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朝4時起床決断+エステーに学ぶ+顧問相談+リスケ銀行訪問

7時15分起床で、朝のチェックをする中で考えた。師匠は何故、午前4時に起きるのだろう?そこに思いの強さをアッピール・体現する修行の実践ではないだろうか。
人は何かを必死に思うときほど居ても立ってもいられなくなる・・・お百度を踏むのも、茶断ちもそうだ。ただし、これらは応援的行動だ。

本人が居ても立ってもすることとはより直接的な効果がある。私も参禅や断食を決意して実践したことがあった。独立した当初、厳寒の中でも水浴びをしたこともあった。それが、今の自分の奥底を構築していると確信している。

今、何をか、「しよう!」と考えている。実践が「難しく」、かと言って「出来る」ものでなければならない。
「難しい」とは、多くの人には、中々できないということで・・・
「出来る」とは、自分には、意思さえ強ければ出来るということだ。

学ぶは「真似ぶ」からという。かつてTKCの創始者、飯塚先生に学び参禅、水浴びをしたように師に「真似ぶ」ことから始めよう!

「守・破・離」の守から始めてみよう!そこで、明日から午前4時起きを真似させてもらうことにするのだ!

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先日の『カンブリア宮殿』のエステーの鈴木喬(たかし)社長(75歳)の話を聞き、経営を学ぶことが多かった。特に新製品開発は、現在開発中の我が社の製品について思いが馳せる・・・

エステーは備長炭を使った「消臭力」など、ニッチマーケットでシェア№ワンを確保している。除湿剤・防虫剤・脱臭剤がそれだ。目に見えない脱臭効果を見えるようにしたりして消費者からの支持を得ている。

しかし、日用雑貨メーカーで花王などの大企業に比べれたら段違い2桁違いの中規模の会社に過ぎず、さらに問題は大赤字であったことだ。
この会社を途中から率いた鈴木社長の激烈さは凄まじい。『我々は単なる品物を作っている訳じゃないんだよ。熱と意気と感動を込めて売っている。』

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伝説の社長就任演説では『俺の目に適わない奴は叩き殺してやる!』が録画に残っている。
大改革1は『絞込み』で、860アイテムを売れ筋280に絞り込む。
大改革2は『集中』で、新製品開発は1つにした。「戦国時代から戦略は一転突破だ」と鈴木社長は言う。

この2つとも、中小企業の生きる道を示している。
その時、メルマガの内容を考えていた、エステーより遥かに小さい私は、迷うのを止めて、ある一点とした。

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語録の『知恵がないから価格を下げる』に頷いて拙著に講演用の語録として加える。『お客様に頭を下げて聞けばいい。それには質問力が重要』もまた同じ。

奇抜なCMでは鹿毛宣伝部長の発言は参考になった。『世の中がちょっとビックリする、ギリギリの線を狙っている』これは言い得ている!

『消臭力』や『ムシューダ』に代表される商品名も社長が考えるがダジャレが効いている。これは本のタイトルと同じだ。村上氏も言うように、本の中身を表していることが大切だ。

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新型インフルエンザ大流行の頃、売れているマスクを生産中止にした話も面白い。私は消費者側で同じことをしていたので、まったく混乱に巻き込まれること無く過ごせましたが、エステーも鈴木社長の英断で「売れ過ぎは危ない。必ず反動が来る。ピークで逃げることは出来ない。」

村上氏は「あの時、大増産したメーカーは大量在庫が残ってしまった」と言い、やはりなと思った。

その昔、水が売り物になると聞いた時は、耳を疑ったが、今では当然のようにミネラル水が売られている。同様に、鈴木社長は言う『将来は空気を売る。水は飲んでもたかが1日精々2リットルに対して、空気は何十リットルと桁違いに多い。』

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10時には、昨日急遽面談を決めたアポイントのお客様と、第三者割当の打合せをする。
話を終えて、お客様から税務顧問の相談を受ける。大きな会社だから大変なことである。それだけに責任も大きい。しっかりした仕事をしなければならない。月次試算表や決算書・申告書はしない代わりに、経営を左右する税務を指導して行かねばならない。

