きながら様々な戦略が頭を持ち上げ、メラメラと輝きを増していった。これが書籍を縁とする出会いであるし、書籍だけでは気が付かなかったことであった。この瞬間のために、今回の上京の全てがあったと感動した。
講演後にサイン会があるのに備えて、名刺に書き込みをして準備を始める。これも、ここでの講演会受講が3回目という経験から編み出したのである。
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サイン会では、当然に名刺交換もし、握手もするが、問題は会話だ。来月の私の講演に招待する旨を伝えた。次の人が並んでいるのでそれだけを手短に話し、工夫した名刺に後は託す。
つづいて、Ｈ先生にもサインをもらい、20数年ぶりと伝え、「え？岐阜から？」と驚いて頂き、強く握手を求められた。これも遠いからこそである。
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こんなに満足感のある夜は珍しい。ウキウキしてホテルに戻り、昨夜飲んだが、今日は特別だとコンビニで特別に恵比寿のホップの緑缶500ｍｌを買って、一人で祝杯を上げる。
そんな訳で、予定外に酔っ払い11時に早々寝てしまったぁ！（翌朝早起きすることになる・・・これが凄いことに繋がって行く！）