8時に起床してTVを見た後、8時20分から1階に降りて朝食を頂く。昨夜午前様で転がり込んで泊まるだけだから、4,980円で十分だと思っていたので、この無料朝食はどうであってもお徳なのだが、それ以上の満足感を与えてくれた。
ゆっくりチェックアウトの準備をして9時過ぎに徒歩で淀屋橋に向う。川沿いに由緒正しい古い銀行などの建物が並ぶ中を15分ほど歩く。
約束の時間までに20分程あるので、汗を引かせるために隣のビルの地下にある、これまた由緒正しい喫茶店に入る。しかしフロアはめくれて落ちぶれていた。こういうのを店の人は気にならないものである。これで売上が下がっているに・・・
アイス珈琲と頼み、関東では「冷コウと言う」とか昔の論議を思い出した。
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10時5分前に、呼び鈴を鳴らして本日1軒目の訪問を開始した。この会社とは東京で箱田先生の講演を聞いた折に偶然出会い、「この方だ!」と直感し、早速アポイントを取ったのだった。
1時間の面談で、パラパラ会計の本を贈呈し、パラパラ会計第二弾の講演をご案内して辞去する。
淀屋橋から新大阪は地下鉄で直接向える。午後の訪問先の場所を確認して近くにあるメルパルクの地下のレストランが丁度11時半から1,500円のランチをやっているので既におば様連中の行列が出来ていたため、まあ、午後の訪問は3時で時間があるので、ここならゆっくりできるか・・・と予算は高かったが入ることにした。
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しかし誤算だったのが、電波が届かないことであった。メールもブログもこれでは書けないから時間を過ごせない。早く食べて上がることにした。
和食と中華と洋食の3つのセットから選べるのだが、私は和食を選んだ。ところが、サービスの仕方の工夫がされていないので、折角の料理の魅せ方が下手で、失望感を与える提供の仕方を他山の石とした。
済ませると1階のロビーに上がり、自動演奏のピアノの横でメールとブログを書いた。喫茶もあるのだが、先の昼食のセットに珈琲も付いていたので飲む気にもなれないからロビーの休憩用の椅子で過ごした。
午前の訪問会社に対して、講演パンフを取りまとめてメールする。
1時になったところで、本来は余裕を見て3時のアポであったが、予定が空いているのなら今からどうですか?と電話して、快く受け入れて頂けたので、早速訪問することにした。
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学会出席のために京都に行くついでに大阪の出版社に顔を出して・・・との思い付きから始まった大阪訪問だった。
さらに以前に講演を受注頂いてお世話になった方が名古屋から大阪に変わり、大阪支社長にまで栄転されたことを知ったので、それならばと挨拶にと・・・随分前にアポを取らせて頂いたのだった。
それから暫くして執筆中の原稿が、この会社の営業内容と相性が良いことに気が付いたので、直前になってから上京の折に得る校正ゲラを追加で1部貰ったので、これを午前の会社に続き、お見せすることにした。
とっても気に入って頂けて、新しいコラボ企画の話も出る。また、この会社での出版の相談にも乗って3時に辞去する。
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地下鉄で来たので、JRで大阪に戻ろうと違う道を選択したら、これが結果的に大回りとなった。途中で、「しまった!」と思いつつも、時間的に余裕のあるときに、こういうことをしておくと地理が頭に入ると覚悟して新大阪駅を端から端まで歩き、在来線ホームへ向う。
大阪から地下鉄に乗り直し南森町の出版社を目指す。訪問時間まで余裕があるので、地上の商店街を少し歩いて、喫茶で時間調整し、先程の訪問先へ資料を送付するなどのメール作業をする。
5時に訪問すると、受付で、お名前をど忘れして慌てた!最近、これが多い。歳か?
今日は取締役になられた担当の方お一人とお話をして、事業承継と次の企画に対して話し合う。
1時間ほどの打合せの後、地元の小洒落た料理屋さんで酒宴となりご馳走になる。出版社の方とは殆ど食事をご一緒することがないので、今夜はとても珍しいこととなった。生ビール2杯の後、焼酎のお湯割を麦で、馴染みの銘柄などや初めてのものなど変えながら3杯ほど頂く。
この店は移転するとのこで、その前に久しぶりに訪れたとのこと。お土産にお店オリジナルのふりかけを頂いた。
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9時頃、お開きとなり、タクシーで大阪駅まで送って頂き恐縮した。在来線で半時余りたって京都へ向かいつつ、来週の研究会に出席の返事を立ち入力して送信する。
京都駅から地下鉄の五条駅すぐのホテルに入る。昨夜と同じチェーン店であるから安い。
殆ど隣接するセブンイレブンで買い物して、明日の学会準備などして入浴、就寝したのはいつのことか記憶に遠い。