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建設業許可紹介+波状的不安感+著者直接電子出版の未来

前夜4時前に就寝して7時起床したが、1時間追い寝して8時起床する。朝から、昨日の決算対策訪問のお客様からの問い合わせに応じて、行政書士さんを紹介する手続を取る。
間に立つと両方に連絡を取り合わねばならないので結構大変でバタバタする。特に建設業許可では取得条件があるからである。

その後、精神的な不安が襲ってきていた。良いことと悪いことが波状的に押し寄せるものの、額的絶対性はやはり大きいのは経営実務である。だから落ち着かない。それは・・

私の持論でもある。「パラパラ会計」でも書いたことである。収益が安定しないと経営者は創造的仕事ができないということである。

しかし、現に財務的不安定が生じてしまっていれば、その建て直しに短期的には傾注せざるを得ない。しかし、それだけでは駄目なのである。やはり両方やらなければならない

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そんな不安定な中、2つの嬉しいことがあった。一つは相続市場の有望性をレポートしたレガシイの天野先生のレポートである。かねてから私も考えていたことを文字にしていただけて、やはりこうして文字となったものを拝見すると安心感が広がった。

ただし、日本に相続税がなくならないことが前提だ。世界的な潮流としてありえないことではない。ただし日本人はそこまで海外に出て行かないと、現在の若者の数々の動向をTV番組からチェックすると、読める。ユニクロが「民族大移動」と発破をかけなければ動かないのが現在であるし、かくいう私もそうなのだ。

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2つ目は、中央経済社から増刷の連絡が入ったことだった。第二版もこれで4刷を達成することになり、初版と肩を並べることになる。有り難いことである。ただし金額は専門書故に部数は少ないため、多くはない。根本的不安が解消されるには遠く及ばない。

著者紹介に追加書籍名をいれることにし、さらに後から気が付いて、今後の講演予定を編集者に伝えてもう一冊の増刷のタイミングの参考資料としていただいた。

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並行して気乗りのしない請求書作成を半日かけて愚駄愚駄とやっていた。何故気乗りがしないのか・・・収益が不足していることもあるが、一番の気病みは半年の集計作業が迫っていることだろう。

それに対して、今年度から報酬入力システムが変更になり、その集計にまた面倒な手間が必要だから、やりたい仕事がその分できなくなる焦燥感が不安になっているのだ。

こんな単純なこと、言ってみれば身勝手なことでも分析しないと判らないものである。様々な不安が重なり合っているからから、消去法で取り除いて分析しなければ自分の心が感じていることすら判らない不思議さである。

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ダビングしながら、『ルビコンの決断』とWBSを見る。
前者では、花王の新製品開発が、テーマで現在ヒット中のアタックの500mlの液体濃縮洗剤ですすぎ1回で済んで時間と水と電気を節約する製品、「アタックNEO」を見る。この手の物語は書籍の企画と通ずるので常に参考する。

校舎の『WBS』では電子出版の特集をいつもより詳しくやっていて役立った。特に、著者が直接出版しWEB公開する手法で出版コンサルの方が既に動き出して出版社から編集者が独立して立場が変化する近未来に対応を検討する。

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2010年06月03日 09:09に投稿されたエントリーのページです。

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