私の示す顧問料に、それは年額なのかと思うほどにお客様は驚く。しかし、案件の重要性と巨大性から、それでも最低だと考えて提示した。つまり、それくらいなら私も真剣に取り掛かる気になるのだ。

それを10万や5万でやってくれと言われれば、適当にやれば、やれなくはないだろう。しかし、それでは、今、解決策の見当たらない仕事に関して、見積額が提示できない中で、必死に状況を精査することはできないし、半端な金額では、こちらが真剣に出来ないからだ。

それほど、親族関係株主の対立の際立った案件である。だからどちらかというと引き受けたくない案件とさえ言える。恐らく殆どの人に解決できないだろうと思える案件である。

今日の面談が最後になっても構わないと考えた。それがお互いの為だと腹をくくって提示した。駄目なら駄目でいい。他にやることが山とあるから、お手伝いするなら、それらが後回しになってしまうから、それを補えるだけのことがないと経営は成り立たない。

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1時間弱の面談後、名古屋講演の打合せメールを書いて、リスケ交渉のために電車に乗ろうとすると、雷が近くで落ちた。駅近くの駐車場から駅までの間に落雷の危険を考える程だったので、月極め駐車場を諦めて駅直前のコイン駐車場を探したが、これも遠くしか空いていないので、結局、借りている駐車場に駐車した。

一駅隣に着いたところで運転見合わせとなってしまった。次の駅の周辺の雨量計が警戒値を超えたためという。また光と音が同時の雷が響く。

名鉄も運休中とのアナウンスに、暫し待つ。しかしいつ回復するかは不明だ。乗客の誰かが「先日は、8時間待ちだったよ~初めから8時間と分ってればいいけどさ~」と話している。もっともだ。

暫く後に運転再開されても、名古屋駅で乗換えの特急には結局間に合わないだろう。それよりは、多少遅れるかもしれないが、車でゆくことを考え始める。

午前に別会社の訪問をしている社員と合流する予定だったが、先に特急で乗って行ってもらうなど打合せをするも、今度は携帯のバッテリーが不足し出した。長話は控えて緊急用に取っておかなければならない。

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迷いに迷って、決断する。今、思えばこの決断こそ英断だった。
ここからタクシーで地元駅まで戻ること1,400円ほど要し、そこから事務所に戻って、往復の3時間の間に聞くCDを搭載して高速に乗る!

走りながら、馴れないナビをやっとセットすると、約束の時間にほぼ間に合いそうだ。先日受講した講演の講師のCDが昨日代引きで届いていたので、これまた熱い内に打てとばかりに聞く。すると素晴らしい復習となって移動時間を活かすことが出来た。

しかし、高速も50km制限が何箇所かで出ている中を先行車の水煙で車間を保たねばならない走行で到着時間を徐々に切り上げ、目的地にはさらに15分早く着くことができた。

何とか、当初約束した時間は幅を持たせてあったので、この範囲内に銀行に到着することができた。

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社長夫妻と、私共の合計4人が応接間に入り経営計画を説明しリスケの依頼をする。
半時余りで終えて辞去し、社長の誘いで近くのコメダの喫茶で珈琲を頂く。実は昼食も摂っていなかったが興奮してすっかり忘れていた。当初は名古屋駅で乗り換え時に15分あるからホームで、麺類を・・・の予定だったのだ。

帰りの運転を考えると正に珈琲の方が良い。社員を乗せて事務所に戻る中、往きに聞いていたCDの続きと、メルマガの師匠のCDを一緒に聞き、これからの経営方針を確認する機会ともなった。

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5時過ぎに帰社し、6時半から夕食で、明日は4時起きだし、最近我が家はシャワーに変更になったので、食後に先に失礼することにした。

そうでなくとも、往復3時間の雨の中の運転などで疲れ切っていたので早く寝ようと考えた。残務整理やメールでの決意表明などして10時過ぎに就寝する。 

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2010年08月10日 18:29に投稿されたエントリーのページです。

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